ヒゲジイのアル中よもやま話

断酒を始めて早7年目。このブログは回復プロセスの記録と脳のリハビリを兼ねて綴っています。やはり、まだチョット変ですかネ?

1 . 17の教訓を敢えて一つだけ

2019-01-15 06:08:30 | 雑感
 当地では、もうじき1 . 17メモリアル・デイを迎えます。阪神淡路大震災発生の日、1995年1月17日から丸24年経とうとしています。

 当時、私は激震地の縁に住んでいました。あの震災から得られた教訓はいくつもありますが、今回は被害を拡大させた火災に絞って、得られた教訓から一つだけ取り上げてみます。

 震度6強~7クラスの地震ではライフラインの電気、都市ガス、水道は直ちに止まります。たとえ建物が大丈夫だったとしても、屋内の家具類はことごとく倒れ、家の中はグチャグチャになります。当然、通電中の電気器具も家具類の倒壊に巻き込まれます。

 ガスや水道とは違って電気の復旧は早いので、電気が再び通ると家具類の下敷きになった電気器具本体が加熱したり、配線がショートしたりして火災が起こりうるのです。これが通電火災と言われるものです。

 人口密集地が震度6強~7クラスの地震に見舞われたら、被害を拡大させるのは大規模火災です。

 神戸~阪神間の複数箇所で発生した大規模火災は地震発生から2時間ぐらいして起きました。地震後に起きた火災の60%以上が再通電を引き金とした通電火災だったと言われています。消火用水が出なかったことも相俟っての大惨事だったのです。

 個人レベルで地震直後にできることは精々ブレーカーを下げるぐらいなものですが、地震で気が動転して、ブレーカーにまで気が回らないのが現実でしょう。そんな時に備え、お勧めしたいのが感震ブレーカーです。

 個人住宅なら自助の意味合いが強いのですが、集合住宅では共助という意味でもお勧めです。コストも1万以下で済みそうです。ここは自助・共助の精神で是非、検討してみてはいかがでしょう。

 災害の経験談は、その経験から得られた教訓こそ語り続けられるべきだと思います。以下の記事は、私の震災体験とその経験から得られた教訓を記したものです。是非、ご一読ください。


大地震へ、日常出来る備え』(2015.2.14投稿)
アルコール依存症へ辿った道筋(その16)阪神大震災、地震の当日』(2015.1.23投稿)
アルコール依存症へ辿った道筋(その17)連続飲酒から脱出・仕事再開!』(2015.1.31投稿)
アルコール依存症へ辿った道筋(その18)被災地では・・・』(2015.2.07投稿)



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