心の免疫力~書とことばから

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求めて~ by 沙於里

「もったいない文化」の再生

2008-06-14 | つれづれ
                    たまねぎ(のつもり) はがき




先日、ある番組で「アメリカ発 ミツバチ大量失踪の謎」というのを放送していた。
なかなか興味深かったので、ちょっと(長いけど)ご紹介。

いまアメリカ全土で、養蜂家の所有するミツバチが大量に姿を消すという事態が
広がっているらしい。そしてそれは食料高騰の危機も招きかねないと。

どうして?
アメリカでは農作物の1/3をミツバチの受粉に頼っていて、そのために農家は
ミツバチのレンタルをしている。

そのミツバチが大量失踪したため、レンタル料が値上がりし、
野菜や果物だけではなく、牛の飼料となる牧草も影響を受けて、
つまりは牛肉も値上げの可能性もってことみたい

ではなぜ、ミツバチは消えたのか?
原因究明に乗り出した科学者たちによると・・。

たとえば今、アーモンドの需要が増え、それに合わせてアーモンド生産農家は
大量のアーモンドを育てていて、そこへレンタルされてやって来たミツバチたちは
3km範囲でしか移動ができないため、毎日アーモンドの蜜しか食べていない。

毎日5種類以上の蜜を食べる蜂と比べて、アーモンドしか食べない蜂は
免疫力が極端に低下して、寿命が半分になってしまうらしい。
人間も然り・・ってことかな。

でもなんで失踪したのか、その大事なところで電話が入り聞き逃してしまい。。

グローバル化によって食料増産される中で、自然に逆らった農業の結果なのか
ミツバチの大量失踪は何を警告しているのか・・・という締だったのだけど。

ところで。
今、日本の食料自給率は40%とか。(詳しくは→ 食べ残しはどうなるの? )

なのに、特に外食産業では、食べずに捨てられる食料はたくさん。
この無駄を少なくするにはどうしたらよいのやら。。。
塵も積もれば山となるってことばを信じて、それぞれが「もったいない文化」を
再生していくしかないのかな・・と。

かく言う私も、冷蔵庫で萎びた野菜や賞味期限の切れた食材を捨てること有。。
タマネギは、時々忘れて茎がニョキニョキ。
栄養分吸っちゃってショボショボだけど、茎をお味噌汁に入れて頂きます

コメント (10)
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