ブラームス
ピアノ協奏曲第1番
ピアノ…アラウ
指揮…ジュリーニ
演奏…フィルハーモニア管
好み度…4(5点満点)
冒頭からオケの迫力と不穏をはらむような緊張感は重厚。
その緊張感の中、静かに入るピアノもまた大きく重い。ずしりと重量級で情の濃く込もった演奏のように思う。
ジュリーニはどちらかといえば開放的ではあるが緊張感漲る演奏をするイメージではなかったが、ここでは重い緊張感に満ちた演奏を聴かせる。
第1楽章の重い迫力も、重みを感じさせながらほの明るいような美しさを感じさせる第2楽章もよいが、終楽章は力感が陰を潜める印象があり(音質もそれまでの重みからちょっと遠くからかすれて・くすんで聞こえるように変わるような印象すらあり、違う日に録って、何か設定がうまくいっていなかったんじゃないかと思うくらい(本当にそうなんじゃなかと思う))、第1、第2楽章は名演級かと思うがトータルでの感銘度はそれほど高くならない印象といったところだろうか。
ピアノ協奏曲第1番
ピアノ…アラウ
指揮…ジュリーニ
演奏…フィルハーモニア管
好み度…4(5点満点)
冒頭からオケの迫力と不穏をはらむような緊張感は重厚。
その緊張感の中、静かに入るピアノもまた大きく重い。ずしりと重量級で情の濃く込もった演奏のように思う。
ジュリーニはどちらかといえば開放的ではあるが緊張感漲る演奏をするイメージではなかったが、ここでは重い緊張感に満ちた演奏を聴かせる。
第1楽章の重い迫力も、重みを感じさせながらほの明るいような美しさを感じさせる第2楽章もよいが、終楽章は力感が陰を潜める印象があり(音質もそれまでの重みからちょっと遠くからかすれて・くすんで聞こえるように変わるような印象すらあり、違う日に録って、何か設定がうまくいっていなかったんじゃないかと思うくらい(本当にそうなんじゃなかと思う))、第1、第2楽章は名演級かと思うがトータルでの感銘度はそれほど高くならない印象といったところだろうか。