ヒゲジイのアル中よもやま話

断酒を始めて早7年目。このブログは回復プロセスの記録と脳のリハビリを兼ねて綴っています。やはり、まだチョット変ですかネ?

足に重りをつけたよう・・・

2023-08-23 10:35:44 | 老化現象

 現在、私が通っているAAのミーティング会場は1ヵ所だけ。
そこの参加者の最年長は Y 氏です。
私より5歳上だから今年77歳になるハズです。

 先日、ミーティング会場に向かう道の途中で Y 氏に出会いました。
正確に言うと、先を行く Y 氏の足がゆっくりなため、
はるか後ろを歩いていた私が自然に追い付けたという次第。

 コロナ前から耳が遠かったY 氏ですが最近は、
難聴に加えて足もとも覚束なくなってヨタヨタし、
歩き方が随分遅くなっているのです。

「Y さん! 足、重そうですねぇ!?
“歳を取ったら、足に重しを付けて歩くようなもの” と、
昔、NHKの番組で言ってましたが、
実は私も、まさしくその通りになりましてネ」と、
私の方から話しかけると、・・・

「おや、ヒゲジイさんもそうなったか?
わたしなんか、少しの段差でも怖くなって、
ほれこの通り、段差を避けて車椅子用のスロープを歩いている有様サ!」と Y 氏。
たとえ僅かな段差でも、それを避けるためなら多少距離が長くなっても、
敢えて、歩いて上り下りする方を選ぶのだそうです。

 実は私もこのところ、歩き始めて700歩もすると足が重たくなってきます。
休憩を取ったりすると、却ってその重たさがハッキリします。
まるで別途、足に重しをつけたような感覚ですが、痛むわけではありません。

そんな足のズッシリした重たさも、アキレス腱付近を左右30回ほどよく揉むと、
温かい血の巡りが足に戻って、重たい感覚からメデタク解放されます。

 そう言えば、5~6年前まではAAの仲間にこんな変人がいました。
足腰の老化を防ぐための鍛錬とか言って、ワザと両足首に1~2 kgの重りを付け、
これ見よがしに下駄履きで街中を闊歩してました。私より1つ年上の T 氏です。

 そんな T 氏も寄る年波には勝てず、コロナ禍直前の69歳の頃には
さすがにシンドくなったのか、足から重りを外して歩いていました。

 他のミーティング会場では今でも、T 氏が姿を見せているそうですが、
コロナ禍に入ってから以降、私は彼に会っていません。

 ところで、足の弱った Y 氏も、60代まで(?)は健脚だったそうです。
かくも足の老化は、否応なしに誰にでも忍び寄るもののようです。

 

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