夢・つれづれに

何時も夢とロマンを持ち、思いのままに綴りたい

お母さん、お雛様お返しするわ。

2009年02月27日 | 今日のつれづれ

もうすぐ女の節句お雛様ですね
ここ2,3年は、家を引っ越したり不幸にも夫の入院やその中での舞台出演などお雛様を出す気持ちの余裕が無かったから出せなかったのです。



おばあちゃん(私の)が一人娘の母に買った時は随分立派な七段飾りの人形や飾り物、塗りの食器等だったらしく御殿つきのお雛様。
それから私達にそして、私の娘にと渡ってきたのだけど、三世代の歴史をもつ人形達もねずみに鼻をかじられたり、小道具の損失などで一つ欠け、二つ欠けてしまったのよね。

一人介護つきの老人施設にいる母に、お雛様と内裏様だけお返ししようと先日母のお誕生日にもって行きました。(お母さんお返しするわ)

施設の自分の部屋には桃の花と人形達と今頃、母は賑やかな日々を送っているかな。
残った人形達は私の家で久し振りの風を感じているから心配しないでね。

興味を示さなかった娘も仕事から帰ってきた一声が「ああ!お雛様だ~!」
やっぱり女の子だわ(ヤレヤレ一安心)




舞台は満開の桜

2009年02月19日 | 舞と舞踊の会

左に紫の鉢巻、長袴に小袖を肩に「歌右衛門狂乱」の花道からの出です。(待ってました!)

日本舞踊協会公演(東西競演)の幕が2月14日、午前11時に東京国立劇場で開きました。
この日から3日間、各流派がとっておきの演目を披露する大事な舞台。

我が山村流は六世宗家「歌右衛門狂乱」を拝見しました。

『この曲は私を舞踊の道に導いてくれた』と宗家は(お家元)ブログに書いていたのを拝見した事がありますが、本当に素晴らしく見応えのある舞台となりました。
何といっても2本の扇のさばきが鮮やかでしなやかで流れるがごとく、まるで扇が生きているように見えました。(オツカレサマでした)

国立劇場前の白梅

 





 


アットホームでステキな展示会

2009年02月12日 | 今日のつれづれ



以前から拝見したいなと思っていたステンドグラスの展示会に行く機会があり行って来ました。

随分前にそれも私が小学生の頃の先生に絵が専門で絵画の他に色々教えて頂いた事があります。
その中にはステンドグラスもありました。と言っても今日、拝見したものとはそりゃ差はありますが、ガラスにべたべたとはった事を記憶しています。(懐かしい!)

きょう、案内状を頂いた方の事を講師はとても誉めていらした事は嬉しかったですね。
その方(実はパソコンを教えて頂いた方です)の作品は紫陽花をモチーフにした作品でしたが以前作られたのと今回の為に新しく作られたのと2作品が並べられてありましたが今回は大作で、色もデザインも、とても生き生きしていて平面的ではなくモダンでステキでした。

まあ、他にも私が気に入った物もありましたよ。
ほっとする瞬間でした。



熱い若手歌舞伎に拍手

2009年02月06日 | 舞台鑑賞

 「二月花形歌舞伎」 於 大阪松竹座
【昼の部】 11時開演

  •   一、毛抜(けぬき
  •   二、鷺娘
  •   三、女殺油地獄おんなごろしあぶらのじごく)

【夜の部】 4時開演

 一、吹雪峠(ふぶきとうげ
 二、実盛物語
さねもりものがたり
 三、蜘蛛絲梓弦くものいとあずさのゆみはり)    


若さ溢れる(元気一杯)舞台が、浅草に続きこの大阪にもやって来たから大変!
久し振りの大阪での公演(7人が揃うのは)だから何はさておいても観に行かなくては~

行って来ましたよ昼の部、夜の部を日は違ったけれど観てまいりました。
一応主になっていたのは、獅童、愛之助、勘太郎、七之助、そして亀治郎だがそれを助けているのが男女蔵、亀鶴。

皆それぞれ、新しい演目に挑戦したり一度演じたものを大阪バージョンにしたり、
創意工夫した演目を精一杯演じていたのが客席にいる私達にも伝わってきて、面白く、理解し易い楽しい舞台に思わず拍手、拍手。
浅草には大向こうが少なかったが、大阪の舞台は客席に活気があるように思う。

『女殺油地獄』は愛之助と亀治郎が油まみれの最後の殺しの場面は凄みと悲壮感があり何ともいえないラストシーンに考えさせられる。

夜の部の六変化早替わりを鮮やかに、軽妙に、あっと言わせる演出にはらはらしたり楽しんだり~そして、蜘蛛の精 になってからの大立ち回りが古風な形もあり充分に堪能できたのが亀治郎の舞台(蜘蛛絲梓弦 )

これからの成長が楽しみな役者達を何時までも観ていたいような気がします。
是非、御覧になってください元気がでますよ~。           

 

 


舞踊界の素晴らしき仲間

2009年02月01日 | 舞と舞踊の会

さて、今日は各流儀の責任ある立場の五人が何やら集まって”五耀會”(ごようかいてなものを立ち上げて舞踊会をするそうな。

           

 五つの輝く星

    【西川箕乃助 】 【花柳錦之輔】 【花柳基】 【藤間蘭黄】 【山村 若】

  •  場所  大阪松竹座
  •  日時  3月7日(土) 午後3時開演  

 

舞う、踊る 舞踊会の新たなる星になり 輝く舞台になること間違いなし!満足できるであろうこの舞踊会に足を運んでみてくださいね。