心の免疫力~書とことばから

もっと暮らしに書やARTを~
雲のように水のように あっけらかんと自在に生きるヒントを
求めて~ by 沙於里

人生はただ一生懸命生きていくだけ

2008-06-23 | つれづれ
                          (15cm×25cm)



昨日行ってきました~ エミリー・ウングワレー展

いやぁ。。。。。
日々迷うばかりの私には、救いのような展覧会でした。

私は何を表現したいのか、なぜ書を学んでいるのか・・・
なぜ、何を・・と立ち止まるくらいなら、やめちゃえばいいのに・・って思っちゃった。

80歳を目前にして、止むに止まれぬ思いで描き始め、86歳で亡くなるまでに
3千とも4千とも言われる作品を残したエミリーの湧き出る情熱に圧倒されっぱなし。

点画、線画の抽象作品は、彼女が生きたオーストラリアの大地の全てのものをモチーフに。
ほとんどが超大作ばかり。その色彩はどれもこれも、もう抱きしめたいくらい

写真(図録より)の線画は、儀礼の際女性が身体に描くボディ・ペインティングに由来すると。





初めは白地に黒の作品だったのが、だんだん色が増え。
1本1本が簡潔で、重なり合い、ぶつかり合い、色と色が響きあい、表情豊かな筆致に
淡々と「生きる」エネルギーを感じて、ふぁぁ・・いい!って何度も何度もため息。

線と点と色だけで、こんなにも表現できるなんて。
う~ん。。よかったです!!

そして丁度、オーストラリア先住民の民族楽器ディジュリドゥのミニコンサートがあり鑑賞。
蟻が中身を食べて空洞になったユーカリの木でできているという楽器。



         出演は哲Jさん、小林 弌さん(写真は哲Jさん)


お二人は、プロジェクト和豪というユニットでも、ディジュリドゥ、津軽三味線、尺八、
パーカッション、ギターの5名で活動されているそう。

時に即興的という曲は、どこまでも永遠に続きそうな。単調なようでてリズミカル。
エミリーの絵と共通するものがあるような。。

こらからの、大きなヒントをもらって元気になれた時間でした



哲Jさん HP  (視聴も有)
プロジェクト和豪 (こちらも視聴有)
コメント (4)
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