会社法百選マーキング講義Ver2の収録状況。
第1回 1~16事件
第2回 17~28事件
第3回 29~44事件
現時点でこんな感じです。
会社法百選マーキング講義Ver2の収録状況。
第1回 1~16事件
第2回 17~28事件
第3回 29~44事件
現時点でこんな感じです。
短答進捗度問題の答えは、「誤り」ですね。
資格争訟裁判における議決は、「議員の身分を失わせる議決をするときは」出席議員の3分の2以上の特別多数決となりますが(憲法55条)、それ以外の議決、例えば、「身分を失わせない」議決であれば、原則通り普通決議となります(憲法56条2項参照)。
統治の条文問題は、文言を額面通り受け止めるだけでは引っかかりやすい問題を出しやすいので、注意しましょう。
突如降って沸いたように、「WBCは次回が最後の可能性」、と言う話が出てきた。第4回大会で「十分な」収益が出ない場合は、「今大会が最後になる」とESPNのクリスチャン・モレノ記者一人を通じて明らかにされたのだ。
如何にも不自然な話である。第1回大会の総収益が1280万ドル、第2回が3200万ドル、第3回は「過去最高収益」を上げたと報じられている。確かに、毎年右肩上がりの成長を続け、世界のプロリーグの中でNFLにつぐ年間8000億円もの収益を上げているMLBにとって、「数十億円程度」しか儲からないWBCは特段大きな収益源とは言えない。
しかしながら、アメリカ国内では「国際的なオープン戦」程度の認識しかない「マイナー・スポーツ・イベント」のWBCが数十億円の収益を上げていると考えれば、「中止」にしなければならないほど行き詰っているとは到底思えない。
完全な憶測だが、新労使協定締結に向けての牽制球なのではないかと思えてならない。選手会にとって、WBCは「美味しい大会」である。仮に大会で怪我をしても、シーズンの年俸の支払いは保障されているし、オープン戦中に大会が開催されるので実働時間が増えるわけでもない。つまり、WBCはやればやるだけ儲かる、選手会にとっては「ノーリスク・ハイリターン」が見込めるコンテンツだ。
これに対してオーナー側からすると大事な財産である選手の怪我のリスクがあるので、そこまで美味しいわけではない。そこで労使協定締結の条件交渉としてWBCの中止をほのめかしたのではないだろうか。そもそも、このようなニュースが、一人の記者のツイートによって明らかになるというのは、如何にも「リーク臭」がしてならない。
12月1日に現行の労使協定が失効し、新協定が発効しない場合、リーグ側はロックアウトをする構えを見せている。ロックアウトが実施されれば、FA選手の契約やトレードを含め、全ての交渉が凍結される。オーナー側は「世界最強の労働組合」の異名をとるMLB選手会に絶賛「圧力をかけている最中」なのだ。このような時期に唐突感丸出しで出てきた「WBCは今回で最後」話、額面通り受け止めていいのかどうかである。
また、WBCの収益はジャパン・マネーに大きく依存しており、放映権料やスポンサー料、収益分配で圧力を加える意味も含めて、日本側に中止をちらつかせている可能性も否定できないように思える。WBC中止で一番困るのは日本だからである。
真相や如何に。