夢・つれづれに

何時も夢とロマンを持ち、思いのままに綴りたい

私の宝ものかな?

2009年04月27日 | 今日のつれづれ

60歳でパソコンを初め、あれから5年目の歳月が流れた。
そしてブログと出会って日々の出来事や趣味の事、勉強した事などを投稿してきた。
何時か記録として残し本にでもと思い始めたのがきっかけだったが大げさに考えないで自分でプリントしようと思い立ったのである。
多分、これからも投稿し続ける事と思うが忘れてしまう事もこうして文に残しておけば、例えば記憶が遠のいても良い想い出になりそうな気がする様に思う。

そして、ブログは今まで、いえこれからもきっと私が大好きな宝物の一つになりそうかな?

平成27年2月~からのブログを私なりにまとめた物です

 



振り込め詐欺らしき電話

2009年04月24日 | 今日のつれづれ
かかって参りましたわ電話!
「もしもし、ママ?大変だよ、えらいことしてしまった(演技してる、うろたえているが下手な芝居)こちとらぁ昔は演劇部だよ~
「どうしたの?」と私(娘の声に似ていたが冷静に考えると幼い声)
「大変だよ、どうしよう」と同じことの繰り返し
「本当にママなの?名前は何ていうの」ときたものだから
「人に聞く前に貴方の名前は?」と私。
「橋元なんたら~」と相手がこたえる。
そこで私「あほか!!」そして、相手は電話を慌てて切ったのです。
ねぇねぇ、典型的な詐欺でしょう?給料日を狙った振り込め詐欺でしょうねこの電話は~(引っかかるもんか)

私の携帯電話の着信音(布施明の曲がかかる)はそれぞれ相手がわかるように決めてあるのよ。例えば娘からだと「恋」がかかるので彼女だなとわかるわけ。
てなわけで面白い経験をしましたが、皆様もお気をつけあそばせ。



日本文化塾って何だろな?

2009年04月20日 | 今日のつれづれ

平成21年度『芸術と鑑賞』と題し、第3回日本文化塾の春季講座が我が母校である
大阪樟蔭女子大学主催で行われた。(小阪キャンパス)

テーマとして【舞う、謡う、語る・・・特選上方芸能シリーズを掲げて4月~6月は春の講座、10月~11月は秋の講座その他にもオプションとして歌舞伎や文楽、能などが観られるわけである。

やんちゃ時代を過ごした懐かしの学び舎で行われる事もあり私も参加したわけである。(本当のことを言えば、山村流の宗家とここの卒業生である妹、光さんが出演される事をしり申し込んだ事もある)


先ず初めの講演が「粋の美意識はなぜ衰弱したのか」木津川 計(けい)氏が京大哲学科の教授・九鬼周造(くき しゅうぞう)の名著《いき》のこうぞうに基づき話されたが、高齢ではあったが中々手振り足ぶり動きがあって楽しく面白く聴かせて頂いた。
さて、皆様はこの「粋」をどのように読まれますか?
一昔前まで東京では「いき」が大阪では「すい」という表現が生きていましたというところから話されていた。(次回は長唄と舞踊)

卒業以来訪れる機会が無かった我が母校はすっかり変わっていたが、正面玄関や、図書館、中庭の木や花はすくすくと育っていたのが道しるべになっていた事が嬉しかった。

大阪樟蔭学園

 

 

 

 


 

   

  

 





 

 


今年の花は平野撫子(ひらのなでしこ)

2009年04月16日 | 写真

夕方近く、母に会ったホームの帰り妹と造幣局の通り抜けに行ってきた。
さほど感動するようなものには出会えなかったが大きな二重、三重の花の多い中一重の桜が上品で爽やかな感じがした。

今年の花は『平野撫子』 花弁が撫子の花のように先が割れているそうだが足を止めて観ていると「止まらないでくださ~い」とスピーカーされる。だからはっきり観たわけでは無いけど~

 

 

 

 

珍しいぐリーンの桜


 

桜の花のじゅうたん

 


 


それで、いいのかい?

2009年04月14日 | 自宅介護つれづれ

「パパ~」と第一声が響き渡る
何時もの事であるが「ママ、今朝も大きな声がしていたけど何かあったの?」と娘。
「せやねん、パパがね~」と始まる。
「ふ~ん」と聞いてくれる。

自宅療養になってから8ヶ月が過ぎるが相変わらずのんびり過ごす夫どっこいに「そんなんで良いのかい?」と言いたくなる。

週に2回のリハビリも進んでやってるわけでもないが先生が訪問して重くなっている左半身を揉み解してくれたり、外への散歩に同行して下さっているので少しは動けるわけで夫は中々前向きの態度をあらわさない。(本当に何を考えているのか~)
4月は夫孝行の為、地唄の会が終わったので予定をなくし(お稽古も休み)見守りながら生活をする毎日であるが、本人にやる気がないのはどうしようもないのよね。

ひたすら食べては寝てという夫どっこいなのでほとほと困っている。
何も言わなかったら、そのような状態が続き口やかましく言ったら仕方ないなって顔をするのよ。
リハビリの先生は「運動能力はあるので、頑張ってほしいのですがね」と。


袖香炉

2009年04月09日 | 舞と舞踊の会



4月5日は若津也師の祥月命日、今年はくしくも上村和歌子師門弟の地唄の勉強会が行われた。
楽屋では、支度をする人達で殺気立っている。
出番の遅い私は慌てずゆっくりと鏡の前に座る。

今日は、師匠への追善の演目「袖香炉」を舞う事になっている。
紺の着物に形見分けの師匠の帯で舞台にたった。
緞帳が下りている状態でスタンバイをする。
意識的に下手の袖を見ると何となく師匠が見てくれているような錯覚を覚え気持ちが落ち着くのである。

舞い終えた時熱いものがこみ上げてきた。

「お師匠さんもあんな風に舞ってはったんやな」と上村先生に言われ、舞踊仲間の方には「しっとりとして良かったよ、私までうるうるきてしまった」とか~。

嬉しい言葉を頂き、幸せだった。

「お師匠さ~ん、頑張ったよ~」
残念ながら返事も気配も無かったが、私の気持ちは今日の天気のように爽やかで、すっきりとしていた。

    お忙しいのに、足を運んでくださった方、ありがとう御座いました