10月になり、夫どっこいと私は何となく‘旅に出かけよう’と言う事になり、北海道行きのツアーに参加することにしたのです。
思えば今まで猫ちゃん達がいるので2人で出かけることはほとんど無かったな~。
「あれ?もって行くのそれだけ?」
「そうだよ」
何と夫どっこいは、普段持っているショルダーバック掛けてるだけ。信じられない!私は、着替えやビデオカメラ(付属品)、デジカメ,
他もろもろ...
まぁ、良いか我々は個人主義者同士だから(よく夫婦やってるよ)。
今日のスケジュールは、千歳空港からバスで3つの峠を越え車窓からの景色を楽しみながら(寝てる人も居て、何てったって目的地まで永遠に続く田園風景)然別湖畔温泉(宿)に到着。
その間昼食に立ち寄った所は
ししゃもが名物。
干したししゃもを焼いている良い匂いがして、思わず乾杯(わかるでしょう)
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2日目の朝、目の前に広がる墨絵のような景色。
初日に映える唇山をホテルの部屋から写す。(只今、朝の5時15分)
さあ!今日はハードスケジュール。
頑張らなくちゃ~
ホテルを出発する前に(7時30分出)、然別湖の観光船に乗船できる嬉しいハプニングに出会いました。(ラッキー)
今日は、大雪山連峰や旭山動物園の見学。
それにしても、何ていいお天気なの!本当についている私達。
紅葉そして峠によっては黄葉が、又白樺とダケカンバの林がそれぞれ自分を主張しているようにも見える。
大雪山公園の中には、夫婦の滝があり、一番高い三国峠からは素晴らしい雲海が、その向こうには大雪山蓮峰が見えました(感動)
銀河の滝(雌) ≪ 夫婦滝 ≫ 流星の滝(雄)
三国峠より見る雲海
そして、大雪山の中の一番高い山“旭岳”を目前にして、頂上まで時間をかけて歩く人も居るが我々は第3展望の鏡池辺りで引き返す。気温は6度、うっすらと頂上には雪が見える。
鏡池
ハイキングコースと言っても石ころゴロゴロ、石の階段(と言っても只置いてあるだけの大きな石)私なんぞは長~い(?)足なもんで余計に重力とカメラの重さが見にしみる私なのです。(何が、遊歩道よ!)
時間の経つのは早いが今日の最後の見学コース、これぞ我々の期待していた『旭山動物園』であるが、何とあの広い動物園を1時間30分の予定(そりゃ~むちゃくちゃでござりまするがな~)。
「ねぇ~ガイドさんが時計と反対に回れば良いって言ってたよ」と私
「そんな事をしたら、目的の動物が観られないだろう。行きたければ勝手にどうぞ」と夫どっこい。
少々小競り合いがあったけど夫どっこいに従う事にした。相変わらずパイプをくわえちゃって気取っている人に比べ私は、ビデオをまわしながらデジカメでも撮る。(全くどっちか担当してよ~~!)
ペンギンが
飛んでる!
(泳いでいるのを下から観る)
蛍の光が鳴り始め、太陽が沈みかけ動物達のお休みの時間です。
今日も1日お疲れ様、楽しかった(でも、時間が足りない!)
私達も疲れたからゆっくりとに浸かって(今日の宿は層雲峡温泉)、夕食はバイキングです。(は美味しかったですね)
ホテルの中では、観光客の為に催し物が企画してあり私達は《ビンゴ》に挑戦、見事?二人ともお土産をゲットし満足々。
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3日目の朝、今日も「お早うございます」と少し顔みしりになった方々に声をかけバスに乗る。
いざ、・大雪山層雲峡黒岳に5合目まではロープウェイで7合目まではリフトに乗り、下界を見ると口々に「わぁ~すご~い!」それは感動の何者でもない。石川五右衛門が言った(と言われているが?)「絶景かな~(芝居調で)絶景かな~」に尽きる。
このツアーの予定は全て終わりましたが旭川空港までの車窓からの楽しみが未だ残っています。がほとんどの皆様はバスに乗ったとたんと。(夫どっこいも良く寝ます)
私は寝ていません!だって、こんなに雄大で、ロマンがあって、神秘的な世界に自分が居る事をかみしめ大阪に帰ろうと思いました。
それにしても、北海道は魅力的な土地、又きっと訪れてみたいな~。
熊にはお目にかからなかったけどキタキツネを車中から見ました。
そして、この土地には「生きた化石」と言われている“ナキウサギ”が生存している事を聞き、次の機会への望みを持つことも出来ましたね。
★ナキウサギとは3~4万年前にシベリアから北海道に移ってきた、体長20センチ位のうさぎ。http://www.hakuyukai.or.jp/kawamura/
★旭山動物園 http://www5.city.asahikawa.hokkaido.jp/asahiyamazoo/
美味しそうでしょう?
食べちゃいました