
もうすぐパリに着きます。

50分くらいの遅れで、パリ・リヨン駅(Gare de Lyon)に到着。左がここまで乗ってきたTGV-POS、右が総2階建て車両のTGV-Duplex(デュプレックス)です。塗り分けが違いますね。
ちなみに、リヨンというのは、パリからリヨンへ向かう鉄道の起点という意味です。当のリヨンにある駅名と被りそうですが、当地に「リヨン駅」というのは無いそうです。

前回も紹介したTGVシリーズの初代であるTGV-PSE。登場からだいたい30年程度ですが、まだまだ現役です。

TGVというとやはりこの角ばったタイプの先頭車のイメージが強いです。かっこいい。

TGV-Duplexの重連。2つ繋げると20両編成になるのですから、迫力が違います。
この新しい丸っこいタイプの機関車も好きです。シルエットは似ているようで全然違うのですが、ライトケース形状とライトの間のグリルが同じデザインなので、TGVだと認識することが出来ますね。案外重要なパーツなのかも。

リヨン駅をうろうろ。ちょっとしたダンジョンですが、新宿に比べたら構造自体は簡単。まあ新宿が複雑すぎなんですよね。

タクシーに乗って一旦ホテルへ。

ここ。いいホテルでしたよ。

ホテルに荷物を置いて身軽になったら、パリ観光へ。時刻はすでに18時ごろなのですが、この時季のパリは20時になっても日が沈まず薄暗いので、この程度の時間ならまだ全然観光できる明るさです。

クール・サンテミリオン駅(Cour Saint-Émilion)からメトロに乗ります。自動改札はいちいち動作が遅いので混雑時は詰まります。

切符売り場。回数券を買いました。

「花の都パリ」なんて言葉があるようにパリには何やらブランドイメージがあるようですが、んなことはないわけで・・・。
なんといっても便所くらいのが気になります。メトロの駅も薄暗いですし、全体的に汚いですし、こういうのを見ると日本の駅というのは明るくて清潔で、売店も充実といいこと尽くめなんだなと感じます。

これがメトロ14号線の車両。車種は数種類あるようです。
スクリーン式ホームドアだったのでまともに撮るつもりは無し。

車両は小型で、車内はセミクロスシート。

途中の駅で1号線に乗り換え。地下鉄でも天井が高いのはさすがヨーロッパといったところでしょうか。ここの駅はきれいでした。


フランクリン・D・ルーズベルト駅(Franklin D. Roosevelt)で下車。

洒落た装飾がされた天井です。なんじゃこりゃ。

地上に出ると、目の前に現れたのはシャンゼリゼ通りです。ここを歩いていくこととします。
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