先週、歩行リハビリの途中で自転車に乗った警備員の兄(あん)ちゃんと遊歩道でバッタリ。兄ちゃん、職場のコープへ出勤途中のようでした。
つい2,3日前もコープで見かけたばかりだったので、そのときの様子から話し始めました。
「やぁ、この間見かけたときはネ、背中が随分逞しくなったなぁって、
正直、思ったよ。しょげかえっていた頃がウソみたいだ。」と私。
「ボクね、・・・金のことなんかどうでもよくなったんですよ。
あっいや、もちろん、貯金はしますよ。
(女の子に)貢いでしまった金のことなんか、
今更クヨクヨしてもしょうがないっていうことですよ。」
と、兄ちゃんサバサバしたもの。
「何事も投資だからねぇ、損するときもある。」と、私もそう相づちを打ったのですが、・・・。
「その辺のことがわかって、やっと大人の入口に入れたかなぁ、
という感じです。」このときの兄ちゃん、屈託のない笑顔でした。
あれは2年前の丁度今頃のこと。この兄ちゃん、その頃付き合っていた女子大生との仲が進まないことを嘆いて、ひどくしょげかえっていました。
聞けば、いくらお金をつぎ込んでも食事を一緒にするぐらいが関の山。一向にメッシー(古!)以上の関係にはならないと言うのです。
これを聞いて私は、こんなふうに助言してあげました。
「そりゃ、縁がないということだから諦めた方がいい。
たとえ続けたとしても、何も変わらないと思うよ。」
これに続けて、こうも付け加えました。
「いっそのこと、玄人筋の風俗に行ってみたら。
彼女ら、ドライに割り切っているから見かけ以上にしっかりしてるし、
裸になっての付き合いなら本音が見えるときもあるはず。
却って、教えられることが多いと思うよ。」
こんな乱暴な私の話を聞いた後、一時「今、三股をかけているんですけど・・・」と、照れ笑いしていた兄ちゃん。少しヤケになってしまったかと、そのときはヒヤヒヤしたものです。
今回、彼の話を聞いて、あの危機をうまいこと乗り越えられたのは、私の助言が効いたせいでは、と思い直しました。
こんなことでも年の功と言うのでしょうか? 勝手にそう思い、秘かな喜びにしばし浸った私です。
ランキングに参加中です。是非、1日1回下をクリックして順位アップに応援お願いします!
クリックしますとポイント加算され、その日の順位が表示されます。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます