朝起きたら、天照大神の御札の前で必ずやる儀式があります。
先ず、お供えしている水を新しいのと取り替え、次いで御札に二拍手一礼し、そしてこう誓うのです。
“今日も(一日)、いい日にします”
このとき “・・・します” と言い切ることが肝腎。自ら声に出してこう宣誓することで結構、気持ちがキリッと引き締まります。
なぜ “・・・します” と言い切る?
願いを叶えるのに、神頼みや他人任せの他力本願では情けない。棚からボタ餅式にただ幸運を期待するだけなんて片腹痛いことです。
やはり、自発的に “自力で・・・します” と能動態で宣言した方がよっぽど前向きで潔いと考えています。
もしも、この儀式の後で輝く朝日を拝むことができたら最高で、その日の始まりは上々の出だしとなるわけです。
“今日も、いい日・・・” と言えば最近、こんなことがありました。
それは先月末の30日のこと、いつもの歯医者で治療を終えた後、会計窓口で受付嬢と交わした会話です。
「ついこの間、正月だったのに、明日からもう10月か?!」と私。
「月日の過ぎるのは速いですよネ、私でもそう思いますよ」
と、30代前半と思しき受付嬢。
「段々、年寄りの私の域に近づいているねぇ~?! (笑
“1日1日を大切に” とはよく言うけど、
中々、きれい事では済まないからねぇ、この世の中」と私。
「そうそう、毎日アタフタ・アタフタしてばかり!(笑」と受付嬢。
こんなささやかな会話を、若い人とチョット交わせただけでも
“今日も、またいい日”。心も和むというものです。
そして、書家で詩人でもある相田みつを氏を思い出しました。
“しあわせは いつも自分のこころが きめる”(相田みつを)
私の朝の宣誓には、彼のこの言葉とも相通じるところがあるようです。
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