黒鉄重工

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北陸project ~Hokuriku Master Side M. その5【2018/4/28~5/3】

2021-01-29 23:41:26 | 旅行・イベント記
2018年4月28日(土)9時41分
富山県中新川郡立山町 室堂駅
第8走者:立山黒部貫光立山高原バス(日野セレガ)室堂→美女平
アルペンルートの第6区間は高原バスです。ようは普通の観光バス。
立山黒部貫光の他にも今回乗った加越能バスとか富山地鉄バスとか、他社にも運行委託しています。ここからは山下りとなります。


さっき歩いた雪の大谷を今度はバスに乗りながら通過。


さよならさよなら~。
雪の大谷を抜けるとこっちも気が抜けてしまい、美女平に着く直前まで眠りについてしまいました。ムーンライト信州でろくに寝れずに信濃大町駅に降りてからこっち、移動しっぱなしでしたのですっかり疲れてしまいました。まだ9時台なんですけどね・・・。


第9走者:立山黒部貫光立山ケーブルカー 美女平10:40→立山10:47
アルペンルートの第7区間にして最終区間となるのは2度目のケーブルカーです。ただしこちらは露天。
美女平の駅では山を下る客よりも登っていく客の方が多かったです。富山市あたりから出発しようと思うと、ちょうどこの辺りの時間に美女平に到達するんですかね。長野側の扇沢~黒部ダムも似たような状況でしょう。
その点、我々はムーンライト信州でスタートダッシュを決めて混雑が始まるよりも先に電光石火の如し速さでアルペンルートを貫きましたので、トロリーバス以外は混雑知らずという、快適な移動を堪能できました。
まあこの立山ケーブルカーでまた混雑してしまったんですけども・・・。麓の交通機関はやっぱり混むんだな。大半の人達は黒部ダムか室堂で折り返してしまうんでしょう。


はい、立山駅です。走行中の写真は撮れず。ただ景色は普通のケーブルカーの平均以上でした。なにせ線路に曲線があるのが良い。曲線のあるケーブルカーは初めて乗りました。ケーブルカーでも曲線敷いて大丈夫なんですね。


ケーブルカーの車両。2003(平成15)年に運行開始した2代目です。



ケーブルカーは下から見るほうが好き。


連結器にはバッファ付き。・・・ん?連結器?


おやおやなにか連結されていますね。


なんともう1台連結されています。これは物資運搬用の貨車ですね。
普通に自動車道が並行しているんでぶっちゃけ必要なのか微妙ですが、道路が通行止めになった時のバックアップなのかもしれません。
なお貨車には制御室が付いていて、立山行列車を走らせる時にはここに車掌(あるいは制動手?;ケーブルカー車両に"運転手"は乗らない)が乗るんだそうな。珍しいものを見られました。


富山地鉄の立山駅に着きました・・・が、微妙に電車の接続が悪かったので暇に。


どうにかして時間を潰します。駅の側線に電車が停まっていたのでまずはこれを撮影。14760形というやたら数字を刻む電車です。
富山地鉄は軌道線は何度か乗ったことありますけれども鉄道線の方は一度も乗車したことがなくて、富山地鉄は実は隠れた空白地帯になっているのです。


次は駐車してある観光バスを撮影し始める。これは上郷タクシーのいすゞ・ガーラミオ。つくばナンバーで、遠いところから来たもんだと。


北日本観光自動車の日野・セレガR。


立山黒部貫光の日野・セレガハイブリッド。環境に配慮してハイブリッド車多めなのだろうか?


駅チカに立山カルデラ砂防博物館という建物がありました。入場無料ということで入ることに。


が、無料なのは半分だけで、もう半分は有料なのでした・・・。無料の展示は無料なだけあってなんというか、今となっては印象が殆ど残っていないというか。有料は入らなかったし。
これはらいてうの剥製。


立山連峰の模型。ここまで辿ってきた道を復習。


博物館はすぐに出てしまいました。ぼちぼち下り電車がやってくる時間なので駅から少し歩いて電車を撮影することにしました。
移動中にやってきたふそう・エアロクイーンII。少し珍しいがブレてしまった。


鉄橋沿いで撮影。ここって雑誌等で見覚えがあるけど、例の有名な撮影地だったりする?しかし立木が伸びてしまっていて最高かと言われると・・・。
やってきたのは10030形。いわゆる京阪3000系。あれの折返しに乗ることになるのかな?


駅へ戻っている途中、ケーブルカーがうおんうおん登っていくところが見えました。


駅へ戻ってきました。こっちが駅舎の表側か。


第10走者:富山地方鉄道立山線(10030形)立山12:05→電鉄富山13:11
それでは富山地鉄に乗車します。乗るのはやはりさっき鉄橋で迎え撃った10030形でした。この電車も型式を刻むね。近鉄か?
これにて立山黒部アルペンルートは攻略完了となります。割と急ぎ足で貫いてしまった感はありますが、あんな雪深い高山に登るなんてのは私の趣味では考えもつかないことでした。そこから望む眺めは絶景と言うにふさわしいでしょう。
今度行く機会があれば、違う季節の時が良いですね。しかしムーンライト信州は事実上死に体ですから、今回のようにスタートダッシュを決められないのは残念です。

というところで今日はここまで。


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