このブログでも何度かご紹介させて頂いた現代美術家の嶋本昭三さん(←ずずいと下まで) が、
1月25日に亡くなられたとさっきニュースで知り・・。
とうとうお目にかかれなかったなぁと、残念です。。。
具体美術協会の創設に参加、絵の具を詰め込んだビンを画面上で炸裂させる
パフォーマンスなどで一躍有名に。
ベネチア・ビエンナーレなど海外の美術展にも数多く参加、
規格外の前衛美術家として活躍されておられ。
もう15年位前に、「芸術とは人を驚かせることである」 という本を、図書館で借りて来て、
1頁1頁、ドキドキ わくわくしながら読んだことを今も覚えていて。
その時の一番印象に残ったことばは
数は多けりゃよいというものではないだろう、と人は言うが、
ぼくは数は多けりゃよいというものだと言っている。
量は新しい質をつくる。
この思いは、今も私の中にも流れていて

去年の12月の書TENの作品 「歩けば」(歩・五十種)は、
そんなところからも生まれたのでして

「もっと役に立たないことを考えよう」
「芸術とは、人を驚かせることである」
「人生とは、自分を楽しませることである」
今日まで、嶋本昭三氏のたくさんのことばに励まされ、力をもらい

そしてこれからも、私の人生の、作品作りの、活動の、
一番の拠りどころなのかもしれませぬ

嶋本昭三オフィシャルサイト
慎んで感謝と・・心よりご冥福をお祈りいたしつつ。。