筋トレというにはおこがましいですが、私は毎朝、腕立て伏せや腹筋、
スクワットなどを15分ほどかけてやっています。
ある朝、その腕立て伏せをやっている私を見て相方が、
「腕立て伏せは、膝を立ててやっても効果は同じだってよ!
わたしでも膝を立ててなら、40回はいつでも出来ているよ!」と、
声をかけてきました。
老人の介護予防として、市の福祉センターではピラティス(ヨガ?)や
ストレッチの実地指導をしています。
その介護予防の実地指導を継続して受講している相方ですから、
彼女の言葉は、腹に一物もない、よかれと思っての受け売りだとは思いました。
私の方はと言えば、腕に体重をかけての屈伸に必死だったので、
「長続きしないからだよ!」と、ぶっきらぼうに返してしまいました。
この言葉足らずの言い方によほどカチンときたのか、
一言も発せず無言で出勤して行った相方でした。
ご承知のように腕立て伏せは、両腕と両足首だけで全体重を支えます。
が、実際にやってみるとわかりますが、腰からお尻、太腿の裏、
さらに脹ら脛、足首にかけての身体の裏部分に体重のほとんどが掛かります。
腕の屈伸の回数が続けられなくなるのは、
身体の裏部分がその荷重に耐えかねてが実情なのです。
決して、腕っ節の強さだけで回数をこなせるわけではありません。
さて、久々にやってみるかと1年前、試しに始めたのが腕立て伏せ。
そのときは、たったの1回も出来ないで終わりました。
“継続は力なり”。 今では、ギリギリ30回は出来ています。
相方に腹を立てられたことで、やっと気づかされた言葉足らずでしたが、
ならば一体何と言えばよかったのでしょう?
「無理して頑張ってやっても、大抵は長続きしないからだよ」
がよかったのか、あるいは、
「長続きさせるなら、出来るだけ楽なやり方で始めるのがいい」なのか?
今になっても、何が最も相応しい言い方だったのかわかりません。
“微妙なニュアンスは端折った言い方では伝わらない”
間違いなかったのはこの考えだけ、と思うのみです。やれやれ・・・。
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