夢・つれづれに

何時も夢とロマンを持ち、思いのままに綴りたい

忙しかったなぁ~

2009年06月30日 | 今日のつれづれ

梅雨特有のうっとうしさ
洗濯物も家の中に干したまま、何となく湿った状態

今日は夫どっこいの検診の日(脳神経外科、内科)
使い終わったインスリンの針、診察券、予約票、色んなデーター類そして、今日は昼食は病院内の食堂で済ますのでインスリンの用意など忘れ物がない様に整えるのは私の役目。
脳神経外科では、「どうですか?(手術したところを探りながら)変わりは無いですか」
の問いかけに「はい、別に変わりはないです」とこたえる。
内科は血糖値(ヘモグロビンの値)はいい数字になったのでお薬を無くし、インスリンだけになったが蛋白が+3と言う値なので引き続き低蛋白にするようにと言われた。
行き帰りは幸いな事に雨が上がっていて助かったと内心ほっとした。

病院は何となく付き添いだけでも疲れるものであるのに、夕食の支度をして夫どっこいには何時もの時間よりは早く食事をしてもらって、私は出かけた。(一人にするには少し不安だけど)

大阪の新歌舞伎座のさよならイベントに一環として舞踊の会が開かれ、朝早くから各流派の舞台が続いている。
千秋楽に御家元の出演があるので拝見したくて新歌舞伎座に一路
花柳流の友人も「私もこれだけの(これを観るためと言う意味)為に来たのよ」と~

藤間、花柳、山村と三流派の共演で以前紹介したと思うが《五耀會》の方々。

演目は長唄『旅』
旅をしながら色々な人物、祭りや、景色を踊りで表現する楽しい舞台に思わず笑いが起こったり拍手があったり、さすが素晴らしい舞台で堪能した。

そんなこんなで今日はしんどかったけど充実したそれでいて、大忙しの1日でした。


楽正お師匠はん、喜んだはるかな~

2009年06月25日 | 舞と舞踊の会

先日、大阪松竹座に於いて『山村楽正を偲ぶ会』が行われた。いわゆる弟子達のお師匠さんを追善をする会でテープでの生前の肉声が(二曲だけ)流れる中幕が開く。

それにしても、ネットで調べた時には3階の後ろの席しか空いてなく”さすが凄いな~”何て思いながら席に着いて拝見していたが、一向に満員にならない、お目当ての出演者が終われば席を立つ(こんな状態で楽正さんは喜んでいるかな)
でも、色々諸事情もあることだと思うから憎まれ愚痴はこれくらいにしておこう。

そんなこんなで私はお手洗いに立った以外全て拝見しました。
元NHKのアナウンサーの葛西さんが楽正さんの思い出話を幕間を利用して話されていたが、やっぱり涙が出ましたね(我が師匠とだぶって)
楽正師の写真集は「舞冥利」、若津也師は「舞こころ」とタイトルが付いており、お二人とも《舞》に関しては対象的ではあるが厳しく素晴らしい舞台を作り上げる事に関しては努力を惜しまない天才だと思う。(若輩者の私が言ったら失礼かな)

そして、千秋楽には山村流六世宗家”山村 若”の舞台!
山村楽正振り付けによる「放下僧」の四っ竹をカスタネットを鳴らすように花道から登場。
これに関しては勉強不足で説明がいまひとつ出来ないけど、心が洗われるように清清しく、得意の扇が舞うように流れ、袴に挟んだ真っ赤な四っ竹がの衣裳に映えて印象的だった。(楽正師の形見かしら?)


 


布施さん相変わらず、ステキな舞台だね

2009年06月19日 | 今日のつれづれ

「今日はコンサートの千秋楽なんですよ、東京、神戸、そして大阪と3日間だけのツアーだから頑張ります」と布施明らしいジョークを交えながらの挨拶。


以前はフェステバルホールだったのが新しく建て替えの為今回の会場は、厚生年金会館。

思えば私って布施明の唄が人生の道しるべになって何十年経ったかしら?(彼がデビューの時からだから) 永いよね~

最近ではオリジナル曲は残念ながら出していないけど、昨年には 
男性歌手のカバー曲、今年は女性歌手のカバー曲を出して中々好評を得ている事はやっぱり彼の歌の上手さにあると思うが、彼独自のアレンジや歌い方の工夫をしていると彼自身言っていた。(歌い上げないで優しく語るように)

その一方、彼が小説を何冊か書いているのは多分知られていないと思うが、その1冊の『この手のひらほどの倖せ』が今度映画化される事になったらしい(よかった々)

「映画化される事も嬉しいのですが、最後に原作 布施明って出るのが嬉しい」と語っていた。(布施さんらしいな)

決して舞台の動きは昔ほど活発ではないが聞かせて語って無理の無い、それでいて
引きずり込まれていく唄の世界があり、その唄にはロマンと夢が一杯!

「この形が1番悪いんだよ(最近ぎっくり腰とやらをやったらしい)」と言いながらフアンからのプレゼントを丁寧に受け取り、ラストソングは思い切り歌い上げコンサートは終わる。

 







                       


我が家にも役者がいるかもね

2009年06月16日 | 自宅介護つれづれ
最近の夫どっこいは、相変わらずやる気を感じないが週2回の訪問リハビリとデイーサービスには抵抗無く行っている。

朝起きて血圧を測るのが日課であるのに言わないと忘れる始末で毎日私が確かめる事になっている。(3回の食事は決して忘れないのに~)

子供みたいになる時もあれば、大黒柱の様に頼りがいのある時もある。又、寝てばかりの時もあってぼんやりしている。
気に入らない時は杖を振り回す時もある。(そういう時は何時も娘にしかられていてにや笑い)
テレビを熱心に見たり(主に野球やゴルフ)、猫ちゃんに優しく話しかけてるが猫のほうが無視だったり~
「今、手足を訓練しないと歩けなくなると思うよ」と言うと
「うん、そうだよな。でもめんどくさい!寝ているほうが楽だもの」と夫どっこいは冷静に話をする時もある。
「まあ~頑張るよ」(その言葉に何時も裏切られる)
今のところどれを信じたらいいのかわからないが、色んな表情を見せる夫どっこいは
役者かな?さしずめ私は演出家?
やっぱり演出家がしっかりしないと良い役者は育たないかなとも思い、さぐりさぐりもう少し頑張ってみようと思うのだが~。


大阪府半額鑑賞券

2009年06月07日 | 舞台鑑賞

私のブログに訪れて下さっている皆様、大阪府文化振興財団より、府民芸能・芸術の半額鑑賞会と言って舞台を通常の半額で観る事が出来る有り難い制度と言うのか支援してくれている事を、知っていますか?(抽選ですが)

そうなんです!応募しても中々当たらないのに何と今回は4枚出して4枚とも当たったのです。(ラッキー)

その一つが京都南座で公演している「頭痛 肩こり 樋口一葉」(チラシ)
出演者は個性的で芸達者な6人だけだったけど充実して飽きさせない舞台転換だったし実に面白く明治を表現していたように思う。

作…井上ひさし

 

  樋口一葉…田畑智子

  樋口多喜(一葉、邦子の母)…野川由美子

  樋口邦子…宇野なおみ(渡る世間は~のしずちゃん役の人)

  稲葉 鑛(こう)…杜 けあき(元宝塚男役トップ)

  中野八重…大鳥 れい(元宝塚娘役トップ)

  花蛍(幽霊)…池畑慎之介(ピーター)

以前知人がこの作品の中の花蛍を演じた事があるので物語は知っていた。
まあ、はっきりいって華やかな舞台では無いし、まだ始まったばかりだから客席、特に3階に空席はあったが~

あの世とこの世を行ったり来たり、おかしくてそれでいてちょっと切ない物語は、観る価値は十分あるので興味ある方にはお薦めの演劇である。

 


 



 

 

 


お疲れ様でした そして、感謝

2009年06月02日 | 今日のつれづれ

昨夜、夫どっこい宛てに一枚のファクスが入る(日付けが変わる寸前)
訃報だった!
同じ時期に会社に入り、方や技術者方や営業とお互い切磋琢磨した同期が帰らぬ人となった。(病名は肺癌
最近のお付き合いは、さほど近いわけではないが夫どっこいは相当ショックだったに違いない

「ぱぱ、どうするの?」
「行くよ」
「どうして行く?」
「電車で行くよ」と平然として言う(そんな事は無理だよ葬儀会場は滋賀県の草津)

それから、娘と私はどうしたら良いかあらゆる事を考えた

行くまでの時間や歩く距離、いかにして大阪駅から駅ホームまで最短で行く事が出来るかパソコンを使って調べたけど、今の夫どっこいには行けそうにも無い結論に
「やっぱり、無理じゃない?」
「大丈夫だよ!後で後悔するのはいやだからね

娘が行った「じゃ、車で送るわ。しゃぁないな~」と。
「じゃ、宜しく頼むわ」

私はほっとしたそして、その優しい気持ちに感謝した。(ありがとう!)

そして、お蔭様で無事葬儀に参列出来、夫どっこいも気が済んだことだと思う(ヤレヤレ 変な話だが帰りに、こんな事がないと親子3人で外食なんて今は考えられなかったけれど)

明日は娘の誕生日
何でもプレゼントするからね。