やまぼうしー自然の記録帳ー

富山県内の自然を中心に、自然や自然現象を記録にとどめておきたいと思っています。

カナブン(富山市)

2020-06-22 13:52:00 | 昆虫類

高3の孫娘が、「部屋の網戸にカナブンがとまっている」と教えてくれました。さっそく2階上がり、彼女の部屋の網戸にとまっていたカナブンの写真を撮りました。彼女は、小学生のころ私の趣味の自然観察にさんざん付き合わせたので、カナブンくらいは知っています。香川照之プロデュースの昆虫プリントTシャツ(「たまむしちゃん」「かまきりくん」)を着ているくらいです。

ときどきでかけている猿倉山の樹液酒場では、まだカナブンは見ていません


《2階の孫娘の部屋の網戸にとまっていたカナブン 2020/06/21》


《2階の孫娘の部屋の網戸にとまっていたカナブン 2020/06/21》

※ 妻から「何でも欲張り過ぎ」と言われます。言われるとおりで、いくら『毎日が日曜日』で『晴耕雨読』の身でも期間中に読みきるのがたいへんなくらいの本を図書館から借りてしまいます。(人気の本は複数の予約があり、いつ借りられるか予測不能。天候も予測不能で、晴天が続くと……。)頑張って読まないと。


《現在、図書館から借りだしている本(妻の分を含みます)》

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オオシラホシアツバ(県森林研究所樹木園/立山町吉峰)

2020-06-22 09:27:29 | 昆虫類

山道を歩いていると、足元から飛び出した黒っぽい蛾がオオバギボウシの葉裏にとまりました。離れた暗いところなので、フラッシュを使いズームで写しました。

帰宅後、写真を見ると、焦げ茶色の地に前翅にはV字をした白い紋があるクルマアツバの仲間、オオシラホシアツバのようです。幼虫はブナ科(クヌギ)の葉を食べます。(ウェブサイト『虫ナビ/オオシラホシアツバ』2020/06/22参照)


《足元から飛び出してオオバギボウシの葉裏にとまったオオシラホシアツバ 2020/06/21》


《足元から飛び出してオオバギボウシの葉裏にとまったオオシラホシアツバ 2020/06/21》

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クジャクチョウ(立山町栃津)

2020-06-21 18:42:02 | 昆虫類

樹木園からの帰りに、久しぶり(おそらく40年ぶりくらい)に栃津に寄ってきました。時間もあまりなかったので、集落から車で5分くらいのところまでです。

県道と林道との分岐点に車をとめ、10分ほどあたりを散歩しました。林道の栃津川にかかる橋から上流を眺めていると、どこからか飛んできたクジャクチョウが橋にとまりました。新鮮な個体です。近くで発生しているのでしょうか?この辺りは標高は300mに達しないところなので、高原の蝶クジャクチョウのイメージとはマッチしません。

短かい時間ですが、空にはサシバが舞い、川にはカワガラスが飛び、カジカの声が聞こえてくるいい時間を過ごしました。


《栃津川にかかる橋にとまったクジャクチョウ 2020/06/21》


《新鮮なクジャクチョウ 2020/06/21》


《栃津川にかかる林道の橋から感じのいい栃津川上流の眺め 2020/06/21》

※ 今日は夏至で、父の日。先週、妻の錯覚で1週早く感謝してもらったのですが、やはり今日が本番だからと娘の買ってきたケーキを皆で三時にテラスで食べました。錯覚に感謝‼


《テラスで三時の準備》

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ケラ(富山市)

2020-06-21 04:05:36 | 昆虫類

2020/04/06のブログで庭の植込みにいたケラを紹介しましたが、その後は見かけていませんでした。

この日、朝、ゴミを出しに行こうとしたところ、自宅の駐車場のコンクリートの上をケラが歩いていました。自宅でケラを見かけるのは、久しぶりのことです。

《自宅の駐車場を歩いていたケラ 2020/06/16》

《自宅の駐車場を歩いていたケラ 2020/06/16》

※ 市立図書館から6月20日(日曜日)に借りだしてきた本です(妻の本も含まれています)。
   1 『日本のカエルフィールドガイド』(カエル探偵団編)
   2 『食卓は学校である』(玉村豊男著)
   3 『野菜の植え合わせベストプラン』(竹内孝功著)
      4 『はじめての野菜づくり図鑑』(北条雅章著)
   5 『ネコジャラはらっぱのモグラより』(吉田道子作)
   6 『わかれ縁』(西條奈加著)
   7 『好日日記一季節のように生きるー』(森下典子著)
   8 『佐野洋子の動物物語』(佐野洋子著)
   9 『英国アンティークのある暮らし』(ささきひとみ著)

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オオヒラタシデムシ(幼虫)(富山市太田南町)

2020-06-20 18:20:34 | 昆虫類

北陸自動車道に沿った道を犬と散歩中のこと、愛犬が便意を催しウンチをがんばっているとき、黒いものが道路を横切っていきました。ナウシカのオーム?三葉虫?ダイオウグソクムシ?……?いいえ、オオヒラタシデムシの幼虫だと思います。このあたりには多いようで、成虫をよく見かけました。

幼虫はワラジムシ形で、平べったい形をしており、刺激するとダンゴムシのように丸くなります。


《ウンチをがんばる愛犬のそば、道路を横切るオオヒラタシデムシの幼虫 2020/06/16》


《オオヒラタシデムシの幼虫 2020/06/16》


《刺激するとダンゴムシのように丸くなるオオヒラタシデムシの幼虫 2020/06/16》

※ 市立図書館の「新着図書」コーナーで玉村豊男さんの『毎日が最後の晩餐』を見つけ、予約して(少し待ちましたが)この前の日曜日に借りだしました。表紙の玉村さんの笑顔が素敵で、思わずこちらも微笑んでしまいます。
  現在、原則として(どうしても手元に置いておきたい本以外は)図書館から借りてきて読むことにしていますが、この本は妻も手元に置きたいというので、例外的にAMAZONで購入。帯に書かれた阿川佐和子のキャッチコピー、「夕日を眺めながら私は思う。ウチにも玉村さんがいたらいいのに……。」が実感できる内容で、さっそく実山椒を取ってきて妻流にアレンジした「玉さん式麻婆豆腐」を食べましたました。美味しかったー‼
  よく考えると(よく考えなくても)玉村さんの本はズーッと以前から愛読しており、最初に読んでその魅力を感じた『パリー旅の雑学ノートー』を初め、手元にあるものだけで15冊以上はありました。元気だったときには、長野県東御市にあるヴィラデストも家族で何度か訪れてレストランで昼食、ときには玉村さん(下の笑顔よりずっとお若いときです)が目の前でサインされた本を買ったこともあります。  


《市立図書館から借りだした玉村豊男さんの『毎日が最後の晩餐』》


《『毎日が最後の晩餐』の表紙の玉村豊男さんの笑顔》


《持っていた玉村豊男さん本(写真にないものを含め15冊以上はあります)》

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シモツケマルハバチ(幼虫)(県森林研究所樹木園/立山町吉峰)

2020-06-20 06:31:04 | 昆虫類

2020/06/08のブログ『ホシミスジ(県森林研究所樹木園/立山町吉峰)』で、「ミズバショウの苑」のホシミスジを紹介しました。同じ場所にシモツケが群植してあったので、ここで発生しているに違いないと、シモツケの葉で幼虫を探すことにしました。

すぐに、葉の裏にとまったり新葉を食べたりしたりしている1㎝に満たない幼虫を見つけました。これまでに見たことのない幼虫です。ホシミスジの若齢幼虫に違いないと写真を撮り、帰宅して確認することにしました。

帰宅後、ウエブサイトなどで調べたホシミスジの幼虫と見較べましたが、どうやら違うようです。その後、別の写真のハバチの種類を調べていたとき、ウェブサイトでそっくりの幼虫を見つけました。シモツケマルハバチの幼虫で、シモツケの花や葉を食べるます。

ウェブサイト『庭に来る虫/シモツケマルハバチ』2020/06/20によると、シモツケマルハバチは、「下野円花蜂、あるいは下野丸花蜂」と書き、幼虫がシモツケの葉や花を食べ成虫の体が丸みを帯びることに由来。幼虫は体長が最大で17ミリになり、シモツケの葉を食べている時期は淡黄色でやや透明感があり、花が咲く時期になり、花を食べ始めると、花色に染まり、しだいにピンク色になるそうです。体全体に白色の短い束状の毛があり、頭部は黒色、脚は淡黄色で、胸脚が3対、腹脚が7対、尾脚が1対。

次は、もう一度ホシミスジの幼虫探しに挑戦しようと思っています。


《シモツケの新葉の裏で休むシモツケマルハバチの幼虫 2020/06/15》


《シモツケ新葉の裏のシモツケマルハバチの幼虫 2020/06/15》


《シモツケの新葉を食べるシモツケマルハバチの幼虫 2020/06/15》


《シモツケの花 2020/06/15》

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コスズメ(吸蜜)(県森林研究所樹木園/立山町吉峰)

2020-06-19 18:59:11 | 昆虫類

「花木の林」の緩い斜面の一画(?)に時折草刈りされるちょっとした空間があります。今はノアザミが満開でしたが、半分くらいまで草刈りの作業が進んでいました。

少し小さめのスズメガが数頭、ホバリングしながら満開のノアザミの花の蜜を吸っていました。たまたまノアザミの茎にとまって休んだところを近づいてよく見ると、コスズメ(スズメガ科 ホウジャク亜科)でした。セスジスズメとよく似ていますが、腹の背面の線などが不明瞭です。


《ホバリングしながらノアザミの花の蜜を吸うコスズメ 2020/06/15》


《ホバリングしながらノアザミの花の蜜を吸うコスズメ 2020/06/15》


《ホバリングしながらノアザミの花の蜜を吸うコスズメ 2020/06/15》


《ホバリングしながらノアザミの花の蜜を吸うコスズメ 2020/06/15》


《ホバリングしながらノアザミの花の蜜を吸うコスズメ 2020/06/15》


《ノアザミの茎にとまって休むコスズメ 2020/06/15》

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アカガネサルハムシ(富山市太田南町)

2020-06-19 06:20:54 | 昆虫類

北陸自動車道に沿った道を犬と散歩していると、自動車道のフェンスにからんだノブドウに赤銅色金属光沢の小さな虫がついていました。全体に光沢のある金緑色で、前翅は周囲を地色に残して内側が赤銅色をしているアカガネサルハムシです。アカガネサルハムシは、成虫、幼虫ともにブドウ、ノブドウなどブドウ科の植物を食べます。

アカガネサルハムシは、日本のハムシ類中でも特に美しいものともいわれているようです。


《ノブドウにいたアカガネサルハムシ 2020/06/13》


《ノブドウにいたアカガネサルハムシ 2020/06/13》

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コガネグモ♀(造網)(富山市太田南町)

2020-06-18 21:35:02 | クモ類

北陸自動車道の下を通る用水の縁に生えるイタドリの草むらで、コガネグモが網を張っていました。

コガネグモは、平地の草むらで見られ、最も広く知られている大型のクモの一つです。造網性のクモで、ほぼ円形に近いきれいな円網を張って常にその網の中心に頭を下に向けて止まっています。


《用水縁りのイタドリの草むらで円網を張るコガネグモ 2020/06/13》


《用水縁りのイタドリの草むらで円網を張るコガネグモ 2020/06/13》


《用水縁りのイタドリの草むらで円網を張るコガネグモ 2020/06/13》


《用水縁りのイタドリの草むらで円網を張るコガネグモ 2020/06/13》

※ 今日、倉庫で探し物をしていたところ、うまく羽化できなかったヒョウモンチョウの死骸と羽化殻見つけました。2020/05/27のブログ「ミドリヒョウモン(終齢幼虫)(県森林研究所樹木園/立山町吉峰)」で紹介した幼虫が、帰宅してビニル袋からヤマナラシの小枝を取り出したとき逃げ出し、倉庫の中で蛹化、羽化したものです。
  大阪市立自然史博物館学芸員の長田庸平さんのご指摘のとおり、ミドリヒョウモン♂でした。


《倉庫で見つかったうまく羽化できなかったミドリヒョウモン♂の死骸と羽化殻 2020/06/18》

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ウスタビガ(終齢幼虫)(富山市婦中ふるさと自然公園/富山市[婦中町]新町)

2020-06-18 05:25:19 | 昆虫類

道端の草むらの中に、何か鮮やかな黄緑色の物体が落ちていました。何かなと近寄ってよく見ると、太く大きな青虫です。広いところに出してみると、今までに見たことのない幼虫で、腹側は濃い緑色、背側は鮮やかな緑色をしています。

帰宅後、『イモムシハンドブック』で調べると、ウスタビガの終齢幼虫でした(持ち帰って蛹化させればよかったと、後になって思っています)。


《道端に落ちていた(?)ウスタビガの終齢幼虫 2020/06/17》


《ウスタビガの終齢幼虫 2020/06/17》


《ウスタビガの終齢幼虫 2020/06/17》

ウスタビガの終齢幼虫に出会う少し前のこと、飛び出したアカシジミの行方を眼で追っていて、サクラに緑色の丸いものがぶら下がっているのに気づきました。なんとか手元に引き寄せてみると、ウスタビガの空繭でした。


《サクラに残されたウスタビガの空繭 2020/06/17》


《ウスタビガの空繭 2020/06/17》


《ウスタビガの空繭 2020/06/17》

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ミズイロオナガシジミ(猿倉山/富山市[大沢野町]舟倉)

2020-06-17 18:10:25 | 昆虫類

2年ほど前に高圧電線の線下伐採されたところは、明るくていろいろな虫が見られるので、ここを目的の一つにして猿倉山に出かけています。

雑木林との境界を歩いていると、どこからか飛び出した小さな蝶が、高木(アオハダ⁇)の繁みにとまりました。手の届かない高いところの林冠の内側で、逆光なので陰になってよく見えません。フラッシュを使って写すと、今年初めて見るゼフィルス、ミズイロオナガシジミでした。

ミズイロオナガシジミ、成虫は年1回、関東地方以南の暖地では 6月頃から、寒冷地では 7-8月頃に見られ、夏の終わりには見られなくなります。 活動するのは主に夕方で、日中は飛ばずに木の葉の裏などで休んでいることが多いので、このときも休んでいたところ不意の人影に驚いて飛び出したものと思います。
卵は食草となる樹木(ブナ科植物のクヌギ、コナラ、ミズナラなど)の枝上、新芽のそばに産みつけられ、卵で越冬し翌春に孵化します。
ゼフィルスの中でも比較的生息地の広い種で、近年に都市化が進み森林が失われた地域の公園や住宅地などでも見られることがあるようです。(ウェブサイト『ウィキペディア(Wikipedia)/ミズイロオナガシジミ』2020/06/16参照) 


《ミズイロオナガシジミのとまった林冠の内側(逆光なのでよく見えません) 2020/06/16》


《同上をフラッシュを使って写した葉裏にとまるミズイロオナガシジミ 2020/06/16》


《葉裏にとまるミズイロオナガシジミ 2020/06/16》

※ 線下伐採されたところは、明るくてワラビが茂っています。つい先日、管理のための山道が草刈りされたようで、道の傍だけに点々と手ごろなワラビが出ていました。せっかくなので、一束ほど採って、お浸しにして食べました。


《あく抜き中のワラビ(左)とワラビのお浸し(右)》

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ツバメシジミ(富山市)

2020-06-17 07:43:16 | 昆虫類

朝、インゲンマメを収穫していると、どこからか小さなシジミチョウが飛び出してきました。「ツバメ」の名の由来である尾状突起が後翅にあるので、 ツバメシジミです。ツバメシジミは、我が家の庭では初めて見たチョウです。


《シロヤマブキの葉にとまったツバメシジミ 2020/06/17》


《シロヤマブキの葉にとまったツバメシジミ(後翅に尾状突起があります) 2020/06/17》

※ 我が家の家庭菜園で、今咲いている(実を収穫する)野菜の花です。ピーマンは咲いていませんでした。


《キュウリの雌花(花弁の下にキュウリの形をした子房があります) 2020/06/17》


《ゴーヤ(ツルレイシ)(ウリ科)の雌花(左)と雄花(花弁の下に子房がありません) 2020/06/17》


《ナス(ナス科)の花 2020/06/17》


《トマト(ナス科)の花 2020/06/17》


《食用ホオズキ(ナス科)の花 2020/06/17》


《インゲンマメ(マメ科)の花 2020/06/17》

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サラサヤンマ(産卵)(県森林研究所樹木園/立山町吉峰)

2020-06-16 19:04:42 | 昆虫類

樹木園に隣接する山野草園の小道は、管理もほとんどされず、利用者もほとんどいません。ふだんは乾燥していて近くに沢もない小道ですが、梅雨入り以来この数日の雨で沢のようになって水が流れていました。

ふと気が付くと、このうす暗い小道の高さ1mに満たないところを、サラサヤンマの♂が数mの範囲でゆっくり往復していました。時々ホバリングもしています。せっかくのチャンスですが、私の腕では写せない状況なので、♂の往復を指をくわえて(ボンヤリと)みていました。翅が擦れる音に我に帰ると、いつの間にか♂が♀を捕まえ、繋がったまま低いところを何度も往復しています。「どこかに近くにとまってくれ!」と願いましたが、突然視界から消えてしまいました。後になって、「交尾は樹梢に静止して行われ」(『富山県のトンボ』2004)ることを知りました。

意気消沈して帰ろうとしましたが、念のためもう一度と同じ場所を見に行くと、1頭のトンボが脇のギボウシの茂みの中に入ったのに気づきました。慎重にギボウシの葉の隙間から探すと、サラサヤンマの♀が、落ち葉の積もった中に腹端を差しこんで産卵していました。

前回(2020/06/06)この樹木園で初めて「サラサヤンマ」と認識してホバリングしている♂の写真を撮って以来、もうすこしましな写真(静止、産卵そしてホバリング)を撮りたいと思っていたら、案外早くチャンスがやってきて、前回の写真よりも少しましな産卵中の♀の写真を撮ることができました。「交尾の写真やホバリングの写真も撮れたのに」は欲張り過ぎです。「虚仮の一念、岩をも通す」ではありませんが、何事にも一途に取り組んでいると成就することもあるものかも知れません。


《梅雨入り以来この数日の雨で沢のようになって水が流れていた山野草園の小道 2020/06/15》


《陰でサラサヤンマが産卵していた小道の脇のギボウシ 2020/06/15》


《落ち葉(?)に産卵していたサラサヤンマ 2020/06/15》


《落ち葉(?)に産卵していたサラサヤンマ 2020/06/15》


《落ち葉(?)に産卵していたサラサヤンマ 2020/06/15》

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ヒロオビトンボエダシャク(羽化)(富山市太田南町)

2020-06-16 12:53:31 | 昆虫類

北陸自動車道に沿った道を犬と散歩していると、自動車道のフェンスのそばのイネ科の草の穂で、羽化したばかりの蛾が翅を伸ばしていました。トンボエダシャクとよく似ていますが、腹部の黒色紋が小さいことなどからヒロオビトンボエダシャクだと思います。


《イネ科の草の穂で翅を伸ばしていた羽化したばかりのヒロオビトンボエダシャク 2020/06/13》


《イネ科の草の穂で翅を伸ばしていた羽化したばかりのヒロオビトンボエダシャク 2020/06/13》


《イネ科の草の穂で翅を伸ばしていた羽化したばかりのヒロオビトンボエダシャク 2020/06/13》

※ 市立図書館から6月14日(日曜日)に借りだしてきた本です(妻の本も含まれています)。
   1 『ツキノワグマのすべて』(小池伸介著)
   2 『毎日が最期の晩餐ー玉村流レシピ&エッセイー』(玉村豊男著)
   3 『器用貧乏ー山藤章二イラストレーションー』(桶川修著)
      4 『男子ごはんの本(その12)』(国分太一・栗原心平著)
   5 『つながりの蔵』(椰月美智子著)
   6 『いつもひとりだった、京都での日々』(ソウ・シンイン著・光吉さくら訳)
   7 『一日で鑑賞するルーヴル美術館』(小池寿子・芸術新潮編集部編)

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ムカシヤンマ(桜ケ池/南砺市[城端町]西原)

2020-06-15 11:11:51 | 昆虫類

桜ケ池の最奥、「水芭蕉広場」を散歩していると、木の柵にムカシヤンマがとまっていました。いつものとおりの翅を広げたまま張りついたような格好でです。

ムカシヤンマの幼虫(ヤゴ)は、谷の崖などに水がしたたり落ちゼニゴケなどのコケ類が一面に茂っているような斜面にトンネルを掘って住むという、ふつううのヤゴとは違う生活をするようです(ウェブサイト『ウィキペディア(Wikipedia)/ムカシヤンマ』2020/06/15参照)。

ムカシヤンマの成虫は県内の丘陵地帯などで5~6月によく見かけ、個体数も少なくないので、幼虫(ヤゴ)や羽化殻を見つけたいと、発生しそうな場所では注意して探していますが、残念ながら一度も見たことがありません。 

「水芭蕉広場」ですが、ミズバショウの花は終わっていました。


《木の柵に翅を広げてとまっていたムカシヤンマ 2020/07/07》


《木の柵に翅を広げてとまっていたムカシヤンマ 2020/07/07》

※ 桜ケ池は、砺波平野を一望する高台にある灌漑用の溜池で、530haの農地を潤しています。東海北陸自動車道桜ヶ池ハイウェイオアシスが隣接しています。ヘラブナ釣りなどをする人をよく見かけます。以前はワカサギ釣りができたようですが、現在はブラックバスなどが増えたせいかあまり釣れないようです。


《桜ケ池でのヘラブナ釣り 2020/06/07》


《桜ケ池でのヘラブナ釣り 2020/06/07》


《桜ケ池でのヘラブナ釣り 2020/06/07》

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