夢・つれづれに

何時も夢とロマンを持ち、思いのままに綴りたい

歌舞伎座あと337日ですって

2009年05月31日 | 舞と舞踊の会

 


朝の便で伊丹を出発する時は晴れていた大阪も着いた東京ではどしゃ降りの雨。(天気予報もよく当たるね~)
わぁ~大変だと思いながら浜松町からタクシーで歌舞伎座に行く。
28日と29日は三世宗家家元<花柳壽輔三回忌>追善舞踊会が歌舞伎座で行われ
何と舞踊仲間の友人が出演したので応援方々賑わしに行って来たのです。
歌舞伎座と言うと華やかなところでありますが裏は(楽屋)汚い!広いけど狭い?そして今時エレベーターがないもんだから階段を上ったり下りたり、お蔭様で私は足がつりました。
日頃、歌舞伎役者さんの苦労が判りますね体力勝負だって事が~
まあ~一流となるとお部屋で身支度をされるでしょうが、なにわともあれお疲れ様でした。(頑張ったね、寿々田由さん)
松嶋やさんの(仁左衛門、秀太郎)お二人も出演していました。

                     



東をどり

   

 


あくる日は東をどり(新橋芸者さんたちの舞台)を初めて拝見してきました。
手ぬぐいは”みさを”さんから(舞台から客席にまく)私の前に投げてくれたのをゲットした物です。
そして、芸子さんと舞妓ちゃんがお手前しているのを見ながらお茶を頂く席にも行ってきました。(何でも経験)



 


欲張りなのかな~

2009年05月22日 | 自宅介護つれづれ

夫どっこいの検診日
今日は、脳神外科と内科です。
脳神外科が昼に近い予約になっていたがやっぱり待つことになる(ひたすら待つ)

先生、夫の顔や手術した頭を手で押さえ「ええ調子そうやな~別に変わったことは無いですか?」と尋ねる。
夫は「はい」と
「こんな様子で良いですか?おとなしいのですよ(以前とは180度の差が有るように思うので)」
先生「良いほうです!ゆっくりゆきましょう。暴れる人もいるんですから~」と。
そんなもんでいいのか~と少し気持ちが軽くなったけれど~
昼からは内科の検診(2時~)があるのでその前に採血と検尿を済ませて病院内の食堂で何時もより遅い昼食を、その時でもインスリンは欠かせません。(お腹にブスッ!)

内科の先生曰く、「奥さんが大分頑張りましたね。数値が良くなっていたので驚きです」と検査表を渡してくださいました。(ヤッタ~!)
「お薬を少し減らして様子を見ましょう。ご主人も頑張ってください」と。

でも、夫どっこいは決して私の事は誉めません、感謝の言葉もありません。
全部自分が頑張っているんだと言うのですが、先生はきっと解ってらっしゃる様でしたね。(ふ・ふ・ふ)


話題の水車小屋での立ち廻り

2009年05月21日 | 舞台鑑賞

テレビでも宣伝して話題になっている京都「南座」で行われている『小笠原騒動』を観劇してきました。
お家騒動を題材に実際に起こったものを書き下ろした通し狂言です。
中村橋之助を筆頭に、愛之助、勘太郎、七之助の四人が挑戦する若さ溢れた舞台で、水車小屋の元水を使った立ち廻りが迫力と話題を呼んでいます。


本来なら敵同士の二人なのだが(橋之助と勘太郎)楽しそうに水遊びをしているように私には見え、迫力に欠けていたように思えましたが、客席は大いに受けていました。
役者がそれぞれ二役を演じていましたが、よく観ないと「あれ?」っとややこしくなる時もあり、それぞれ役者の見所が作ってあって楽しめました。
花道のはしごを使った立ち回りは迫力がありました。

比較的大向こうも無く静かな舞台でしたね。客席も空席が目立ったのは、世間で言われているインフルエンザの影響かしら?
電車の中も”口先おんな”らしい(マスク)人ばっかりで異様な感じがしました。
早くこの光景が無くならないかな思うこの頃です。(私ってひんしゅく者?かな)

他に中村壱太郎、市村萬次郎、上村吉弥が舞台に花を添えていました。


日本文化塾その2

2009年05月17日 | 今日のつれづれ

母校(大阪樟蔭学園)で行われると言う事で気軽に参加し始めオプションを入れて3回目の古典芸術への講座に出かける。
今日は、「長唄と舞踊」の関係を劇場さながらの雰囲気で受けた。
先ずは、着到(ちゃくとう)が鳴ると背筋が伸びる。
そして長唄のルーツの説明や歌舞伎との関係、四季を唄った曲等が杵屋寛次郎師(長唄三味線演奏家)によって説明があり、三味線、唄、鳴物の演奏を聴く。

耳慣れた長唄の曲ばかりだったが、関東と関西の”雪”の音の違いを鳴物で表したのを聴くと「なるほど~」と、照明を消し笛や太鼓で「ひゅ~どろどろ~」となれば何となく涼しくなったり(因みに関東は粉雪の様で関西は牡丹雪の様な違いがある)

何時もは気にしないでいたのが色々な発見があって、とても楽しく勉強が出来た。
そして、丹頂鶴が月光の中で遊ぶ絵からヒントを得てご祝儀の曲らしく上品で、穏やかな「島の千歳」の踊りを観て終演となる。終演後砂切(しゃぎり)・打ち出しが入りお開きになる。



★ 着到とは開演15分前に演奏される(鳴物)

★ 砂切とは俗に<追い出し>とも言われ大太鼓が「出てけ、々」と聞こえるように
   打つ。     


伝統と新しさの挑戦 山村流の舞

2009年05月12日 | 舞と舞踊の会

5月10日に行われた舞扇会は追善を踏まえて、かつてこの会に貢献し活躍をしてきた師匠方を偲びながら演目を選び懐かしく舞われた六世宗家山村若。
そして我が師匠山村若津也の最後の舞台も、この会でした。
足腰も自由が利かなかった師匠は鬘桶に腰掛けて舞ったのが「霧の雨」。そして
その後見をして頂いたのは若お家元でした。

師匠の小さな体の後ろで体を半分におりながら心配そうに見守っていた姿は今でも忘れられません。
終わった時のあのほっとした御家元の顔は優しさに満ち溢れていました。(私は下手のそででカメラを回していましたのでよく表情がみえました)

あれから時は過ぎて今年は若津也の七回忌にあたります。
お家元はその「霧の雨」を師匠の形見である着物を着て舞われました。(鳥肌が立つと言うのは本当なのですね)嬉しかったです!

千秋楽に、近い将来山村流を背負うであろう息子さん達との連れまい『石橋(しゃっきょう)』
本来は二人立ちで舞うのが通常なのですが親子三人で舞われたのを拝見し、今までに無い新しさと躍動感のある舞台に感動し拍手を送りました。(舞台装置の発想も良かったかな)

 


盆と正月、めでたい々

2009年05月09日 | 今日のつれづれ

今日は、朝から晴れて五月晴れの良い天気!
実は私のバースデー、今更めでたいわけも無いけど娘からは大好きな紫陽花の鉢を頂き満足。
でも考えると誕生日と母の日が一緒にやってくるものだから何とも損したような得したような複雑な気持ちで毎年忙しく送っている。

母の日は今年は10日、何時もの事だけど以前は1週間に一度は顔を見るようにしていたのだが、夫どっこいが倒れてからはご無沙汰で1ヶ月に1回ぐらいになっている。
そんなこともあって、明日は舞の会があるので今日感謝の気持ちをカーネーションと母の好きなメロンを小さく刻んで会いに行った。
87歳になる母、そして今日から介護保険の第1号被保険者に(原因を問わず要介護状態、要支援の時のサービスを受けられる)なった私。
月日の経つのは本当に早いものだと思う



母の日に感謝をしながら、私も感謝されるように頑張らねば何て思いながら後ろ髪引かれるおもいで帰る。(淋しそうな表情をするので)

5月は大好きな月ではあるが大忙しの月でもあり考え深い月でもある様な気がする。


前向きのきざしかな?

2009年05月05日 | 自宅介護つれづれ

ママからは厳しく言われるし(だってぇ~食うちゃ寝、々だもの毎日
娘からは「パパ~頑張ってよ~}と発破をかけられ、
「ご自分で出来ないようならデイサービスにでも行かれたらいかがですか?」とケヤマネージャーに言われ、夫どっこいの重い腰が上がり、そのサービスとやらを体験してみる事に心が動いたみたい。(シメシメ)
送り迎いでリハビリや入浴、ちょっとしたゲーム、昼食におやつ、最新式の水圧ベット、自転車こぎなどその人に応じてメニューを組んで頂くらしい。
私も一応見学したが、夫どっこいも大きな声でヘルパーさんに自己紹介をしていたのを見るとまんざらでもないかなと思う。
そして、気に入ったのか週1回、お世話になることになり一先ず安心々!

娘の体が空いている日に、野田阪神のジャスコ4階の美容院に夫どっこいのカットに出かける。もちろん!本人の意志ですよ。(良い傾向です
退院して初めてですから少々不安もあったけど、さっぱり爽やかな頭と顔を見ていると本人も満足な様子。(ヤレヤレ)
これって、少し前向きになってくれたのかなかな?と感じるのだが~。(パパ!頑張れ)


別れと出会いの舞台

2009年05月03日 | 舞台鑑賞
今日、大劇場最後の宙(そら)組のトップ二人と生徒10人が卒業する舞台を観劇。芝居では感傷する事はないが、ショウーでは各場面に送る側と送られる気持ちや情熱、エネルギーぶつかり合い、思わず観る側は胸詰まる場面がある。
さぞかし応援してきた人達の胸中はいかばかりかと察する。(私も以前、応援していた生徒を見送った事があるので~)
そして、この舞台では初舞台生のお披露目のラインダンス!はつらつと爽やか、希望に満ちた舞台に未来のスターを見る。

終演後”逆転裁判”をヒットさせて第2弾が決まったと言う宙組2番手の『蘭寿とむ』のお茶会に行く。
テーブルはショッキングピンクの薔薇の花で飾られ、二回公演の疲れも見せず公演の話等を聞いて楽しいひと時を過ごす。オツカレサマ!