この日の2店目です。12時37分に到着すると10人の行列。厨房内には見慣れた宇キャップを被る、初めてお見かけする店主さんと新小金井街道店で何度かお見かけした助手さん。お二人の仕事振りをボケっと眺めていると、20分程でラーメンが配膳されました。
小ラーメン少なめ、大蒜+つけ味+ネギ。
平べったい麺はやや軟らかな茹で加減に感じました。
軟らかめの茹で加減のお陰か、スープをたっぷりと纏って双方の一体感が生まれ、止まることなく麺を啜り続けました。
ザックリとカットされたキャベツがガリっとする位の仕上がりの野菜。
豚は2つ。
プルンとした脂身としっとりとした赤身で構成された豚。
どちらも全体に甘辛いタレが染みて軟らかく、角煮のようでした。
ほぼ脂身の破片も丼底から。
通常のラーメンスープと比べると、表面には胡麻が浮かんで酸味と辛さが加えられたお陰で、甘酸っぱいなというのが第一印象。
どっしりとした乳化スープをベースにしているからか、冷し中華のタレをより甘じょっぱくしたような印象で、飲み応えがありました。
水でさらされたのでしょう、ツンとする辛味もなくシャキッとしたネギ。想像していたよりもたっぷりと。麺と絡めたりスープに浸したりして。
大人しめの風味の大蒜。
券売機の上にあった魚粉と、
カレー粉。どちらも美味しいのでが、二郎からは遠ざかってしまう気もします。
10分弱で完食。初めてのつけ味は、ラーメンとつけ麺のどちらとも付かない中途半端さが否めない、という感想。次回は、素直に乳化スープを楽しみたいと思います。