夢・つれづれに

何時も夢とロマンを持ち、思いのままに綴りたい

2015・伝統芸能の今

2015年09月05日 | 舞台鑑賞

今年もチャリーティーの季節
”ゴールドリボン+世界の子どもにワクチンを”と一流の舞台出演者が毎年行って7回目になり、私も参加した。

今年の出演者は市川猿之助、藤原道山、上妻宏光、亀井広忠、田中傳次郎、そして
村治佳織、村治奏一さん達

猿之助が芸術監督を務める「春秋座」で
の公演を観てきましたが、さすが素晴らしく
良い思いをしてきました。

気持ちだけの寄付をしてきました。

無理やりに2枚購入した手ぬぐいはどうしても暖簾

そして、財布に付けるゴールドリボン
各公演先の寄付金の事などの報告があったり、各役者がロビーに立ち寄付を呼びかけていました。

どれもこれもステキだった、音色や声もよかったです。(ほんまもんですねさすが!)

猿之助の“鉄輪”の朗読だったり舞(着流し)は益々大きくみえましたね。そして筋書きがあったので、よくわかりました。(葵の上
の比較も)

(このすけ弁当もアップする予定が消してしまつて失敗失敗)

 


お蔦さんに逢いに~

2014年06月22日 | 舞台鑑賞

近鉄線(懐かしい電車)に乗り「八尾・プリズムホール」に行ってきました。

と言っても八尾に降りるのは初めて、ましてやプリズムホールは~

まあ何とか尋ねて~
何のために、四代目他澤瀉屋の方達、そして々贅沢な役者方がお二人の襲名に
華を添えて下さっています。(右はプリズムホールの緞帳)

 

幕開きは御目出度い三番叟
右近、笑三郎、笑也そして澤瀉屋の面々

秀太郎を筆頭に主な方々の襲名お披露目挨拶

そして、待ってましたいよいよ
お蔦さんの出番です

これで人は(茂平)変わったけど三回目のお蔦。
色々勉強を重ねた猿之助のお蔦です(とっても楽しみです)が、声のトーンが
高かってメリハリがなかったのはね~
勿論人が変われば何とやら、役者としては丸くなっていてあれはあれで良かったのかもしれません。(三味線や歌は余裕)

私はあくまでも私ですが亀治郎時代、客演したお蔦が好きですね。

他に中車、門之助、猿弥、月の助、猿三郎そして竹三郎、寿猿、弘太郎、澤瀉屋の
方々。

若い弘太郎の役は四代目も以前(もちろんその時は亀治郎)演じていましたっけ。

もう少しです訪問した土地を楽しみながら無事に千穐楽を迎えられるように願っています。


 余談ですがお土産を買ってきました。
(4色あったのですが白と紫)

 

 


宝塚100周年を祝う舞台

2014年03月25日 | 舞台鑑賞

色々話題があり知人(月組春海ゆうさん)が舞台に出演し一生懸命でもある宝塚歌劇を観にいきました。

花の道の桜のつぼみも間もなく、道の両側には可愛い花が咲いていました。
今日のチケットは生徒さんの楽屋口(用意して頂かっなかったら~観る事が)です。

こんなに変わりました。              (花の道より)

 

       宝塚歌劇の入口             

 

歌劇の内容は月組「宝塚をどり」「明日への指針」「TAKARAZUKA花詩集100」の3部作。

”宝塚をどり” 作・演出 植田伸爾 振付けに花柳壽輔、山村 若、花柳寿楽、若央りさ。

お芝居”明日への指針”作・演出 石田昌也

”TAKARAZUKA花詩集100” 作・演出 中村大介 衣装デザイン アントワーヌ・クルック
振付け
ゼェフ・カルフーンを迎え豪華に、賑やかなショウになっている。

それにも増して各組の男女トップの出演が約束されているので、会場は大盛り
上がりです。

私が行ったときは蘭寿 とむ、蘭乃 はなのコンビで卒業を発表したお二人の伸び々した
ダンスや笑顔が印象的。

他に100人のロケット、初舞台生の舞台と盛り沢山でしたが、もう少し落ち着きがほしかった。

あれよ々という間に終わっていました。
記念の公演だから力が入っていて舞台の展開が早く、ついていくのと知人の姿をおっかけるので精一杯でした。

私にはじっくりとお芝居が観たくなりましたね。               
                                                                    (敬称略)


 

 

 


梅田で観劇(風と共に去りぬ)

2014年01月23日 | 舞台鑑賞

”風と共に去りぬ”懐かしい(脚色や演出は宝塚フアンとしたらおお知り)

誰のバトラー?轟さんかな?ゆりちゃんかな?みきちゃんかな?
パンフレットを見ると歴代の方達が載っている。

アシュレーはノンちゃんが良かったし、フイナーレのダンスが印象的だったように記憶している。
それから拝見していないのか?定かではないので何とも~

さて、梅田芸術劇場の”風とも~”
知人(春海ゆう)が出演しているので拝見。
大劇場よりかは出演しているジェンヌさん達が少ないのが幸か、肉眼ですぐ解り
観る度にジェンヌさんらしくなって楽しみだねと思う。


轟さんのバトラーと龍のスカーレット。裏の顔が凪七(あんなに出演したかな?)
もっと重い感じがしたが、今回は何も心に残らなかった。

余談になるがパロディーで海峡ひろきがバトラーに扮した姿は良く似合っていたな~(あんなバトラーが観たい!)

勿論、轟さんのバトラーの台詞は素晴らしかったけどね。

まあ、上手くまとまっていて良かったように、それと拝見した席が2階の真ん中で
舞台全体が観る事が出来た。



南座の顔見世興行

2013年12月21日 | 舞台鑑賞

東西合同大歌舞伎というだけあって沢山の歌舞伎役者が顔見世で、それぞれの役に挑戦している。
京都の暮は年中行事
の吉例顔見世で賑わっていた。

演目は目新しいものは無いけど、人が変わればそれは楽しいもの。

『昼の部』は清盛を松島屋の我當が演じ顔見世で並ぶ「厳島招檜扇」(これは間に合わず、でも後で拝見)
「道行旅路の嫁入」は時蔵、梅枝、翫雀。微笑ましい母娘の情感がよくわかった。
「ぢいさんばあさん」中車と扇雀、月の助と春猿(このお二人は綺麗だしステキ)
料亭の場に澤瀉屋の人々が共演、華を添える。

「二人椀久」は孝太郎、愛之助(仁左衛門の代)

「義経千本桜」これは襲名披露四代目猿之助に秀太郎、藤十郎に静と義経。
松緑や愛之助等

『夜の部』は以前にも書いたけど「元禄忠臣蔵・(御浜御殿の場)」「口上」襲名披露

「黒塚」襲名披露に猿翁十種の内、四代目猿之助が挑戦する。
「道行雪故郷・(新口村)」藤十郎、翫雀との親子共演。「児雷也」。

 さて、今回は襲名披露の澤瀉屋の市川猿之助丈の舞台を中心に拝見した。
私は古典が大好きで今回は二つ共に楽しみだったしわくわくする演目であります。

出来栄えは裏切らなかった!
拝見するたびに成長と飛躍の跡が見えて嬉しい限り。素晴らしい舞台であった。(まだまだ、飛躍すると思う)

素晴らしいと言えば印象に残った人に中村梅玉丈。良かった!
これから拝見するときは楽しみに観る事に~

今回の役者さんに関して感じたことはやっぱり舞台の声や御化粧、立ち振る舞いそして、小道具などが重要かな?と思った。

もうあと何回観客の心をゆすぶり千秋楽が近づいて南座の幕も~

京都も間もなく年の暮を迎えようとしています。

 

 

 





 

 


二つの引き出し猿之助

2013年10月20日 | 舞台鑑賞

中々、ブログが投稿できずでも忘れかけてる舞台やら映画のライブを思いだしている。
大介君がパソコンを開けた瞬間、膝に乗って来るし知らん顔をしていると「にゃ~にゃ~」とうるさく鳴く
そのうち夫どっこいが何やら用事!ほんまにしゃあないな~(こんな状態で投稿できないよ)

そんなわけですが、四代目の事を少しアップして見ました。

9月28日シネマ歌舞伎「ヤマトタケル」を観に行く。
食わず嫌いの私、いくら猿之助の襲名と言っても好きでもない演目は、拝見しなかったが、13台のカメラ、50本のマイクそして、立体的な空間という評判。
やっぱり、観に行った(頑張っている四代目の舞台が大好きだから)

・・・・・だね。
襲名の口上、舞台の熱がそのまま伝わり、頑張っていたし豪華絢爛、迫力満点だった。

10月14日兵庫県立芸術文化センター阪急中ホール千穐楽「ヴェニスの商人」
を観に行く。

 



四代目の役はシャイロック、ユダヤ人の高利貸し、ひょんなことからイタリヤ人の高利貸し(彼は無利子でお金を用立てているキリスト教徒)アントーニオに貸すことになる。
シャイロックは異教徒のアントーニオに憎悪の念を抱いていて、もし返すことが出来なかったら「1ポンドの肉を切り取る」と約束をする。

物語は進み(自分の娘には裏切られたり、恋の駆け引きがあったり)
裁判の時、お金を返せなくなっったアントーニオに「約束だから,証文どうり肉を」
とシャイロックは要求するが~

そんなことは殺人になる。殺人者にならないようにキリスト教徒になれと十字架を首に掲げ裁判はけりがついた。

が、シャイロックは悔しそうにその十字架をたたきつけ涙と共客席におり、消えて行った。(やっぱり、自分からかってでた役には魂や情熱それに、迫力)

舞台では華やかに~(シェクスピアの物語は笑いあり涙あり展開が面白い)

いつも思うこと、四代目猿之助の舞台は熱い、素晴らしいシャイロックだった。
きめ細かい演技力に(裁判のシーンでは指輪をはずしていた。)涙をさそい幕。

     「ヴェニスの商人」 演出 蜷川幸雄 オールメ―ル

主な配役  シャイロック 市川猿之助
    
        ポーシャ   中村倫也

        バサーニオ 横田栄司

        アントーニオ 高橋克美

その他書ききれない人々、皆素敵だったよ


俳優として幾つも引き出しを重ねている猿之助、あきらかに成長しているし
起用だし努力家。
もっともっと歌舞伎役者として楽しませてほしい。
今は挑戦しなければいけないのかな~

でも私、猿之助の古典物を観て行きたい。

                  新しい四代目市川猿之助に期待する。


偶然に見つけたチラシ


こうご期待です。


      


 

 

 

 

 

 

 




 

 


切なさと楽しいショー花組観劇

2013年09月18日 | 舞台鑑賞

「今日は二人とも外出せんときな」と朝から娘からの電話

「パパはサービスに私はチケットを予約してあるので宝塚に」と言いかけたが返事はしなかったのである。
(だって、もう大阪は台風が通り過ぎて~)

何時も静かな”淀川”も土手の下の広場には水が来ていたようです。(後でわかったのですが)
JRも30分くらい遅れが出たり、運休だったり~
被害が出た方にはお見舞いもうしあげます。(映像から見るひどさに驚きました。

さて、宝塚も空席が目立つ舞台ですが、さすが花組ですね魅せられましたし
楽しかったです。

大好きな2階からの観劇でしたから、全体像が見えてわくわくしました。

芝居はコスチュームプレイで、ある詩人の物語です。

主人公のアンドレア・シェニエに花組トップの”蘭寿とむ”恋人に”蘭乃はな”を始め、
”明日香りお”、弟に”華形ひかる”等花組子たち。

フランス革命期にパリに生きた人々の切なくて儚い愛の形、そして理想を追いつづけ散っていった。
(余談だがこの前のお芝居”浪花阿呆鳥”も散ったな)

ショーはアップテンポの曲が多くて観客が一緒になって歌手やダンスを(手拍子等)楽しくスイングして盛り上げていた。(私はジャズがすき)

個性的な舞台!歌が上手いなとソロの”望海風斗”やさよならの”春風弥里”が明るく
歌い、燕尾服での男役の群舞はさすがすてき!です。(トップの掛け声もステキ)
振付けのANJUさんの階段デュエットダンス、やっぱり目がゆきます。

               今月の花組

ミージュカル 「愛と革命の詩」 ーアンドレア・シェニェー音
             脚本・演出  植田 景子


 ショー    「Mr.
 Swing」
               作・演出 稲葉 太地

 


坂東竹三郎・お祝いの会

2013年08月12日 | 舞台鑑賞



四世尾上菊次郎三十三回忌追善を兼ねた卒寿記念 坂東竹三郎のお祝いの会
国立文楽劇場で盛大に開催された。

ゲストに片岡仁左衛門(友情出演)、片岡孝太郎、市川男女蔵、市川猿之助
坂東薪車(弟子)、中村隼人、中村壱太郎を始め各役者(敬称略)

演目は猿之助の演じる女團七お梶に、義平治婆おとら(竹三郎)の共演
夏姿女團七”
と民谷伊右衛門の仁左衛門に竹三郎のお岩”東海道四谷怪談の二部構成。

久しぶりの女形(猿之助)とても々嬉しかったですし、天下の仁左衛門の伊右衛門との
贅沢な公演になったし竹三郎の人柄を感じる良い舞台になった。

私は尾上菊次郎さんて残念ながら知らないわけですが筋書きによると竹三郎さんの
養父で享年七十六才で逝去。

水口一夫氏が書いていらしたように上方式の派手さは無いが行儀のいい手堅い演技
、気品があって芸域の広さを持っていたと・・・。
まさしく義理の息子(竹三郎)に受け継がれていると言っても良いだろうと私は思う。

四代目猿之助(当時亀治郎)が会をした時のお手伝いをなさっていた竹三郎丈(もちろ
ん舞台の共演も)、写真を撮らせて頂いた事も~

日本舞踊の会か誰かの追善だったか定かではないけど楽屋でのショット~仲良し
なんですね。

 人柄は優しく、気さくで隠れたしっかりとした実力の
ある方です坂東竹三郎さんは、上方の香を残す方。大好きです

益々お元気で若手の手本になる歌舞伎役者でいてください。(もちろんお家元は違っても同じ山村流派ですものね)


新・水滸伝(三代猿之助四八撰の内)

2013年08月09日 | 舞台鑑賞

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澤瀉屋の「新・水滸伝」を上六にある”新歌舞伎座”で観劇してきました。

スピードの舞台展開とスケールの大きさ、役者一人一人の個性的な役づくり
言葉も現代調でわかり易く面白かったです。

猿翁の門下21世紀歌舞伎組 市川右近を始め笑也、猿弥、笑三郎、春猿、寿猿
弘太郎他の方々。(敬称略)
ゲストに笠原章さん(劇団若獅子の代表)を迎えた大スぺクタルの舞台。

残念ながら私の中では感動するほどでは無かったわけです。
やっぱり古典が好きですね~どうも中途半端な気がして
食わず嫌いではいけないのでね。

ああいう忙しい舞台の中では若い人のもんだと思いますね(あくまでも私の偏見ですが)拝見している方は客席下りや宙乗りがあったり鏡の効果も楽しかったですけど。

猿三郎さんのブログに説明がありもちろん出演なさっていますので面白いエピソード
がアップしていただいています。(二輪草紙)

 


エリーダ ~海の夫人~

2013年07月20日 | 舞台鑑賞

  

昨夜、家人の帰り(サービス)を待ち夕食を食べ、舞仲間のお芝居(新劇ってやつですか)を観に行きました。
メールでは最悪で点滴をしてなんて言っていましたが何の々良い声、何時もより若い声でした(設定がきっと若い婦人?)
台詞が多いしよく覚えたななんて思ったりして~

お祝いや楽屋見舞いも華やかに飾ってありましたね。

さて、作品は面白かったですがこれでもかって同じ意味を(はっきり言って繰り返し良い意味で丁寧)もう少し簡素化されれば作品時間もカットできたのではないかなと感じました。

原作は「ヘンリック・イプセン」です。
場所はABCホール

合同公演も面白かったですし、夏らしいタイムリーな題材、

自由に生きてゆこうとする主人公の思い等がよくわかりました。お疲れさま