最後にお布施も兼ねてKD95形の最終列車に乗りました。
現役時に行ってみたかったですねぇ。
反対側から。良い保存鉄道だと思いました。
今日の運転はもうおしまいということで、貨物列車の入換をしていました。
最後の最後にED203先頭の列車を見ることが出来ました。パンタグラフが下がっている以外は満足。
これにてくりはら田園鉄道公園からは撤収です。
とても内容の充実した保存鉄道、鉄道博物館でした。くりはら田園鉄道をこの先も伝え残していこうという関係者の意気込みも感じました。行ってみる価値はありますぜ。
若柳中町15時41分発の栗原市市民バスくりはら田園線で石越駅に戻ってきました。車両は行きと同じグリーン観光の神奈中古エアロミディ。
このくりはら田園線というのは路線名の通り、旧くりはら田園鉄道の路線を引き継いだもので、細倉まで走っています。しかし運行本数は土休日は鉄道の半分以下・・・。転換後も同程度の利便性を確保できるのかという点でローカル線廃止の代替バスがあまり信用できない点です。
石越駅前は整備されたのでくりはら田園鉄道の駅舎や線路は撤去済みで、痕跡はほぼ残っていません。
駅設備のあった土地は駅前駐車場になっています。
駐車場の奥まで行くと、途切れたくりはら田園鉄道の本線がありにけり。まだ線路が残されている部分があるのね。よく見ると途切れた線路の手前には枕木が埋まったまま残っています。
石越駅を出ると左カーブ。線路を歩くのはやめましたが、航空写真を見ると旧若柳駅まで線路は続いていました。ただし道路との踏切部分は分断されています。
ものすごい幅広の架線ビーム。くりでんの土地に入り込んでいて、恐らくは貨物輸送時代の連絡線がここを通っていたんじゃないかと思います。
くりはら田園鉄道が現役時代に使われていた駅前駐車場。今は荒れ地。
この石畳は謎でした。
駅の土地を再利用した駐車場の車止めはなんとPC枕木でした。くりでんの廃品活用?
JR石越駅の駅舎。2011(平成23)年建て替え。近年のJR東っぽい駅舎ですかね。
この地域の主要駅なのか、事務室があって駅員も務めています。
3番乗り場へ。手書き看板が風情を残しています。
東北本線小牛田行の701系500番台に乗ります。栗原市ともお別れ。細倉鉱山とかにも興味が湧いてきたので、また行ってみたいところです。
終点小牛田駅でE721系1000番台仙台行に乗り換えます。
仙台駅到着後は、鉄道むすめ巡りのスタンプを集めに仙台市営地下鉄東西線に乗り換えます。東西線はまだ開業したばかりの路線です。
スタンプ設置駅の荒井駅へ向けて2000系に乗車。
荒井駅到着。終点です。
荒井駅で仙台市交通局のスタンプをゲット。仙台市交通局の鉄道むすめは青葉あさひです。東北新幹線みたいなお名前。
駅の中をすこしほっつき歩いていると、なんだか解像度の低いアスカの人形が・・・。これ、旧世紀に作られた人形?
荒井駅にはこれしか無かったので、たぶん綾波とかは他の駅に飾られていたんだと思います。
やることやったので仙台駅に戻ります。車体が小さいなぁと思いましたが、案の定これも近年流行りのリニアモーター式の小型地下鉄でした。
仙台駅の必修課題、伊達の牛たんを履修。相変わらず美味いぜ。塩味が美味いが味噌味も捨てがたい・・・ということで最近は合掛けを食べることが多いです。
最後はE5系の19時53分発東北新幹線「はやぶさ」38号東京行に乗ってお家へと帰っていったのでした。
充実の東北と保存鉄道の旅行でした。おしまい。
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