ブラームス
ピアノ協奏曲第2番
ピアノ…ルービンシュタイン
指揮…クリップス
演奏…RCAビクター響
好み度…4.5(5点満点)
ルービンのピアノは飾らず一音一音が一粒一粒のように実直な力を持つかのようである。
オケも華美な美しさなどはないが実直で素朴といえるような厚みと力強さで応え、クリップスらしい素朴な味があるように思う。
両者相まって素朴で健全な力強さを感じ、それはほのかな明るさにつながるようでもある。
第2楽章にそれほどの緊張感はなく、あまりつかれないまま入る第3楽章はチェロの音色も何とも情を誘うような美しさであり、クリップスとルービンのよさが出て柔らかさとほのかな明るさを漂わせた温かみのある美しさは懐かしいよき思い出を回想するような趣があり美しい。録音は少し古さを感じるが許容範囲、計算しつくされた完成度とか、何かに圧倒されるとか、そういう感じではないが、おおらかで実直な力強さとほのかに明るい温かみのようなものを感じる盤のように思う。
ピアノ協奏曲第2番
ピアノ…ルービンシュタイン
指揮…クリップス
演奏…RCAビクター響
好み度…4.5(5点満点)
ルービンのピアノは飾らず一音一音が一粒一粒のように実直な力を持つかのようである。
オケも華美な美しさなどはないが実直で素朴といえるような厚みと力強さで応え、クリップスらしい素朴な味があるように思う。
両者相まって素朴で健全な力強さを感じ、それはほのかな明るさにつながるようでもある。
第2楽章にそれほどの緊張感はなく、あまりつかれないまま入る第3楽章はチェロの音色も何とも情を誘うような美しさであり、クリップスとルービンのよさが出て柔らかさとほのかな明るさを漂わせた温かみのある美しさは懐かしいよき思い出を回想するような趣があり美しい。録音は少し古さを感じるが許容範囲、計算しつくされた完成度とか、何かに圧倒されるとか、そういう感じではないが、おおらかで実直な力強さとほのかに明るい温かみのようなものを感じる盤のように思う。