「いろはにほへと」 (半紙)
書の魅力のひとつは、戻れないところ、消せないところ。
たぶん生け花もそう・・一度枝を折ったらもう元には戻せない。
たとえば半紙に、点ひとつ書いただけで、あっ失敗
・・ってこともある。
でもだからって、丸めて捨てないようにする・・なるべく。
半紙の中で、最初の一画から二画目、その次の文字にどう活かしていくか、
どう響かせていくか、それが大事、それが楽しい。
人生は、消しゴムで消すことはできないわけで。
言ってしまったことばは消せないわけで。
でも消せないことを恐れるのではなく、
言ってしまったことばを後悔して落ち込むこともなく。
きっと大事なのは、その次のこと。
貴乃花が横綱の頃、土がついた日のインタビューで、マイクを向ける報道陣に
ひとこと・・「終わったことより次のことです」
格好よかったなぁ
最初に引いた線から、ドラマは始まっている。
引き返すと線は鈍る。
迷うと空間は濁る。
その「瞬間の潔さ」が、書の魅力。
人生は、なかなかそうは生きられないけどね。。
書の魅力のひとつは、戻れないところ、消せないところ。
たぶん生け花もそう・・一度枝を折ったらもう元には戻せない。
たとえば半紙に、点ひとつ書いただけで、あっ失敗

でもだからって、丸めて捨てないようにする・・なるべく。
半紙の中で、最初の一画から二画目、その次の文字にどう活かしていくか、
どう響かせていくか、それが大事、それが楽しい。
人生は、消しゴムで消すことはできないわけで。
言ってしまったことばは消せないわけで。
でも消せないことを恐れるのではなく、
言ってしまったことばを後悔して落ち込むこともなく。
きっと大事なのは、その次のこと。

貴乃花が横綱の頃、土がついた日のインタビューで、マイクを向ける報道陣に
ひとこと・・「終わったことより次のことです」
格好よかったなぁ

最初に引いた線から、ドラマは始まっている。
引き返すと線は鈍る。
迷うと空間は濁る。
その「瞬間の潔さ」が、書の魅力。
人生は、なかなかそうは生きられないけどね。。