「いろはにほへと ちりぬるを」(半紙)
以前たまたまテレビをつけたらやっていた番組 「失くした二つのリンゴ」
その中で主人公の反戦思想家、長谷川テルが言ってたことば。
「人は心を束縛されたら幸せではない。」
その意味は、戦争という状況の中で生まれたものだけど、私たちの日常でもきっと同じ。
テルは中国人の夫を追って、上海に向かいその3ヵ月後に日中戦争が勃発。
戦争をやめてほしいという、ただその思いなのに、日本と中国の間で運命に翻弄される。
「いろは歌」
いろはにほへと ちりぬるを 色は匂へど 散りぬるを
わかよたれそ つねならむ 我が世誰ぞ 常ならむ
うゐのおくやま けふこえて 有為の奥山 今日越えて
あさきゆめみし ゑひもせす 浅き夢見し 酔ひもせず
美しく咲く花もいずれは散るように
この世に生きる誰もが永遠に生き続けられるものではない
越えられない奥山を今にも越えるような浅はかな夢に酔うことはできない
人は運命を受け入れられないから迷い、大事なものを失うこともあるのかもしれない。
でもことばで言うより「運命を受け入れる」ことは、なかなかむずかしいなぁって思う。
運命があるのかないのか、それは自分の心が選べばいいと思うけど
どこか無常にも感じる運命を、実は「いろは歌」は歌っている。
確か以前も書いた気がするけど、いろは歌は涅槃経の仏語を読み替えたもの。
「諸行(万物)は常に移り変わり、これが生滅の法である。
生じ滅するといった移り変わりを終え( 生死を超えて)、
寂滅(悟り)を安楽とする。」
運命と大げさに言わずとも、目の前のことを受け入れられる心でいられたら
もう少し楽に生きられるのかもしれないのになぁ
・・と、言い聞かせる日々。。
以前たまたまテレビをつけたらやっていた番組 「失くした二つのリンゴ」
その中で主人公の反戦思想家、長谷川テルが言ってたことば。
「人は心を束縛されたら幸せではない。」
その意味は、戦争という状況の中で生まれたものだけど、私たちの日常でもきっと同じ。
テルは中国人の夫を追って、上海に向かいその3ヵ月後に日中戦争が勃発。
戦争をやめてほしいという、ただその思いなのに、日本と中国の間で運命に翻弄される。
「いろは歌」
いろはにほへと ちりぬるを 色は匂へど 散りぬるを
わかよたれそ つねならむ 我が世誰ぞ 常ならむ
うゐのおくやま けふこえて 有為の奥山 今日越えて
あさきゆめみし ゑひもせす 浅き夢見し 酔ひもせず
美しく咲く花もいずれは散るように
この世に生きる誰もが永遠に生き続けられるものではない
越えられない奥山を今にも越えるような浅はかな夢に酔うことはできない
人は運命を受け入れられないから迷い、大事なものを失うこともあるのかもしれない。
でもことばで言うより「運命を受け入れる」ことは、なかなかむずかしいなぁって思う。
運命があるのかないのか、それは自分の心が選べばいいと思うけど
どこか無常にも感じる運命を、実は「いろは歌」は歌っている。
確か以前も書いた気がするけど、いろは歌は涅槃経の仏語を読み替えたもの。
「諸行(万物)は常に移り変わり、これが生滅の法である。
生じ滅するといった移り変わりを終え( 生死を超えて)、
寂滅(悟り)を安楽とする。」
運命と大げさに言わずとも、目の前のことを受け入れられる心でいられたら
もう少し楽に生きられるのかもしれないのになぁ
・・と、言い聞かせる日々。。