夢・つれづれに

何時も夢とロマンを持ち、思いのままに綴りたい

大エルミタージュ美術館展に魅せられて

2007年04月30日 | 舞と舞踊の会
4月も終わろうとしている土曜日、夫どっこいはゴルフへ朝早く出かけ、娘は何処やらか出かけるらしく、それならと‘思い立ったら何とやら‘以前から行きたい々と思っていた「大エルミタージュ美術館展」を観に行く事にしたんです。
京都は、観光客の多さを痛感しながら京都駅からバスで美術館へ。
出品数は80作品どれも食い入る様に、音声ガイドの説明を聞きながら時の経つのを忘れるくらいでした。
誰が見ても比較的解り易い作品ばかりでした。(絵と言うと時々というものもあるでしょう)
有名なパブロ・ピカソ農夫の妻)、オーギャスト・ルノワール扇子を持つ女クロード・モネジヴェルニーの干草ポール・ゴーギャン果実を持つ女)、アンリー・ルソーリュクサンプール公園、ショパンの記念碑)等この他に「わぁ!可愛い」と思ったのがルートヴィヒ・クナウスの野原の少女、部屋に飾ろうと優しいルソーの額縁のついた絵(本物じゃないですよ念のため)を買ってきました。
それだけでも興奮しているんですからどれだけ素晴らしかったか解ると思います。
その時代の背景や自然環境、生活が1枚の絵から想像出来る。そんな名画に魅せられて油絵の持つ力強さに元気をもらった気がしました。

止めて!モラルの無い人

2007年04月22日 | 今日のつれづれ

娘と以前から行きたかった‘スイーツ’の店に入った時の事であります。
そのお店は梅田ヨドバシカメラの7階にあり、開店当時は行列が出来ていた位の人気店でした
でも中が見えないのでさすがの私でも1人では勇気と時間の余裕が無かったのです。だから店には相当期待をしつつ入って行ったのです。
中は少し暗くなっていて、テーブルも目一杯並んでいて結構広いんです。ウインドウに並ぶ美味しそうなスイーツを横目で見ながら席に案内され注文を終え、ふと斜め前の女の子?(まあ、私から見ればね)を見て唖然としましたね。
テーブルの上に手鏡を置き、パフで顔をたたき(何すんの!)、マスカラ、口紅、と化粧直しをするではありませんか、おまけに髪をとかしアップに結い上げ(私は、イライラ!何て非常識な奴)友達を待ってると思いきや身支度を整えて出て行ったけど~スタッフも見て見無い振り!

きっと娘はハラハラして私を見ていたと思います。
でも!スイーツはとっても美味しく頂けたので機嫌は直りましたけどね


水の都.大阪

2007年04月19日 | 今日のつれづれ
水の都.大阪は八百八橋というほど『橋』は欠かせないものになっている。道頓堀の「松竹座」では橋をテーマに『桜.舞.橋』と言う演目でOSK日本歌劇団“春の踊り”が上演されている。桜ノ宮橋、水晶橋、戎橋、相合橋、末吉橋、徳庵橋、長柄橋、天神橋、四ツ橋、等 橋に行き交う人との情や愛憎の日本物のレビューです。又希望の架け橋ともなる。~はしと濁音がつかないものは、‘梅の橋’と‘鶴橋’の2つだけと言う事をご存知だろうか。

想い綴る写真集

2007年04月17日 | Weblog

私が描いた師匠の卆寿記念 地歌「面影」です。

一人の面影を追い続けて居る中に、とうとう嫁き遅れてしまった年頃過ぎた、いかにも憎めぬ純情一途の女像を浮かべ作舞したそうです。

1997年(H9) 作舞

平成15年Y師が亡くなった後、弟子達で作った写真集です

何千枚、いや何万枚の中より吟味し選び編集しました。
皆の意見が揃わない時は投げ出したかったけど、やり遂げたあとの
満足感や、弟子としての責任を果たしたような気がします。

結構自信作ですこの写真集、御覧なりたい方はお見せします。

 

 

 

 

 


凛として

2007年04月16日 | 舞と舞踊の会

先日、「杉村春子」さんの特集番組がBS11で放映されていたのを見ました。ゲストを交えての思い出話(亡10年)に感動!
新劇はどっちかと言うと地味な舞台と思っていた私ですが、映像を見るととても面白いのであります。(友達にも新劇の女優がいるので)
文学座も分裂騒ぎもあったけどここまでの地位にしてきたのは杉村さんの女優魂があったからだと思います。
私ごときが演技うんちくを言うのはおこがましいが小道具の使い方のトーンしぐさなどどれをとってもそつが無いように思います。それは今まで培ってきたものか、はたまた人間性の素晴らしさなのか、何れにしても舞台での可愛らしさ、艶やかさ、そしてとした姿はさすが明治の女かなと思わずにはいられない。
杉村さんの色んな事を聞いていると「あれ?誰かと似てるな~」
手前味噌で悪いですが私の師匠も同じように芸に厳しく 、簪一つ、小道具にも妥協はしない素晴らしい舞い人で舞台人でした。
優しいのだけど、として~
これからはもう出てこないでしょうね。お二人のようなジャンルが違っても心に残る舞台人は~


先ずはお礼

2007年04月11日 | Weblog

先日の「地唄勉強会」も盛会の内に終わり賛助で出演した者にとっては喜ばしくお礼申し上げます。
お忙しいのに観に来て下さった方、特にパソコン仲間のTさん、Fさんには有り難う御座いました。楽しんで頂きましたでしょうか(結構、評判良かったみたい)面白かったからね演目が、少し静かなものが続いた後の‘桃太郎’だったので得したみたいです。


あくる日には亡くなったY師匠(10年間のお骨が骨仏に成る)の法要が行われる“一心寺”さんに行って来ましたが大勢の人の寺を2重、3重と取り囲んだのにはでびっくりしましたね。


又、又次の日今度は「宝塚歌劇」を観劇、トップスターが着る着物が『辻が花』染めのほんまもの(前評判は聞いていたけど)を使用しており、より以上のきがあり豪華な舞台でした。出し物の良し悪しは抜きにして舞台はやっぱり、ロマンがあってでした!私のストレス解消の1つに‘宝塚観劇は欠かせない‘そんな気がします。


最終稽古

2007年04月06日 | 舞と舞踊の会

桜の花が咲き誇っているのに、それを横目で見ながら最終稽古に向かう。
いくら自分の「おさらい会」でなくても舞台には大きい、小さいは無い
何時も同じ気持ちで精一杯努めなければと思う。
まして上村和歌子師米寿をお祝いする会なので、プログラムの初めには出演される。
これを聞くだけでも今度の会は価値がある(中々聞かれないのよ)
私が地唄舞を舞うときには地方を引き受けて下さる先生はやっぱり凛として、88歳とも思えない艶やかな声なのだ。
8日、国立文楽劇場小ホール、12時30分開演。
あとは本番を待つばかり。 


頑張って

2007年04月05日 | Weblog
やっぱり年には勝てないなとつくずく思うようになってきたんですよね。同じ年齢でも鍛え方によっては大差がつく事もあるが多かれ少なかれ何らかの体の異常?にドギマギすることって有りますよね。
数年前、ダイエットをしなければ行けない羽目になり、毎日1時間歩き、炭水化物は止めて、甘い物は控え、(おっとアルコールは飲んでたかも)テレビのエキササイズをして、お陰さまで目的は達成できました。
私の場合、変な話ですが舞台を控えていて師匠の作品を舞わして頂くのにあたり、御師匠の着物をお借りすると言う事になったから大変です!(細いのです師匠のお体は)
まあ~目的があったので頑張れました。
つい最近友達が血圧が高く、中性脂肪の数値が高いので辛い物は控えているのだそうです。塩分の変わりに昆布茶を調味料がわりに使っていると聞きました。今まではバイクだったのが歩きに替わったそうです。自転車も良いけどやっぱり歩きですよ。
良い季節です!頑張りましょう。

おしゃべりは尽きない

2007年04月05日 | 今日のつれづれ

1年に1回ランチを食べ、お互いの元気を確かめ合う友達とのデイトはまるで七夕様みたい。(残念ながら相手は女性)
以前は、彼女の息子がリーガロイヤルHに勤めていた関係でそのホテルを利用したけど、今はMさんの家は京阪の「樟葉」、私の家は「海老江」ということで真ん中の「京橋」で落ち合う事が多くなった。
その日はデパートの中にある喫茶店だけどパスタも在る様なところを、
つまり長くおしゃべりが出来、且つ又おしゃれな場所を選び腰を下ろした。
取り留めない話から家族の話、趣味の話、出るは出るはおしゃべりは尽きない( 時間の経つのが早いな~)
結局、少しデパートの中を散策し(衝動買いもあり)
「今日は楽しかったね」
「忙しいのに有り難う又ね」
ほんわかとした気持ちの1日だったなぁ~


桜の花が咲く頃

2007年04月02日 | Weblog

桜の花びらが風に舞い散る頃になると想い出すことがあるのです。
丁度「地唄の会」の下合わせ(リハーサル)を終え、自宅に帰ったその日の夕方、電話が鳴り師匠の訃報が~。(明日は本番なのに)
車の中から弟子達に連絡病院に駆けつけた時はまだ温かかった。
幼き頃より師とも母とも敬い慕って来た方である。
それでも舞わなければならない舞台を務めてこそ師匠の供養になるんだと思い懸命に舞った。
にはとても厳しくいい加減な事は決して許さないとした明治の良い意味の強さをもちながら、普段は優しくY流の重鎮でいながら謙虚さを決して忘れない方だった。
今年も四月五日が来る。(当時享年96歳)満開の桜は人の心を和ませ、春の到来を確かに感じさせるがハラハラと舞うを見るにつけ何故か心淋しくなるのです。