第8回「亀治郎の会」も終わった事で私の夏も終わったような気がする
東京(国立劇場大ホール)と今年は京都(春秋座)にも熱い舞台が帰ってきた。
初めて挑戦した四ノ切の宙乗り、男同士の友情を演じた上州土産百両首そして、京都では狐忠信に替え舞台装置に日本画家の千住 博(京都造形芸術大学学長)氏の描く瀧の前で漁樵問答を着流しで踊る。
何れも市川猿之助が得意とする演目だそうで、最近猿之助四十八撰を少しずつ自分の中の引き出しを埋めようと勉強し挑戦している事は頼もしく素敵なことだが、女形が少なくなったのはフアンとしては寂しいかな。
東京と京都のパンフレット
今年の亀治郎案のティーシャツ
国立劇場ロビー
京都公演の入り口にはお花の応援が
学生さん手作りのお弁当
この舞台には素晴らしい共演者の協力があったことは市川亀治郎にとって幸せなことだと思う。
中村芝雀、市川染五郎、市川門之助、中村亀鶴、上村吉弥他歌舞伎界からと福士誠治、渡辺哲、森田菜生と演劇界からの俳優を迎えて一味違う舞台となっていたように思う。(敬称略)