糖尿病性網膜症を併発する恐れがあり、初期の白内障とも診断されているので、眼科にも半年に1回通院しています。今回は、そのときの一コマです。
眼科の再診は先ず、診察前の眼圧と視力検査から始まります。これらの検査を済ました後、やっと診察室に呼ばれることになります。
眼科の診察室は薄暗く、わずかに医者の手元を照らすぐらいの照明しかありません。そんな暗がりの中で、主治医のこの切り出しから診察が始まりました。
「検査結果に問題はありません。何か変わったこと、ありましたか?」
視力検査で問題ナシ、と先手を打たれた後のこの問いかけです。患者はどう応じるべきでしょう? 私はつい、こう応えてしまいました。
「何もありません。」
すると、
「自覚症状って、結構、重要なんですよ。」主治医の方は続けて、こう念を押してきました。
本来なら、何よりもこの言葉が先にあるべきだったのです。既に、先手に応じてしまっていた私の方は、既に毒気をすっかり抜かれていました。
今さら手の内を明かされても後の祭でした。 が、
「(それを早く言って下さいよ!)」こう本音をぶつけてもよかったのかもしれません。
実は私、このところ少し目がかすんで視力が衰えてきたような気がしてなりません。できれば頃合いを見計らって、それを相談してみたかったのですが、みすみす次回に先送りとなった次第。
その後、眼底などを丁寧に診てもらい、問題ナシということで再び半年後の予約と相成りました。
“診察は先ず問診から”。眼科でも、やはり患者の自覚症状が最も重要なのです。このことがわかっただけでも収穫のあった一日でした。
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