夢・つれづれに

何時も夢とロマンを持ち、思いのままに綴りたい

大阪NHKカルチャー

2011年09月25日 | 最近の出来事

ひょんなことから「市川亀治郎の芸魂」というのを目にし大阪NHKカルチャー教室に申し込んだ。
申し込みは早かったが、キャンセル待ち!

幸い参加が叶い会場に出かける。(お断りもあったらしいから参加できた事は
良しとしなくっちゃ)

先ず聞き手の葛西聖司アナウンサーが登場、次に何時になくピシッとした
ベージュ系のスーツで亀治郎が登場!(後のドアより)

今年一年の舞台を振り返りながら(オフは2日間しか無いみたい)NHK側
が用意した写真を見ながら
の話。(勿論10月の新橋演舞場の宣伝も兼ね)

最近の「亀治郎の会」の千秋楽、電気系統が駄目になり、
セリが使えないので花道からの出になった時、出演者、地方さんなど皆が協力してくれたこと、”将門”の舞台では東京に大きな地震が来て(確か震度4)怖かったとか、芝居が長すぎて休憩がとれなかったこと、早変わりがある時は楽屋を全速力で走っているとか~

私どういうわけか全て遭遇しているのよね

結構1時間30分ほど、本音をちらつかせながら、親切に、丁寧に話をしていたのが印象的。
舞台や映画に取り組む姿勢は、影での努力と魂の入れ方が違うように思う。
葛西さんの質問に「映画が面白い」と......

でも、私は歌舞伎の亀治郎さんが好きだな~
 
                      

司会の葛西氏の本を買う(楽しみに~)




一幕観がくせになるかな~

2011年09月23日 | 舞台鑑賞

大阪松竹座(9月1日~25日)九月大歌舞伎の中で、どうしてもこれだけは観ておきたいものが
”悪太郎”(右近、笑三郎、猿弥、弘太郎の澤瀉屋)

一月の浅草で(昨年だったかな)亀治郎の ”悪太郎”を見逃したのを残念に思っていたので
同じ澤瀉屋の出し物だし、初代猿翁によって初演され『猿翁十種』の一つに加えられたものと聞いている。

実際に亀治郎の生の舞台(悪太郎)を観たことがなく、亀治郎自身もあれやこれやと模索していたのをテレビで拝見した事があり興味深々だった。

幸い松竹座も一幕観があるので良かった。
3階の後の席だったが良く観えたし結構楽しめた。(この幕観は1000円ですぞ)

待遇も松竹座はエレベーターで席に着くまで案内をしてくれるので楽ちん(楽という意味)
以前、東京の歌舞伎座は階段を自力で上ったので3階にたどり着いた時はもう二度といやだなと思っていた。


この松竹座の一幕観はくせになりそうな気がしてる
別にいやなものは観なくて済むんだから~

肝心の舞台、良くもなく悪くもなくって感じで亀治郎だったらどんな風に踊るかな?とか
亀治郎だったら~なんて考えると・・・・・

帰りに『今井さん』のきつねうどんをいただき、夕食に夫どっこいには鍋焼きうどんをお土産に買う。

  

 

時間があったので♪ 包丁一本さらしに巻いて~♪♪ の法善寺に行きお参りしていると
可愛い猫ちゃんのお出むかい。
観光客もちらほら~

 

でした。


上方文化ルネッサンス

2011年09月20日 | 今日のつれづれ

  

 ←南乃福寿弁才天


今日の”上方ルネッサンス”
「ミナミの粋をもっと知る」と題し行われる上方ビルの一階に弁才天があり、何やら名前を見ると知っている方ばかり~
故に私もお賽銭とガラガラ(正式名は?)を鳴らし両手を合わせる(何をお願いしたことはナイショ)

これを左に奥の小さなエレベータで目的地≪TORII HALL≫に着く

 

 


上方文化が発祥した大阪・ミナミをあらゆる方向から再生、考える事を目的に、8回開講。
今回は3回目で「上方舞の世界」と題して行われた。

 上方舞・山村流六世宗家 山村 若さん
 東京大学人文社会系研究科教授  古井戸 秀夫さんの出演

先ず古井戸さんの上方舞(大阪では山村流)に対しての講座があり、わかり易く、なるほどと納得できる話が続く。

”踊る”をエビ(生のエビは飛び上がったり、伸びたりする)に、”舞”はゆっくり回りながら前進するカタツムリにたとえて話されたのは面白かったですね。
(カタツムリの様子を1時間くらい見ていたらしいですよ)

次にお二人の対談(これも興味深々)

「代々女性がお家元で男性の若さんは苦労したり、難しかったりすることがありますか?」と古井戸氏

「もともと初めは男性の振付師や役者だったので元に戻ったわけです。
幸い妹と分担していますので」と若家元。

舞踊家、振り付けも手掛け、弟子にお稽古。大忙しの六世宗家。

そして、しっとりと『ぐち』と鮮やかな扇使い『松づくし』を舞ってお開きとなったわけですが、何事にも一生懸命な山村流の代表者には頭が下がります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




北海道のおみやげ

2011年09月12日 | 最近の出来事

台風と共に飛行機で北海道へ行った娘たち
「飛行機は飛んでいるかな」と少し心配になったのでメールをする。
「大丈夫、着いてるわ」との返事
「せやけど雨で何にも見えない」と夜電話が来た。でも声ははずんでいた)
                                

    
そして、「帰ってきたの?」と
別に心配はしてないけど地震の(娘たちは何の変化もなかった)ニュースがテレビで流れると気になるが無事帰還した電話を受けるとほっと~

日曜日に北海道のお土産として、毛ガニ、メロン、トウモロコシそして、日高昆布等を持ってきてくれた。

毛ガニは身も詰まっていて、ミソも一杯入っていてすごく美味しかった。が夫どっこいはきゅりと身をあわせマヨネーズであえる。(左手が不自由なので)
カニは豪快に食べるのが一番美味しいとおもう。

メロンは朝食に、トウモロコシはおやつにそれぞれ食す。

美味しくいただきました。ありがとう!


「女房は幽霊」南座錦秋特別講演

2011年09月08日 | 舞台鑑賞

大阪府半額鑑賞券っていうのを知っていますか?
ハガキの返事がきて半額を振り込んだらチケットが届くのを待ちましょう(本当に半額なんです)

そして、10月7日(水)京都南座に~

   

隣の席の方も半額で鑑賞されているみたいで「こんな前の席(3列目)で悪いみたいですね~」と・・・

岡本さとる 作・演出”笑いと涙の百日間”とサブタイトルがついていて喜劇です。(結構笑いました)

同じ劇団の同志が夫婦になり夫婦漫才として人気絶頂の時、突然襲った別れ(主人公が自動車事故で亡くなる)

(山下真司)は妻(名取裕子)なしでは何にも出来ないが天国にいる師匠(青空球児)や、周りの人たちの、

もちろん妻は百日間の約束をし幽霊になってこの世の夫を見守る (ただし霊媒師の母親(星由里子)の力をかりて

話をする)という設定。

6日が初日だからまだ始まって2日、間も、落としたアクセサリーにも気がつかないし、色々手際が悪いところが

あったけれど舞台を踏む回数につれてよくなっていくのではないかしら。

名取さんの和服は豪華でさぞかしお金もかかっているかなと思うが、初めの劇団員のころの(稽古着)着物の着方は

襟の抜き過ぎに注意してほしいな。

その他の出演者に仁科仁美(やっぱり親譲り)笠原 章(自分の劇団で一本刀土俵入りの公演を拝見)

テレビでお馴染みの川上麻衣子(名取さんの妹役)が印象的。

25日(日)が千穐楽

 


三人三様の朗読劇「家守綺譚」

2011年09月04日 | 舞台鑑賞
  1. 何?朗読劇?誰が?ええ?Team申?番外公演とある。

    次に佐々木蔵之介(ハンチョウやん)、市川亀治郎(歌舞伎役者の亀ちゃんやん)、佐藤隆太(ルーキーやん)
    個性的な三人が集まって何かをやる!  面白そうや

    金曜日、お稽古が終わってから大阪森ノ宮ピロティホールに行く。

    初日だからか緊張されていたがさすがにお三方はそれぞれ活躍されているだけあって、堂々と2時間弱
    本を読み上げ終わり、その後演出家を交え懇談(ミニトーク)おまけに観客へのサービスにプレゼントの
    抽選(残念ながら当たりませんでした)。

    偶然ですが突然朝のラジオにお二人(ハンチョウと亀ちゃん)が出演されたのには驚きました。

    まあ、大阪のおばちゃん流に言わせてもらえば個性がありすぎる三人三様ですので少しまとまりに欠けて
    いたような気がするかな。
    佐藤さんは淡々と読み(俳優らしく)、蔵之介さんは堂々と二人の出方を見ながら構えて(さすが~)亀ちゃんは
    身振り手振り、女形から男の声を自由自在に(歌舞伎やん)使い分けていて声がよく通る。

    さて、この作品「家守綺譚」は百年前の話で売れない小説家綿貫征四郎を取り巻く人、花、鳥、犬や人魚、河童
    に囲まれてゆったりと時が流れている世界を表してあり現代社会とは少しかけ離れたような別世界。

    リアルなところや想像力、夢か現実、結構ついていくのには、演者の言葉を聞き逃してはと思いしんどかったですよ。
    初めに蔵ノ介さんが「気楽に聞いてくださいね、リラックスして肩の力を抜いて」とありましたが、とんでもない!
    理解できないところもあり、稽古疲れかうとうと~(亀ちゃんの声で目が
    縁側に腰を下ろして読む設定で、バックには話の展開に花の名前がう映し出されていた。
    和服で袴それに下駄という出で立ち。

    そして、パンフレットに”はかけがえの無い命や故郷、日本を微力ではあるけど自分たちがやれる事を
    することです”。
    と書いてあり、あの3月11日の震災が彼らたちの心を振い起こしたのでは無いかなと思う。