御揃いのゆかた、御揃いの扇。
何時もながらの山村流ゆかた会(光師主催)が8月19日(日)小ホール(くしくも大ホールでは薪車の会が)
PM1時より、ご宗家の「松竹梅」が尺八の音だけでの幕開きに舞われ、何時もながら
場内いえ私の心は緊張した。
余談だが少し前のめりに観ていた私、背中をトンと押された様な気がして、思わず後ろを見ても誰もいずおかしな体験をしたものだと首を傾けて~
ひょっとしたら亡き師匠が~(若師の事を思ってか?)
残念ながら夫どっこいが少し心配なので一部しか観れなかったけれど(光師他)
舞う人の緊張、一生懸命さは、この暑い日にはさわやで微笑ましい気がしたし、
日頃のお稽古の成果を発揮できたのではないかしら。(下手か上手かは別だけどね)
只、浴衣と言え下着(はかま)着用は常識!足が出ては興ざめだよと老婆心ながら思ったわけである。
そして、せめて帯だけは個性に合ったものをと~
白い色の(高価なものかもしれないけど)帯が続いたのもうんざりかな今年の一部は・・・・
来年は最後まで拝見したいと思うのだが~
”上方歌舞伎会”って何?って思ってる人もあるかもしれない。
上方歌舞伎と江戸歌舞伎がそれぞれ伝統を重んじている。
独特の型や雰囲気が同じ演目でも違っていて役者さん方が(ここでは脇を固める役者)
勉強して大きな役に挑戦する歌舞伎俳優既成者研修発表会である。
今回は10日、11日の両日国立文楽劇場に於いて昼夜に行われ、連日満員の盛況。
私は当日券で観劇する。(11日午前の部)
演目は「恋美脚大和往来」
新町井筒屋の場・封印切
役者を変えて新口村の場
を松嶋屋さんの三人我富、秀太郎、仁左衛門丈がたが指導に当たり
「舞踊」 上(加賀の千代)、中(うかれ角兵衛)、小(浮無瀬の狸々)を山村 若師。
本舞台を数限り観ているので比べるまではいかないけど、”新口村”では涙、舞踊の方では”うかれ角兵衛”
が良かったし彼の役者での舞台を拝見したいなと思いました。
暑い時、お稽古し、怒られそれを演じる事は、演じ人にとってそれはそれは力になった
事は間違いないし、その事をふまえて本舞台に発揮できる事を期待してやまないのである。
朝から生ものの買い出し(何時ものように花火見物にお客さんが来る)にいく。
鱧1匹(焼き鱧や湯引きに)とお刺身他冷酒に合うものやらで自転車の買い物籠は
一杯に~
前日には御肉類や野菜など(勿論!アルコールも)
5時過ぎからぞろぞろ人が、警備の方も活躍、現場はきっと大変な状態?
そんな様子をマンションから眺める。
やがて花火が打ちあがりました。ど~ン!シュルシュルシュ!
先祖の事を思いながら、夫どっこいと私は門の外から、
お客さんたちは(娘達と友達)は浴衣に着替え8階に~
赤、青、黄色、緑
今年の花火はモダンに感じましたね。
人びとの歓声やら拍手を聴きながら隣の夫どっこいの横顔は満足気でした。
でも反対に猫ちゃん達は?と気になっていました。(きっと押入れに~)
その夜はとうとう身を隠していましたが、翌日は写真の通りです
思い思いの姿で”かわいいでしょ”おねんねです!
今、プリーゼプラザ小ホール(プリーゼタワー7階)において「桂 米朝展」が行われ
又、米寿記念として「米朝一門 夏祭り」(有料)が8月1日~8月9日まで開催されている。
米朝さんそっくりのロボット(アンドロイド)が登場して落語を口演。
そして軌跡や功績の展示会が開かれていて、興味のある方もそうでない方も必見だしおすすめします。(無料)
‘携帯より’