平成28年5月22日、国立文楽劇場に於いて「舞扇会」が盛大に盛会に行われた。
一部、二部に別れているがこれは弟子が在るかどうかで分かれているだけで、決して技量に関係はしてない(誤解を生じない様に)と思う。
全体的によく勉強なさっていてどれもこれも素晴らしかった。
(少し演目が長いと感じたものもありましたがね。)
私は全体を観る為に後で拝見。
隣に先輩やらOSKの人も熱真に観賞していらした
何て言っても故若津也師の振付による〈十三鐘〉に注目。
さすが内容もわかり舞っていたなと拍手喝采。
夫どっこいの事も気になり最後宗家の演目は観られなかったけどね。(何度も観ているから、それに帰宅したら九時前に~)
やっぱり介護していたら思うようにいかんな。
6月12日4時開演、初日の歌舞伎舞踊を観に行ってきました。
はるばる京都「春秋座」へ
誰?勿論澤瀉屋の四代目猿之助丈と共演者。
演目は皆様も私も存じ上げてるものだったんですが、“独楽”は亀治郎時代に
拝見したことが有り結構面白くて、私も大好きですし御本人にはよくあってます。
勿論素敵です。あのときは素直でしたそれに、円熟味も増して貫禄もあり余裕が感じられる舞台でした(私は首を振る振りが気になりましたがね)
もう一方の”双面水照月”(ふたおもてみずにてるつき)は、猿之助も初めての
演目らしい。澤瀉屋の共演者を得て見事に男(法界坊)と女(野分姫)の亡霊を
演じられていました。何時か法界坊を観たいものですね 。
効果音と殺陣に歌舞伎の面白味ががあり、良かったですし澤瀉屋の生き字引と言われている役者さんの協力を得て益々演出の成功があった様に思います。
学生さんとのグッツは売れきれたものもあったけどお弁当と団扇を購入。
次はこれかな。
”山村楽正”七回忌の舞の会
もうそうなるのか
お知らせを頂いて感じました
「七回忌までは頑張ろうと思っていました」と芸養子の方に挨拶に行ったとき
話しておられました。
楽屋には一杯の花で飾られて華やかで上品でそれでいて高貴な舞のお人。
きっと、うちの師匠と(若津也)ご一緒に相舞したはるんやわ
若いころは美男、美女で幼い私達を楽しませてくださいました(勿論楽正師は女でっせ。)
舞台のロビーには白い清楚な花と良いお顔の遺影が飾られていましたね。
舞台では楽正師の舞った曲が次々と弟子や孫弟子によって披露。
それはそれなりに頑張っていましたが
残念ながら師匠の香は感じませんでしたがね(私だけかもね)
私は「三国一」を期待していたんですがね
「座敷舞道成寺」が御稽古も経っていたし、二枚扇は失敗も無しにお上手でした。
「越後獅子」を古い師匠が舞われ貫禄(やっぱしこの立ち方が楽正師の香が~)でした。
若津也師は生前「ご主人を大事に」と口ぐせでしたので、弟子をとるということは
無いと言っても過言ではないし、楽正師は山村流の発展と共に宣伝やらほこりを胸に
舞踊家として全うされたお二人です。
少し考え方が違うけど”山村流”にはなくてはならない舞踊家でした。
私の家には”舞冥利”ののれんが風に揺れていますよ楽正お師匠はん”
どうしても拝見したかったので当日券と思ったけれど、問い合わせてみた。(私としては自由席と書いてあるから良いかなとも思ったが)
岡崎?さんに連絡し、受付でチケットを受けとつた(岡崎さんは竹三郎さんの本名だったらしい)
山村太鶴家元は、東山村流つまり坂東竹三郎丈である。
会場はだれ一人知る人もいない、何時も行っている舞踊会でもない。
演者は誰?不思議な感じです。
席は真ん中の一番後(全体がよく観えるから)
なんか浦島太郎状態
お弟子さんは少ないが、皆お上手でした。
何時もお芝居では目立たない坂東竹朗丈も(山村太鶴朗)長唄「たぬき」を踊っていましたし、
竹三郎丈は『明治一代女』のお梅を艶やかに、美しく堂々と~
何時も拝見している御姿とは違って女らしく素晴らしい舞台でた。
さすが、舞台の所作や衣裳などは慣れたものですし、円熟そのもの。
良い会でした。
行ってよかったですし、益々良い舞台が観たくなりましたね。
大雨が関西に、台風が日本列島に上陸は免れたが強い勢力でかけている今日。
私は行く宝塚舞踊会に~
春日野八千代さんが舞台しておられたのも昨日の事の様に思われます。
あれから月日が流れ、舞踊会も2年に1回と変更になり、今日は百周年を控えての舞踊会です。
日頃の勉強している成果を(特に若い生徒)発表するいい機会だったりとトップで人気者や、専科(ベテランと言っても過言ではない)が、嬉し恥ずかしそして緊張する舞台です。
それぞれ演目などをお教えを頂きお稽古をします。(時間的に大変だな)
歌劇ではカッコいいスターさんでも日本舞踊は~普段顔が大きいなと思っているスターさんがバッチリ鬘が似合ってる。
不思議なもんです。
いずれにしても今年は指導も良かったし踊り手も頑張りがあって素敵でした。
気迫がみなぎっていましたね。
雨の中楽屋口に心ばかりのものを知人(春海ゆう)に差し入れをして、又客席へ~後半です。
夕食をと思っていた舞仲間にも会えませんでしたが、綺麗で普段見えないところが見えて良かった々。
指導・振付け 山村 若 藤間豊広 花柳寿楽
監修 花柳寿輔 藤間勘右衛門 山村 若
構成・演出(プログラム解説) 植田伸爾そして地方、後見、等々(敬称略)
出演者 松本悠里、轟 悠、京 三紗、箙 かおる、一原けい、五峰亜季、北翔海莉、
龍真咲、白雪さち花、高干 碧、有瀬そう、千海華蘭、愛希れいか、春海 ゆう
壮 一帆、早霧せいな、早花まこ、愛加あゆ、透真かずき、大澄 れい、桃花ひな、九城あす
天舞音 さら、京野このみ
第54回なにわ芸術祭参加 山村流「舞扇会」が五月三日、国立文楽劇場に於て
華々しく開催されました。
今年はお手伝いもなくゆっくり一部、二部を堪能しました。
知っている方ばかりですが、時間を作って久しぶりのお仲間とお寿司を食べていたら
台湾からの若い観光客と遭遇しました。
今年のおためは『宗右衛門町の石畳』を形どったお菓子。よく見ると大阪ミナミの
名前があって若お家元が尽力された町名が刻み込まれていました。
さて、今回行われた演目の数々は知っているもの、初めてのもの、故人が振付けた
ものが盛り込まれ面白かったです。
演者は日頃に御稽古されていた発表を、当日のみですので、出来不出来は御愛嬌
です。
第一部 常磐津「福の神」 長唄「菊ずくし」 常磐津「松廼羽衣」 地歌「ままの川」 長唄「汐汲」
地歌「珠取海女」 長唄「多摩川」 常磐津「箙の源太」 地歌「世界」 常磐津「老松」
第二部 地歌「口切」 地歌「貴船」 常磐津「夕月」 江戸歌(上方うた)「加賀の千代」 地歌「狐の嫁入り」
地歌「梅のえん」 地歌「菊慈童」
”菊慈童”は会主の舞台です
各流派色々考え方、舞台にかける思いは違うかも知れないが、今回は白塗りに慈童の姿で、途中に蝶の仕掛けがあり(上から数百の蝶が)、舞の最後にアッ!と 驚くくらい高く跳んでられました。(わりと歌に忠実に振りがつけられていたように思います。)
今年も終わりました“舞扇会”
友が、仲間が舞台して明日からの励みになります
何時か私もなんて想いながらね~
風が心地よい10月13日「東西名流舞踊鑑賞会」夜の部(16時30分開演)を拝見した。
この会は魅力ある舞踊家さん方、活躍されている方の競演、構成が期待されている。
残念ながら今回は昼の部(13時開演)は失礼したが、パンフレットを拝見すると、
魅力ある演目が~
さて、15分の休憩をはさみ、親子の情や親としての嘆き、心情を表して、静と動を
見事に演じきった山村 若六世宗家。一中節「天鼓」
山村楽正が振り付けた遺作(定かではないが昭和39年?作舞とか)
一方、獅子の世界の親の厳しさ、勇壮そして親子の情愛をあらわした長唄「連獅子」。
今回は尾上流で親娘での共演です。
前者は衣裳つけで、宝塚調のモダンな舞台展開、鼓を象徴する小道具?大道具にも
工夫されていて演者の構成が光る。(暗転が少し長く感じた)
後者は着流し、すっきりとした舞台、手獅子を使い、花道も使い終わりかな?と
思いきや再度花道から登場(獅子の精で)これは効果はなかった様に思う。
その他に吉村古ゆう 地歌『雪』(着流し)
藤間恵都子 清本『玉屋』(衣裳つけ)
花柳寛十郎 長唄『娘道成寺』(着流し) (各敬称略)
まあそれぞれすこ~し長かったように思ったがが皆楽しめた。
活躍中の舞踊家たちの舞台を観る観客席に空きがあったのはとても残念でしたね。
御揃いのゆかた、御揃いの扇。
何時もながらの山村流ゆかた会(光師主催)が8月19日(日)小ホール(くしくも大ホールでは薪車の会が)
PM1時より、ご宗家の「松竹梅」が尺八の音だけでの幕開きに舞われ、何時もながら
場内いえ私の心は緊張した。
余談だが少し前のめりに観ていた私、背中をトンと押された様な気がして、思わず後ろを見ても誰もいずおかしな体験をしたものだと首を傾けて~
ひょっとしたら亡き師匠が~(若師の事を思ってか?)
残念ながら夫どっこいが少し心配なので一部しか観れなかったけれど(光師他)
舞う人の緊張、一生懸命さは、この暑い日にはさわやで微笑ましい気がしたし、
日頃のお稽古の成果を発揮できたのではないかしら。(下手か上手かは別だけどね)
只、浴衣と言え下着(はかま)着用は常識!足が出ては興ざめだよと老婆心ながら思ったわけである。
そして、せめて帯だけは個性に合ったものをと~
白い色の(高価なものかもしれないけど)帯が続いたのもうんざりかな今年の一部は・・・・
来年は最後まで拝見したいと思うのだが~
今、プリーゼプラザ小ホール(プリーゼタワー7階)において「桂 米朝展」が行われ
又、米寿記念として「米朝一門 夏祭り」(有料)が8月1日~8月9日まで開催されている。
米朝さんそっくりのロボット(アンドロイド)が登場して落語を口演。
そして軌跡や功績の展示会が開かれていて、興味のある方もそうでない方も必見だしおすすめします。(無料)
‘携帯より’
お天気を考えながら一路「国立文楽劇場」へ
尼崎邦舞協会による舞踊会に仲間が出演されるのでご挨拶に伺いました(地唄 ままの川)
良い舞台だったので、是非「舞扇会(山村流の会)」で舞って頂きたいです。
夫どっこいの夕食をヘルパーさんにお願いしてあるので少し羽をのばそうと
山村流のお家元が新聞で紹介されていた‘雛寿司‘さんに伺うつもりで道頓堀まで~。
でもせっかくだからリバーサイドに提灯が並ぶのを見ようと友人を誘ったんです。
う
何処からかお囃しが聞こえてくるじゃないですか!
桂三枝(文枝)さん一行の船乗り込みに遭遇、調子良い私達は見物客に何時のまにか混じって手を振ってましたね。
そして色紙一杯もったママさんらしき人から女優?(誰?)に間違えられたりしたけど無事お店につき美味しい料理に舌鼓をうった訳です。(ほんま!小ちゃい~お寿司)
おおきに女将さん親切に丁寧にして頂きまして
私達はほろ酔い気分で家路に着きました。(携帯より投稿)