予備校の宿舎で1年間一緒だった縁から始まった友人二人が、
わざわざ私に会いに来てくれました。
一人は東京から、もう一人は鳥取からです。
私のブログ記事を読んで、余命幾ばくもないと知った一人が
もう一人に知らせてくれたことで実現しました。
かつて40代に一度、大阪で三人一緒に会って以来ですからほぼ30年ぶり
でしょうか? 有馬温泉に宿を取り、ささやかな宴を三人一緒に愉しみました。
もちろん、私はアルコールなしです。
“♪もぅいくつ寝ると~” と、楽しみにしていた再会のひと時はあっという間
でした。今は、心にぽっかり穴が開いたようです。
“これを話そう、あれを聞こう” と目論んでいたことの半分も果たせずに終って
しまったような・・・。それでも彼ら、こんな言葉を私に残してくれました。
“がん なんて、(ロシアンルーレットみたいなもの)
私らの誰がなってもおかしくない。”
“還暦を過ぎたら残りの人生、オマケみたいなもの。
今からでも楽しんで生きなきゃソン。
もちろん、嫌なことはしなくてよい!
“ものを食べられなくなったらその時こそ死に時。
きっと、穏やかに死ねるから大丈夫!
これらの言葉は、控えめながら励ましの言葉として受け入れることが
できました。
あの日以来、彼らの一言ひとことを繰り返し噛みしめています。
今まで生きてきてよかった。今、心からそう思えています。
“今日は残りの人生、最初の日
今日も一日いい日にします!”
TさんYさん、ほんのひと時でしたが貴重な時間を一緒に過ごしてくれて
本当にありがとうございました。
残り少ない人生ですが、この心意気で生きてゆきます。
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