初めに、表題の “自動行動” は私の造語です。先ずはこの点、お断りしておきます。
日々のルーティン例えば、歯磨き、布団の上げ下ろし、トイレ、入浴、寝る前の着替え、等々、一旦すると決めたら後は、一々手順を考えなくても自動的に動作が進みます。
習慣に忠実に従い、このように行動が機械的に進むことを、私は勝手に “自動行動” と呼んでいます。日常生活の9割方は、この “自動行動” が占めているのではないかとさえ、私は考えています。
この “自動行動” ですが、どうやら買物時のカード精算も含まれるようです。
最近は、ポイントカードも電子マネー化が進み、予めカードにお金をチャージしてさえいれば、カードを翳して精算機に触れるだけ。カード翳しも含めて全てが “自動行動” で済みます。
私は、系列スーパー共通の○オンカードをよく使いますが、最近、こんなドジをしでかしました。
その日、歩行リハビリの途中で立寄った2軒目のスーパーでのこと。買物した後、いざ精算しようとしたのですが、何と、いつもサイフに入れているはずの○オンカードがないのです。
その場は現金で済ませましたが、さあ大変、すっかり慌ててしまいました。一体どこでなくしたのか、懸命に記憶を辿りました。
出て来た答は簡単、先に立寄った1軒目、同系列のスーパーでした。そのスーパーまでは片道1500歩余、急いで引き返しました。
さて、1軒目のスーパーに戻って、問い合わせた先はサービスカウンター。遺失物にないことを確認した係の店員は、その後レジへと向かってくれたのですが、なかなか戻って来ませんでした。
しばらくして、焦れた私も後を追ってみました。精算したときのレジを見たところ、カードがありました。何と、精算機の読み取り画面上に放置されたままだったのです。
レジが休止中だったことが幸いでした。どうやら、休止直前の最後の客が私だったようなのです。
なぜ、こんなうっかりミスが? 何か別のことに気を取られてボーッとしてたのか、それとも “自動行動” にもボケが来ていたのか、そんな理由しか考えられません。
前者とすれば、恐らくそれは歩測のこと。歩数が飛んで計算と合わなかった所があったのです。
もう一方の後者とすれば、行動すべてにおいて何でもアリなのがボケ、そうとしか考えられません。
今のところ、歩行リハビリは順調に進んでいます。
その日の歩行リハビリは結局、総歩数が9100歩余。予定では6000歩程度に抑えるつもりだったのですが、3000歩ほどオーバーしました。余計に、二つのスーパーを往復したのですから “是非もナシ” です。
が、こんな調子では、体力の方は回復したとしても、ボケの方も順調に(?)進むかもしれません。
それでつい、こんなことを想像してみました。見た目は元気な老人が、なぜか歩数が合わないとブツブツ呟きながら徘徊している姿です。
唯々無心で徘徊している本人に罪はないのですが、こんなボケ老人、想像するだけでゾ~ッとしますよネ?!
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