夢・つれづれに

何時も夢とロマンを持ち、思いのままに綴りたい

癒してくれる王様たち

2012年05月26日 | 我が家の王様達

我が家の長老“みゆ”大奥の彼女は御年21年。
元気で食欲もあり故在ってうちの子になっているが、もともとは娘がママです。(別に生んだわけではないが)
結構甘えたで、部屋に入っていくとこのようなポーズをする。

”勇太君”は怖がりで人が来ると押入れの中でじっとしている。七色の声の持ち主で慣れている人には話し好き、テレビもよく見ていて時々意地悪を。(見えないよ~)

”大介君”は朝から唯一うるさい子、自分の気に入った食べるものが入ってないと鳴く。
静かになったなと思うと何時のまにか眠っている。
行きつけの先生には(これでも大手術したんだよ)”情けな顔”と言われているが、雑誌の
モデルになった男前。

そしてピーグル犬の“ルル”君は落ち着きのない子。
娘の家にいて可愛がられているが家族の物がゆっくり食事が出来ないくらい食べるものに
敏感だそうです。(この子は肥満が大敵だそうなんだけど~)

皆良い子ですよ。


今年は変化舞踊・舞扇会

2012年05月22日 | 舞と舞踊の会

今日は晴れて暑い日になりました。
今年は天候が不順で袷、単衣物と両方用意をしておきましたが、一つ紋の単衣を着て出かけましたが、夫どっこいが元気であればまた立場も違っていたなと~

今年は仲間や先輩の舞台そして主宰である山村流六世宗家山村 若師の振り付け演出、舞「石橋」。
獅子ものには色々ありますが六世は前半は傾城(もちろん着流しですが)で、帯は斬新
な獅子柄(ご夫人のお婆様の帯を仕立て直し)が効いていて着物の裏には何時もわが師
のにおいも(優しい心使いです)~

まるでどこかから紐が着いているみたいに鮮やかで、素晴らしい二舞扇(客席から拍手が)。
そして、後半は現れました蝶々を引き連れ獅子の精が~

1部と2部にわかれてのテーマにそった舞や踊りの数々。(変化もの)
舞仲間からは地唄「葵の上」「松の寿」そして、「猩々引き抜きまかしょ」等々
「新道成寺」はすっかり自分の舞台になさっていた。

私は光源氏のモデルの一人と言われている源融(地歌 融)が良かったと感じました。

毎年何かテーマに沿って行われる舞扇会、来年は?たのしみです。


団菊祭五月大歌舞伎を観る

2012年05月15日 | 舞台鑑賞

今年も松竹座に歌舞伎がかかる。(団菊祭)

宗家主催の舞の会に仲間が出演
今日は、した浚えが午前10時からと聞き、拝見しその足で松竹座へ

大阪府が募集した半額鑑賞券で観る。(良い席です。花道の出が近い)

昼の部 『菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ)・寺子屋』

  松王丸   松緑 その女房に菊之助
  竹部源蔵 海老蔵 その女房に梅枝
                     他吉弥、亀寿、亀三郎

『身替座禅』
     
菊五郎、団十郎、権十郎、巳之助、右近

『封印切』
    亀屋忠兵衛 藤十郎
    傾城梅川  菊之助
    八右衛門  三津五郎 他東蔵、左團次

若手が頑張ってるな、綺麗やな~と芝居にのめりこみ、松王丸が自分の子を殺さして菅秀才の身替りを
そして、弔う為の心静かに(静かではないと思うが)香をたく、その香りが客席にも漂い、胸打つ場面でした。良かったです。

少し眠気を誘った身替~

あんまり好きな(知りすぎてるかもしれませんが)お芝居ではない封印切
でも違いましたね
藤十郎の台詞や間、浪花言葉がほんま自然で良かったです。(三津五郎もにくてらしいけど)

夜の部を観た方に尋ねると『高坏』が良かったと~
私は『ゆうれい貸屋』が観たいと思います。(山本周五郎原作の軽妙な人情喜劇)



昨日は母の日

2012年05月14日 | 今日のつれづれ

「予定のない日がある?」と娘からのメール
少し時間をとって返事をした、(私だって13日は何の日だということは少し期待していたが)
「14日以外なら良いよ」ってね

「じゃ~食事に行くから5時頃迎えに行くわ。その前に病院に行ってから」とメールでの返事。

そう、今日は「母の日」



お寿司とそして店を変えてバーテンのいる店にそこで私は「チチ」という飲み物(これは以前テレビで亀ちゃんが何倍も飲んでいてどんな味?と)」

娘の連れ合いは「母の日にちち?」(上手い々)

ゆっくり話もしていなかったことも、お酒も入っていたことも(これは皆お酒に強いから定かではないが)
本音トークがはじまりました。
あとはないしょですが~

良い日になりました。


バースディー

2012年05月09日 | 今日のつれづれ

私をこの世に産んでくれた母はもういないし、私も”お誕生日おめでとう”と言われる歳もとっくに過ぎているが元気で現実に生きていることは喜ばしい事かもしれないな。

夫どっこいは入院していることもあり(少し足のむくみや体の調節のため)、日頃我慢しているわけではないがやっぱり控えているものを好きなだけ食べようと大阪伊勢丹に行く。



美味しかったです
娘も誘ってくれたんですがことわりました。なぜ?

ほろ酔い気分でいるその時、妹から電話。
「おねいちゃん、今日誕生日?でしょ」
「そうなの、●●歳よ、嬉しくもなんともないよ」

でも、嬉しかった。
そう々娘からも一番にメール来ていたな~

一人じゃないって思いましたね。

もう少し?(20年位)生きてみようと自分に誓う。


陽だまりの樹を観劇

2012年05月06日 | 舞台鑑賞

幕末の内部が腐ってしまった徳川幕府を樹にたとえ花の咲かない桜の木(舞台上)の前で友情で結ばれた武士と医者、
それに関わる人々の物語。

医者(手塚良庵)に上川隆也武士(伊武谷万二郎)にあのロック界の吉川晃司。
それぞれ女、芸者遊びの好きな医者と堅物の武士が同じ人を恋い慕うという設定になっている。

原作は手塚治虫、脚本・演出 樫田正剛で舞台化を前者の他に石倉三郎花影アリス岡本健一、
長谷川純
(個人的に渡る世間で~をみていたので)の出演他新歌舞伎座で20日まで公演している。

さて、今NHKで放映しているのを知っていたのでどんなものか予習していった。
内容が同じ場面もあったりしてわかり易く、主演の上川隆也の演技が光っていた。
それに花道でのアドリブで石倉三郎(上川の父親役)が良い味をだし客席を大いに沸かせていたのがさすがだと思った。

吉川も堅物や無口の役を好演していたが~歩き方を一工夫してほしい。
長谷川はタッパがあり粋なストライプの町人姿が悪役でいやらしい役だけど良かったな~

上川は現代もので拝見しているセクシーさに加え安定感があり、これから楽しみに色々拝見したいと思った。

ラストシーンには桜吹雪の中万二郎は武士の思いで刀を抜いた。
良庵は万二郎を止めたが~                        
武士の考えを貫いた万二郎の叫び声で陽だまりの樹に桜が~綺麗!

カーテンコールでは拍手が鳴りやまないくらいで大サービスに3回。


よみがえる写真集

2012年05月04日 | 趣味あれこれ

    

この写真集が出ることも、亀博があるということも何となく知っていたし齋藤さんとはその時はこんなに有名な先生とは知らず
(旅の恥~新橋演舞場まで車に乗せて頂いたのよね、公演に間に合わなくて)後で冷や汗もんでしたが~

齋藤芳弘氏による2006年より亀治郎丈の(澤瀉屋)自主公演「亀治郎の会」のポスターやプログラムのデレクターや舞台写真の撮影を担当されていた。

だからこの写真集を拝見すると、自分の目で観ていた舞台(ほとんど拝見している)が走馬灯のようにその時の感動や、息使いがよみがえる。

おこがましい事だけど、我師匠が亡くなったとき、残された門弟達が写真集を作ったこともあり、舞台写真の何千枚の中より弟子の好きなもの、流派や師匠の代表されるものを選び四苦八苦したことを思い出す。

まして、市川亀治郎を追っかけ、楽屋をはじめ舞台を観客の立場で撮るということに関し、思いや努力、情熱は並大抵のものではなかったことと察し感服する。

今、自由に亀治郎の舞台、まして襲名となるとなにを差し置いても かけつけたものだが
運命のいたずらか、それも出来ず残念で~
だからこそこの写真集を拝見しては思い出しています。

大好きな亀ちゃんの舞台、個人的には色々好きな場面はあるけど、この写真集に限っては「鬼揃紅葉狩、「一本刀土俵入り」「お夏」などが素晴らしいと感じた。

齋藤芳弘さん、その時はお世話になりました。

呟きでは亀治郎丈のサインや、握手(うらやましい限り?)があるらしいが、
私は齋藤さんのサインがほしいな。

この「亀治郎の肖像」良い写真集になりおめでとうございます。そして、お疲れ様でした。