ご自分の主催となると新しい振り付けをするか、大きい出し物に挑戦するか悩むところである。 その日の会主は、「奴道成寺」を選び弟子達が所化を勤め大いに客席を楽しませたがその演目はやはり舞踊家より役者のものだなと思った。まして会主は女性!少し無理があった様に思う。
以前Y流の宗家による「奴」は素晴らしいものであった。舞にめりはりがあり、軽快に、しなやかに、且つ又台詞回しが良い!
比較して悪いが次の機会に「娘道成寺」に再度挑戦を。
店先に並ぶ苺は今や季節感の無い物になっているが
春から初夏にかけては路地物も多く、艶やかで色鮮やか、甘くて美味しい。
その苺を使ってジャムを作った。レンジで簡単に作れるので試してみては如何かしら
苺200g位(適当)、砂糖(120g前後)サラダ油(大さじ1)、レモン汁(大さじ1)を電子レンジ可能な器に入れ(少し苺をつぶす)10分(強)。出してあくを取りさらに、3分かければ香り高いマイジャムの出来上がり!プレーンヨーグルトにかけると最高
京都の北に在る「大徳寺」をご存知でしょうか。もちろんお寺は有名です。
広いお庭には枯山水やテレビでもお馴染みだった尾関さんという面白く、解り易い説法を説くお坊さんがいらっしゃる。その境内の一角に料理屋『泉仙』という鉄鉢料理を食べさせてくれるお店がある。
この様にきれいに収まる事になります。
京都円山公園を右に通りぬけ大覚寺を東に行った所に料亭『菊乃井』さんがあります。
そこの‘時雨弁当’は有名で(昼席)、京都にお芝居を観に行く時はそのお弁当に決めています。菊乃井さんの店主はテレビでも見かける村田さん。
若女将に案内された部屋は床の間には椿の花が、庭には鯉が泳いでいて中々趣がありました。(夜なら高いだろうなきっと!)その後祇園「一力」の前を通り南座へ。
今回の演目は百十一年振りに復活上演される“霧太郎天狗酒醼” (きりたろうてんぐさかもり)、物語としては源実朝の公暁を扱った世界の中に天狗の妖術や、だんまりがあり、主人公を霧太郎(橋之助)として若手歌舞伎役者がそれぞれ元気一杯の頑張りそれに綺麗 何時も老け役(脇の)の方までが白く塗っていたのが印象的でした。二人での宙乗りがこの芝居の話題になっていて、舞台の転換もとても面白かったです。
歌舞伎は難しいと考えがちですがこの芝居は解り易く楽しめました。興味の無かった娘も「次は‘中村屋‘さんの親子芝居が観たいわ」なんて言う変わり様です。
(シメシメ、作戦成功だぜ)