夢・つれづれに

何時も夢とロマンを持ち、思いのままに綴りたい

形見の着物

2007年10月29日 | 今日のつれづれ

それは、奇跡に近い出来事が目の前で起こったのです。
国立文楽劇場に於いて『山村楽正傳承の会』が行われていた幕間の事、「ミッチャン」と呼ぶ声の向こうに、一人の華やかな女性が立っていたのです。
「嘘、ええ?何で?」と後は「どうしたの?」と言う言葉しか思いつかないほど驚きました。

話せば永~い事ながら彼女は我が師匠のにあこがれ自分は花柳流でありながらどうしてもお師匠さんに習いたいと若津也の門をくぐり、上方舞を勉強していたのであります。
私の立場としては面倒と言うか少し親切にしてあげ、その内にお酒を酌み交わし、徐々に仲良くなったその彼女が、突然東京に店を出すと言ったまま、私たちの前から姿を消したのが6年前、それから音信が途絶えていたものだから~

でも花柳の家元の会には出演していると風の便りには聞いていたくらいでまさかここに居るとは~

理由を聞いてみたらこれまた大笑い。

実は、花柳流の会が今日あると思い(本当は昨日、相当な勘違い)友達の楽屋見舞いを持って張り切ってきたらしいが(新幹線に乗って)看板が違っていたので唖然としたらしい(全くそそっかしい!)
でもそこはおおらかな彼女、山村流なら私に会えると思ったらしく客席に座っていたと言うわけです。

これって、亡きお師匠さんが遇わせて下さったのかな
今日は山村流の大御所の会だからそれなりの着物をと思ったのが形見として頂いた着物と帯だったのであります。
「次に大阪に来た時はお師匠さんにお線香上げに行くから(殊勝、々)付き合って~」と。

「はいはい」と言ったけどまだ狐につままれているようなおかしな感覚で劇場を後にしたのであります。

 


大阪のでっかい台所

2007年10月22日 | 今日のつれづれ

松茸ですぞ

それも、日本産(長野県)の松茸

香り良し、形良し(美味しそう)

頭の中で買うか、買わないか迷う

良心的な価格だし「うぅぅぅぅ(考えてる)」

でも!後ろ髪ひかれる思いでその場を

離れる(うう、残念!)

と言うわけで、恒例の次、何処行く?の『中津パソコンマダムツアー』

が火曜日の仲間と合わせて9人《大阪のでっかい台所≫福島区

野田にある「大阪市中央卸売市場」の見学に出かけたのであります。

 もちろん、生鮮類はもうすでに終わっていたが果物のせりを見る事が

出来た。         これは→

手振り符牒(ふちょう)のせりのやり方で、手で数字(価格)を表し仲買人とやり取りをする。

 これは、仲買人↓です。

  見学とお買い物も出来て楽しい2時間が過ぎました。

テレビなどで宣伝している“えんどう”というおすし屋さんで昼食。

ご主人の説明がなが~くいやになったけど食べやすく、美味しかったのでまあ良いか!

中々一人では行けない所も皆で行けば恐いものなしなのよね。

 

 

 


存在感のある大御所

2007年10月20日 | 舞台鑑賞

宝塚歌劇団の本格的な舞踊会を、雨の降りしきる20日に観に行く。

大体、宝塚の日本物と言うと洋楽での舞台がほとんどだが今日は、地方さんや後見さん(男性)も大劇場の舞台に上がる。
もちろん衣裳付けの”年に一度”の舞踊会である。
東京公演組と地方公演組を除いた生徒が出演する(各クラス4,5人)。
今年の出し物は阪急100周年記念にちなみ、「百日曽我」という言葉から曽我兄弟の物語を舞踊化し、植田伸爾氏が構成し、藤間、花柳、山村流が指導を担当した。

舞台は華やかで綺麗そして、格好良いのは当然だけど、お上手とはお世辞にも申し上げられないが(専科の方は別)それだけ和物は難しいと言う事かな。

宝塚と言うと知らない人が無いくらい有名な

『春日野八千代』さん、御年は言いませんがかなりの高齢(だって戦前からですものね)。

今年もご出演でした。若衆姿(振袖に袴)、もちろん!立ち役。足元はひやひやしたけど、扇や上半身の動きはさすがご立派に長唄の《振袖菊》を踊り、客席からの大喝采を浴びて満足気だった。(やっぱり、すごい存在感)

宝塚歌劇団にとってこの人は大きなだといっても過言ではないような気がする。

 


芸術の秋

2007年10月15日 | 舞台鑑賞

いくらか涼しくなり、10月と言うとあちこちで色んな舞台が催されています。

何故、この月だと思いますか?やはり賞をかけて日頃の活躍を認めていただくのがねらいなのか文化庁の芸術祭参加と言うのがプログラムの頭についている。
私も観に行く事が多くなりとても忙しい秋の‘始まり~始まり~‘なのです。
先日も土、日曜日と舞踊の会に行ってきました。
土曜日の会は東西の舞踊家達の出演、我が山村流の家元も妹の光さんと宝塚もびっくりの光源氏を披露されました。(美しいやないか)
このお役をするため体重を8キロおとされ、スリムな光の君を拝見してお見事!(芸術の力はすごい!)

大きな劇場で舞踊の会をする人もあれば上方舞を気兼ねなく広く観て頂こうと御霊神社で地唄舞の会を催すことを企画し「舞」「地歌」の普及と発展を目指している人もあり応援したいなと思っています。

興味がある方は是非御覧いただきたいと思います。

御霊さん 《地唄の会》10月21日(日)開演 2時30分

  • ままの川    山村若禄右
  • 茶音頭     山村若雀之
  • 浪花十二月  菊央雄司  菊池多美
  • 珠取海女    山村若禄之

 一般 1,500円

御霊神社:大阪市中央区淡路町4-4-3

       06-6231-5041

                主催 「雪峯会」

                後援 「御霊神社」「毎日文化センター」

 

 

 

 

   


10月の北海道を満喫

2007年10月09日 | 今日のつれづれ

10月になり、夫どっこいと私は何となく‘旅に出かけよう’と言う事になり、北海道行きのツアーに参加することにしたのです。
思えば今まで猫ちゃん達がいるので2人で出かけることはほとんど無かったな~。
「あれ?もって行くのそれだけ?」

「そうだよ」

何と夫どっこいは、普段持っているショルダーバック掛けてるだけ。信じられない!私は、着替えやビデオカメラ(付属品)、デジカメ,

他もろもろ...
まぁ、良いか我々は個人主義者同士だから(よく夫婦やってるよ)。

今日のスケジュールは、千歳空港からバスで3つの峠を越え車窓からの景色を楽しみながら(寝てる人も居て、何てったって目的地まで永遠に続く田園風景)然別湖畔温泉(宿)に到着。

 その間昼食に立ち寄った所は

ししゃもが名物。

干したししゃもを焼いている良い匂いがして、思わず乾杯(わかるでしょう)

 

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 2日目の朝、目の前に広がる墨絵のような景色。

初日に映える唇山をホテルの部屋から写す。(只今、朝の5時15分)

さあ!今日はハードスケジュール。

頑張らなくちゃ

 

ホテルを出発する前に(7時30分出)、然別湖の観光船に乗船できる嬉しいハプニングに出会いました。(ラッキー)
今日は、大雪山連峰や旭山動物園の見学。
それにしても、何ていいお天気なの!本当についている私達。

紅葉そして峠によっては黄葉が、又白樺とダケカンバの林がそれぞれ自分を主張しているようにも見える。
  

大雪山公園の中には、夫婦の滝があり、一番高い三国峠からは素晴らしい雲海が、その向こうには大雪山蓮峰が見えました(感動)

     銀河の滝(雌)    ≪ 夫婦滝 ≫    流星の滝(雄)

           

 

三国峠より見る雲海

そして、大雪山の中の一番高い山“旭岳”を目前にして、頂上まで時間をかけて歩く人も居るが我々は第3展望の鏡池辺りで引き返す。気温は6度、うっすらと頂上には雪が見える。

  
                                鏡池


ハイキングコースと言っても石ころゴロゴロ、石の階段(と言っても只置いてあるだけの大きな石)私なんぞは長~い(?)足なもんで余計に重力とカメラの重さが見にしみる私なのです。(何が、遊歩道よ!
時間の経つのは早いが今日の最後の見学コース、これぞ我々の期待していた『旭山動物園』であるが、何とあの広い動物園を1時間30分の予定(そりゃ~むちゃくちゃでござりまするがな~)。
「ねぇ~ガイドさんが時計と反対に回れば良いって言ってたよ」と私

「そんな事をしたら、目的の動物が観られないだろう。行きたければ勝手にどうぞ」と夫どっこい。

少々小競り合いがあったけど夫どっこいに従う事にした。相変わらずパイプをくわえちゃって気取っている人に比べ私は、ビデオをまわしながらデジカメでも撮る。(全くどっちか担当してよ~~!)

                    

   ペンギンが

        飛んでる!

    (泳いでいるのを下から観る)

 

蛍の光が鳴り始め、太陽が沈みかけ動物達のお休みの時間です。
今日も1日お疲れ様、楽しかった(でも、時間が足りない!)

私達も疲れたからゆっくりとに浸かって(今日の宿は層雲峡温泉)、夕食はバイキングです。(は美味しかったですね) 
ホテルの中では、観光客の為に催し物が企画してあり私達は《ビンゴ》に挑戦、見事?二人ともお土産をゲットし満足々。

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3日目の朝、今日も「お早うございます」と少し顔みしりになった方々に声をかけバスに乗る。

いざ、・大雪山層雲峡黒岳に5合目まではロープウェイで7合目まではリフトに乗り、下界を見ると口々に「わぁ~すご~い!」それは感動の何者でもない。石川五右衛門が言った(と言われているが?)「絶景かな~(芝居調で)絶景かな~」に尽きる。

    

このツアーの予定は全て終わりましたが旭川空港までの車窓からの楽しみが未だ残っています。がほとんどの皆様はバスに乗ったとたんと。(夫どっこいも良く寝ます)

私は寝ていません!だって、こんなに雄大でロマンがあって、神秘的な世界に自分が居る事をかみしめ大阪に帰ろうと思いました。
それにしても、北海道は魅力的な土地、又きっと訪れてみたいな~。
にはお目にかからなかったけどキタキツネを車中から見ました。

そして、この土地には「生きた化石」と言われている“ナキウサギ”が生存している事を聞き、次の機会への望みを持つことも出来ましたね。

 ★ナキウサギとは3~4万年前にシベリアから北海道に移ってきた、体長20センチ位のうさぎhttp://www.hakuyukai.or.jp/kawamura/


 ★旭山動物園 http://www5.city.asahikawa.hokkaido.jp/asahiyamazoo/

 

   美味しそうでしょう?

     食べちゃいました


大介が出てるよ

2007年10月03日 | 我が家の王様達

お待たせいたしました(誰も待ってないって)

やっと、大介の記事が10月14日付けの“読売ウイクリー”表紙は沢尻エリカ)に掲載されました。

大介を抱っこした私と夫どっこいも写っています(大アップで恥ずかしい限り)

記事は多少話したニュアンスと違うところがあるけど、仕方ないかな。

大阪で取材したものを(写真も含め)東京で編集、そして掲載となるらしい。もちろん私が大介を我が家の王様に投稿したyorimo読売新聞プレミアムサービスにも詳しく出ています。

今回、この様な機会を頂かなかったらこの本を目にすることはひょっとしたら無かっただろうと思うが、中々面白い記事が一杯載っていて内容の充実した読みやすい週刊誌と感じたしだいである。