昨年夏に受けた放射線療法後の食道がんは、ほぼ3ヵ月毎にCT撮影や検血の定期的検査を受けています。
先週の定期的検査では、それらに併せて久々に胃・食道内視鏡検査(内視鏡検査)も受けることに。再発の有無の肉眼的審判となるだけに、さすがに緊張しました。
その日はとても時間効率(タイパ?)がよく、午前9時半には採血とCT撮影を終えていて、その直後には内視鏡検査用ベッドに早くも横たわっていたという段取りのよさでした。
さて、かれこれ10数回目(?)になる内視鏡検査は私にとって慣れたもの。それでも今回は久々にシンドイ思いをさせられました。
検査中、担当医が何度も、チューブを奥まで入れたかと思ったら少し引き戻し、
再び奥へグッと入れる操作をしきりに繰り返したのです。
ですから、さすがに何回かオェーっと吐き気を催してしまいました。
しかも、こんな言葉まで検査中に飛び交っていました。
「ルゴール染色、・・・生検、・・・」
これらの言葉は食道がんに特異的なヨード染色と染色後の生検検体採取の意。
そう理解しつつひたすら耐える時間が続きました。
この間、精々15分たらずだったはずですが、私としては倍以上の長さに感じられました。
「(あぁ、やはり再発部位が見つかったのか?)」つい、こんなよからぬことが頭をよぎりました。
内視鏡検査では、一見してよくない所見なら、
「次の診察のとき、主治医が説明しますから・・・」と、検査担当医は通常口を濁すものです。
が、今回の検査担当医は、あっけらかんとしたもので、
「がんが何処にあったかわからないぐらいキレイでしてネ、
病巣があった部位を探すのに思いの外時間がかかってしまいました」と、正直に告げてくれました。
散々弄られたせいで、食道炎のような胸のつかえ感が検査後2日経ってもまだ残っています。
それでも現金なもので、肉眼的に再発が見つからなかったものですから、そんな不快感も不問に付すとしましょうかネ?!
なお、今回の検査結果は、正式には10日後に改めて説明してもらえる予定です。
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