夢・つれづれに

何時も夢とロマンを持ち、思いのままに綴りたい

天国は賑やかですか?

2010年04月26日 | 最近の出来事

今年の元日、お家元にお正月のご挨拶に伺った時に、ご一緒に写真を撮り色んな話をしたばかりの若晴司お師匠さんの悲しい知らせが届いた。
一瞬「嘘でしょ!」とわが耳を疑ったほど信じられなかった。
(その時の写真をカレンダーに加工したり、お家元と写した写真はもうしばらく飾っておきますね)

思い起こすと8年前の師匠(若津也)そして昨年の若祿次師匠の見送りの車の中も隣の席だったし、「M子ちゃん々」と可愛がって優しく何時も気にかけてくださっていた方だった。

お家元の挨拶の中に「私の楽屋には何時もいてくれて面倒を看てくれ、今年の舞扇会には山姥を舞うつもりで稽古していたのに残念です。あちらには(天国)四世、五世がいるので一杯稽古してもらってください」と~

胸を少し悪かった事は聞いていたがまさか肺がんだったとは~
まだまだ山村流には欠かせない存在だったのに、早すぎますよお師匠さん!

天国ばっかり賑やかになって!

冥福をお祈りします 合掌


金比羅歌舞伎

2010年04月23日 | 舞台鑑賞

瀬戸大橋を渡り~

                    着いたところは、JR『琴平』駅(結構モダン!)


                   
「見つけた~!」亀ちゃんののぼり         地図を渡され「どこどこ?」


琴平駅前には七つののぼり


行く先々に”のぼりが”風になびいていた




 
そして、両側には名高い讃岐うどんの看板があるわ~あるわ。
入った店は、何やら歴史があるたたずまい。店のママさん?に早速色々と話を聞いてみた。
昔はお殿様がお泊りになった宿屋で、壁には一本彫りの壁画と
提灯を入れる箱が並んでいた。(右の写真は皇太子殿下、美智子妃殿下が泊)

 

まぁ!まるでお芝居が出来そうな大きな立派なお屋敷。
               実は公会堂


そしてやってきました『四国こんぴら歌舞伎大芝居』

 ≪金丸座≫

演目 第一部  【一】 義堅再期

          【二】棒しぼり

          【三】浮世風呂

 第二部 通し狂言 【敵打天下茶屋聚】

   (かたきうちてんがじゃやむら)

出演者は中村翫雀を筆頭に、市川亀治朗、片岡愛之助、中村亀鶴、中村壱太郎
尾上右近、上村吉弥、他(敬称略)

このますの中に四,五人座る(狭いよ~)




というわけで日本最古の芝居小屋 旧金比羅大芝居金丸座での26回四国こんぴら歌舞伎ツア~に参加してきました。
趣のある芝居小屋に役者さん、裏方さん、そして観客との一体感は都会では味わえない空間で楽しかった。
がしかし、ツア~で行ってるものにとっては(日帰り)その日の亀ちゃんのサービスは(何時もの事だけど)あだとなったのよね~(残念ながら最後の5分が拝見できず)

次回は泊まりであの階段を登って金比羅さんにもお参りに行きたいと思っている。




 

 

 

 

 


夢が叶った日 おめでとう!

2010年04月20日 | 今日のつれづれ



宝塚歌劇を観る時に通る道”花のみち”

今月、宝塚大劇場で公演している月組ミユージカル「スカーレットピンパーネル」
以前星組で上演され,数々の賞に輝き、再演の声もあり今回トップお披露目の演目になった話題作
この公演で96期生が初舞台のラインダンスを披露し宝ジェンヌのスタートとなる。
夢を叶えた彼女達のまばゆいばかりの姿はとても新鮮だし、何といってもひたむきにダンスしている顔、顔、顔。感動させられたな~

その中に知人の娘さんもいたから尚更である。
彼女の名前は『春海(はるみ)ゆう』 男役。
今日はご挨拶担当(緊張していると思ったら私までがドキドキ)

挨拶は落ち着いて、声に張りもあり夢と希望に溢れていてキラキラしていた。
期待できる男役に育ってほしいなと願うばかり~
とりあえず☆おめでとう☆!

 

 


追憶

2010年04月05日 | 今日のつれづれ

今日は敬愛する師匠の祥月命日8年目
7回忌にお別れ会や写真集の発行やら、もちろん法事のお手伝いした方々へのお礼の意味をこめてのお食事会に招待された。(ちょっと遅れすぎてるが諸事情のある為)



思えば桜の花の咲く頃、桜の花と散った我が師匠山村若津也,

それは々素晴らしい舞人(まいびと)だった。

上方舞として大阪で頑張っていた師匠の舞台は、心があり、華があり、芸の為ならかんざし一つ小道具にいたるまでこだわりがあり、決して妥協はしなかった。
それゆえ恐いお師匠さんと皆がぴりぴりしていた事を覚えてる

そんな明治の気質を持ったお師匠方は今は少なくなっている様な気がするな~
何時か機会があったら写真集の中身を紹介したいものである。中々良い出来映えと自負はしているが~

桜が咲く頃に逝った師匠の事は日々に舞踊界からは忘れられていくけれど、私がお稽古を続けていく限り何時までも心の中に生き続けるだろう追憶として...。




上方亭ライブ

2010年04月03日 | 今日のつれづれ




大阪なんばにある大阪府立上方演芸資料館(ワッハ上方)に落語を聴きに行く。

何人?入る客席か始まる頃には補助席も入れて満員。(結構人気があるのかな)
回りの人たちはどうも常連のような気がして、私なんかの行くところでは無いかなと
ちょっと思ったけれど、でもこれが面白く自然に顔がほころぶし話に引き込まれていくのが不思議。(完全に落語の世界)

今日の出演者は桂 吉坊桂 吉の丞のお二人(米朝事務所)で、実は吉坊とはカルチャーが(上方舞)御一緒なので、一度落語を聴きたいなと常づね思っていた。
彼のホームページを見ていたらワッハに出演すると知ったので私の家から近い事もあってこっそり覗きに行ったわけだけど、上手いよ!

テンポがあって歯切れも良いし、話も良くわかる。
羽織を着て舞台に上がるということは一人前の噺家だと聞いたことがあるが、吉坊も良い色の羽織を着ていたな~

次回は木戸銭を払って行こうかな(別に今日も無料ではありませんよ)
きっともっともっと精進して、本格的な噺家になる様な気がする
がんばれ!吉坊さん 期待しているよ。