夢・つれづれに

何時も夢とロマンを持ち、思いのままに綴りたい

歌舞伎座から新橋演舞場へ

2010年05月30日 | 舞台鑑賞

東京に一泊して今日は新橋演舞場の「五月花形歌舞伎」を観劇する。
あいにくの雨でしたが、昼の部を拝見してきた。
テレビでも紹介されていた”櫓”も今日は雨にうたれていましたが、珍しがっているのは私一人のようでしたね。(東京の方の興味は?)

これがやぐらです


 

さて、拝見した演目は《寺子屋》 (まあ、まあ無難に)
《吉野山》 (これは亀治郎の会での方が断然良いと思う)
《魚屋宗五郎》 (頑張っていて松緑の力量を感じたしやっぱり芝雀の女房は良いな)
《お祭り》 (からんでいた子役さんに拍手)

夜の部の助六(海老蔵)を見逃したのは残念ですが(綺麗だろうな)、致し方ないです。

まあ、二つの若手歌舞伎公演を(御園座と新橋演舞場)拝見したが熱く、実力のあるほうは御園座に軍配かな。(私独自の偏見かしら?)

どちらにも言えることは、空席があったって事かしら(やっぱり客員動員には欠ける)
まあ、そんなことを踏まえながら皆切磋琢磨していってほしいな。
私は多いに楽しませて頂いているし、元気の源になっているように思う。

 


雨の五耀會

2010年05月29日 | 舞と舞踊の会

丁度一週間になりますか

その日は大雨でしたね大阪も
朝、飛行機で羽田に着いてぎりぎりでしたが日本橋にある三越劇場での「五耀會」
の公演を観に行きました。

それぞれの舞踊界に携わる五人の(花柳、藤間、西川、山村と各流派)集まりで、舞踊の素晴らしさを広く知っていただきたいと昨年結成したばかりです。

今回の演目の中で五人で踊る《旅》が和やかで面白い振り付けでした。

山村流六世宗家の若さんは、袴を着けない着流しで舞う《ままの川》に挑戦!
(本来つやものは妹の光さんの担当だそうです)

会場のアンケートに”背中が色っぽかった”と言われ(終わった後で少しトーク)
「ほんなら、後姿ばっかりにしたらよかったですね」と冗談をいって会場を笑わしたり
なさっていました。

この《ままの川》を拝見していると途中で涙がこぼれそうになりました。
舞い方が我が師匠に(故若津也)似ていてびっくりしました。
後で聞いた話によりますと古いテープを見て勉強したと~(さすがです)

次回は今年九月に大阪松竹座でお目見えです(楽しみ)




歌声サロン

2010年05月27日 | 今日のつれづれ


5月22日、少し遅れた母の日のイベントの《歌声サロン》にパソコン仲間の二人を
誘って大阪心斎橋にある大丸北館(以前のそごう劇場)に行く。
この主催は友人でありジャンルは違うが学生時代から切磋琢磨しながら現在も
お付き合いのあるオペラ歌手。

その前に”腹はへっては~”ということでランチを頂きながらパソコンについての話がはずむ。

時間になり歌の場所に移動したのはいいが、お二人はさっさと前の席に(ちょっと私は恥ずかしがったが)着席する。
結構、会場は大勢の老若男女。

ピアノのおばさんが、歌のおばさん(友人)歌のお姉さんがスタンバイ
会場の方たちとの歌声サロンの始まり々~

懐かしい歌、大好きな歌がそして、映画音楽や坂本九ちゃんの未発表の歌がプロによって歌われ、楽しい一時はあっという間に過ぎて行ったのである。

五月御園座花形歌舞伎

2010年05月19日 | 舞台鑑賞



五月、名古屋の町は熱い!
若手花形役者の共演に一生懸命と華やかさとそして、挑戦する熱い心をみた。

 昼の部(午前11時開演)

 《 男の花道》
 加賀屋歌右衛門   亀 治 郎
 加賀屋東蔵      竹 三 郎
 加賀屋歌五郎     亀 鶴
 加賀屋歌之助     新 車
 土生玄碩(げんせき) 段 四 郎
 田辺嘉右衛門     愛 之 助
 田辺妻 富江      吉 弥 
 富江妹 雪乃     宗 之 助
 山田春庵       男 女 蔵


       歌舞伎絵(昼の部)

映画で以前『長谷川一夫』が大ヒットして歌舞伎にも取り上げられ舞台化したと聞いているのを今回初めて亀治郎が挑戦(実に綺麗!色っぽい

人気役者(亀治朗)と段四郎(蘭方医)との男同士の友情を描いたものである。
(父親の胸をかり初めてのお役加賀屋歌右衛門を熱演)
金比羅歌舞伎で悪役を演じていた亀ちゃんとはえらい違い。(お姿がですよ)

上方の言葉も上手とは言えないけどそれなりにこなしていたし迫真の演技に客席は引き込まれていったことは間違いない(頑張ったね亀ちゃん)
久し振りの舞台に段四郎丈のブーツとコートがやけに元気そうにみえて嬉しかったな~
そして、翫雀と愛之助の《太刀盗人》で昼の部はお開き(面白い演目でした)
夜の部との間,全く知らない土地なので少し散策をしていると、五人揃い組みのからくり人形に会ったのには驚きましたね。

   
                             歌舞伎絵(夜の部)
夜の部(午後4時開演)

待ってました!愛之助扮する侠客が活躍する世話物《夏祭浪花鑑》(めちゃめちゃ熱いやん)と亀治郎が六変化する舞踊《蜘蛛絲梓弦》。
この演目は何回も拝見しているのでどの人物が何処から出てくるかはわかっているつもりだがやっぱりわくわくするし何時もながらの鮮やかさは素晴らしい!(裏では走っているんだろうなと)
夏祭りのお辰(これもいい感じ)、でも!花道での一番いいところ「顔じゃないよ心だよ」と言う台詞に力が入ったのか思い切り胸を叩いたとたん煙と言うかほこりが上がったのはいただけないよおもだかやさん。(ザワザワ~)

私は昼夜観てちょっぴりしんどかったけど行って良かったと思う。
けど名古屋の方、くれぐれも舞台の始まる寸前にはお席につきましょうね。(始まってからぞろぞろ入ってこないでね)と思いました。


 


何時ものことながら

2010年05月16日 | 最近の出来事

5月9日は誕生日(66歳)、母の日、そして山村流にとって宗家主催の「舞扇会」と何時ものことながらお祝い事が重なりました。

誕生日はともかく、母の日は感謝してもらうのと感謝する方とありますが、私自身の事は好きなことを文句言わないで協力してくれる娘には辞退したいと思いますが、有料老人ホームで不自由な体で生活を送っている母には、妹と二人で感謝の気持ちを届けました。(胡蝶蘭を)
そして、その日は行けなかったけれど2日後の11日に大好きなメロンを持って会いに行ってきました。(ケラケラ笑っていましたっけ)


夫どっこいが入院中(手術も成功)だったけど舞扇会の出演が決まっていたお稽古に通った事を思い出しながら、今年も舞扇会が国立文楽劇場で開催されました。


今年も第一部、二部に別れ第二部には『江戸土産慣(みなろうて)ちょっと七変化』を上演。
これは、流祖 友五郎の振り付けで三世 中村歌右衛門の七変化舞踊の元になった作品だそうです。

中々変化にとんだ演出で六世宗家のセンスと趣向を凝らした舞台に客席も楽しんでとても面白かったです。
大成功でしたね。

ロビーには山村流ゆかりの資料が披露されていてのを目にしました。


夫どっこいの介護の為、時間の都合がつかなくて個人のお稽古が出来なくなったのが残念ですが、何時か私も出演出来ればと夢をいだいています。

さて、ポストを見ると思いもかけない友人からのバースデイカードが届いていました。
4匹の子猫の写真でした(可愛い!!)
猫好きの私には嬉しいカードでしたね。


團菊祭五月大歌舞伎

2010年05月08日 | 舞台鑑賞


                 一階席ロビーに飾られている

歌舞伎座が一時閉館。(3年後に新しい小屋が出来るらしいが)、今、《團菊祭》が大阪松竹座に於いて開かれている。

昼の部(午前11時公演)を観る。
演目は一、『摂州合邦辻(せっしゅうがっぽうがつじ)』
故あって義理の息子(俊徳丸)に恋慕の情をいだき浅香姫に凄まじい嫉妬の念を抱く玉手御前(菊之助)、それを見かねた父親合邦(三津五郎)が娘を手にかけると言う切なくドラマ性の高いものになっていて熱演する菊之助に拍手。
それ以上に心が動いたのは三津五郎そして母親役の東蔵実に上手い!

演目二、ご存知歌舞伎十八番の内『勧進帳』お元気な団十郎に比べて義経役の藤十郎の影が薄い。(お初役を孫の壱太郎に譲り元気が無いのかしら?)
関守役の菊五郎も安定、さすがと思ったが、私は”飛び六法”は初めてなので拝見できて良かった。
そして、演目三、三津五郎演じる「河内山」
何故か舞台は明るいのにこっくり々する人が客席には~
少し演目類の問題かな(みんな重い)
花道での「ばかめ!」と言う台詞ですっきり。三津五朗の自然体で力み無いところが私は大好き。



仲間って~

2010年05月02日 | 今日のつれづれ

 
    川のほとりを散策、気持ちの良い風が芦屋の町を


「わかる?私Nよ」って最近聞いたことの無い声がする。でも、半信半疑ではあるが何となく聞き覚えのある声が電話の向こうから~(わかった!)

「久し振りね、元気だった?」と~
そして、もう一人物知りのTさんを誘い再会となった。
この三人は元富士通が経営しているパソコン教室で勉強した仲間で、パソコンをやめてから(私が)連絡もなく元気なのかそうでないのか、さっぱり音沙汰無く唯一知るのにはブログからなんだけど、一人はお休みしていて、一人はめんどくさいのか投稿なしの状態での連絡だったのでいささか驚いたけど、何の違和感も無くランチを約束。

出かけたのは、電話があってから3日目の5月1日(早やっ!)阪神の芦屋で待ち合わせ。

以前パソコンの先生がブログに投稿されていた店天ぷら専門店《天がゆ》に行き、ランチを頂き、帰りにはドアの前には”自由にお持ち帰りください”とてんかすのお土産(無料)付き(やったー!)
ぶらぶらしながらJRの駅前まで歩いてくると、ホテルの前には、拍手や黄色い声援がとんでいて、見てみると何と!甲子園に向かう巨人の人たちがバスに乗り込む瞬間だった。

そして、 私達はティータイムにそこではたわいもない事をだべりながら時は過ぎたのである。

でも本当に不思議なのよね自然に気取らず昨日まで勉強していた時みたいに~
仲間って本当に良いもの!実に楽しい!そう思ったのである。