昨日は父の日。
ご飯でも一緒に~と思っていたけど、父は謡曲会に出かけて留守だったので
またの機会にってことに。
お謡いの会は、今でも唯一?

やっぱり子供の頃に興味を持ったものって、いくつになっても変わらず好きなのかな。
還暦記念に 念願の能舞台 を踏んでから、もう16年。
ついこの間のことのようなのに。
父の日だ・・と思いながら、当時の写真をめくってみる。
写真は、船弁慶の後ジテ、平知盛。
この橋の欄干に足をかける場面は、リハーサルではよろけたシーン。
本番は能面をつけていて見えにくい上に、衣装が重いから・・と
母と手に汗握りながら、ドキドキものだったことを思い出す。
家族にとっても、なかなか経験できない一生の思い出。。
母は色々大変だったみたいだけど、あの場所であの時間を持つことができたのは
まぁ、言ってみれば



なんて言うと、またつまらぬ食指が動くといけないので、あんまり褒めないでおこ~っと

父よ。
あの日のための情熱と、「やってできないことはない、やろうとしないだけだ」という
まっすぐな思いは、怠け者の私には重たかったけれど、
窮地に立ったとき、いつも心に響いて私を励ましてくれてるよん。
ありがと

