心の免疫力~書とことばから

もっと暮らしに書やARTを~
雲のように水のように あっけらかんと自在に生きるヒントを
求めて~ by 沙於里

生きてる書が書きたい

2009-04-11 | 蘭秀会書展
                           会場風景
                   左から沙於里 母 中平先生 母 沙於里



蘭秀会書展、今日は早くも3日目。

書は美しいだけが、作品として価値があるものでもたぶんなく
けれど奇をてらったものや、わけのわからないものがゲイジュツでもないわけで。
そこいらへんがムズカシイ 

以前、某書道会に所属していた頃は、強さ、迫力が求められ
フツウに見える文字性のものはなんだか物足りなさを感じていた。

でも今は、素直に文字が書きたいって思う。
たった一つの文字本来が持つ意味をなぞりつつ、時には破り、時には応援し、
時には裏切るような文字が書きたいって思う 

絵のような、音楽が聞こえるような、何か匂うような生きてる書が書きたいって思う。

こんなにも書が好きって思える自分が、時々不思議で可笑しくなる。
いやいや・・ありがたいなぁって思う 


 
    ↑中平南谿先生 「百花魁」  

  
    ↑母 谿泉 「花舞」「七言二句」


    ↑母 かな 「みよしのの・・・」


 
↑ブログにも掲載した木簡臨書を自分で折本にまとめてみた


今日は2つある展示室のうち、第1ギャラリーの作品を別枠↓でご紹介しま~す。
併せてご覧頂ければさいわいです。

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蘭秀会書展 第1ギャラリー 閲覧室

2009-04-11 | 蘭秀会書展
                           ①


2種類のデジカメを使ったので、多少画像の大きさ違うし鮮明でない点は
腕が悪し・・とお許し下さいまし。





















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蘭秀会展 満塁ホームラン2本!

2009-04-10 | 蘭秀会書展

                       「淡淡淡淡」 沙於里



蘭秀会展始まりました~ 


昨日は朝9時に集合、会場設営チーム、生け花チームに分かれて作業開始。
制限時間は2時間。



                     ↑生け花チーム


毎年、皆さんも枝物をご持参下さったりと、会場は花の香りで溢れる。
作品のそばで、そっと引き立ててくれて。 感謝です。

私は会場チームとして表具屋のT額装さんと陳列作業。
今年は横作品が多く、飾りきれるかなぁ・・と不安になる 

年々個性の強い作品に、隣合わせになる作品同士が攻め合わないように
組み合わせるのにかなり悩まされ、きゃ~時間がなくなる~と走り回り 



 
お世話になっている書道用品のK堂のHさんもお手伝い下さり。。
今年も山梨から朝6時発でお越し下さったHさん・・ありがとうございました~ 

T額装さんの助言を頂きながら、なんとか無事予定時刻に作業完了。 
皆様・・お疲れ様でした♪
改めて会場を眺めると、いやはやなかなか存在感のある展覧会になりました 

昨年よりも更に古典的な行草から、現代的な作品までバラエティに富んだ、
個性溢れる・・というより個性みなぎる作品が並びます。

陳列作業中から何名かお客様がお越し下さり、こんな楽しい書展は初めてです!と
お声をかけて下さり~ 

ほんと・・お越し頂けたら、なんだか元気になると思います 
身びいきかもしれませぬが、今年はそれぞれに思いも深く、それだけに作品に力があると。


夕方には、12/26 と 3/27 のブログでご紹介させて頂いた清水路石先生が、
遠路、またお忙しい中お越し下さり感激、恐縮の至り・・です。
清水先生、本当にありがとうございました 


そして先生におこがましくも・・

沙於里  「あの・・率直な感想をお聞かせ下さい」 
清水先生 「いろんな作風があって楽しいですね」
沙於里  「ありがとうございます」

清水先生 「ところでなぞかけって知ってますか?」
沙於里  「・・・?」
清水先生 「蘭秀会とかけて・・」
沙於里  「・・・?」
清水先生 「満塁ホームラン2本と説く」
沙於里  「・・あ・・その心は・・?」
清水先生 「かならずや8点(発展)します」

突然のお言葉に、思わず歓声をあげてしまいましたたたた・・・
ありがとうございます 



               ↑ダンディな清水先生と母 


作品は1階ロビーにある山頭火の句   by沙於里

今年の2月に12年間共に暮らしたインコが亡くなり、そのインコのきーちゃんを偲んで
何か作品にしたいなぁと思っていたとき、たまたま大好きな山頭火のこの句を見つけて。

「鳥とほく とほく雲に入るゆくへ見おくる」

このツッパリ棒付きパネルは、父の手作り。
展覧会の細かい準備から、荷物運び、設営もいつも当たり前のように3/4世紀程の年の父に
お任せしているけど、感謝してます。 ありがとね、ちち 

家族だからたまにはお互い憎まれ口も叩きながらも、
こうして一緒にできるってしあわせだなぁってつくづく・・・
日々感謝。

そして私の作品の反対側には、皆さんの「それぞれの開」と題して、「開」の小色紙作品が。
顔のような開あり、まじめな開あり・・です。


 

夕方には、私も一応所属している会の先輩Uさん、Oさん、林さん もお越し下さり、
喋り過ぎてまだあごが痛いです。。ありがとうございました~


あ。それと。
最初の写真の「淡淡淡淡」。

今までは深く考えず漢詩の字面のいいものとか、いいなぁって思う漢詩を
ただ書いていたんだけど、最近拝見した現日女流展や書燈社の栃木先生の作品に刺激を受けて
自分の今思うこと、感じることを書きたいなぁって思って。

で、ふとことばに出たのが、淡々と・・で。
淡々といたいなぁという願いを込めて。
でも暗く地味にではなくて、淡く微笑みを持って・・と思ったので、桃色のマットをお願いして。

総勢60点近く、まだまだ拙い作品ではありますが、ぜひお立ち寄り頂ければ幸いです。
私は明日はお昼過ぎ~、土日は朝から会場におりますので、お声をかけてくださいませ~。

作品の写真はたくさんあるので、明日以降またご紹介しま~す。
長文、おつきあい下さりありがとうございました~。
今日も楽しんできま~す。







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いよいよ今日から蘭秀会書展

2009-04-09 | 蘭秀会書展
               

いよいよ今日から、蘭秀会書展開催です♪

母と二人で始めた教室の16回目の習作展です。
41名と、母、私、そして母の師であられた 故中平南谿先生 の敬仰作品も出品。
作品数は60点ほど。

日展系の母と、?系の私と、それぞれの個性が持ち味の会なので 
拙い作品ではありますが、行草、近代詩文、木簡、隷書、甲骨文、金文、創作と、
幅広い書風が楽しめます。

また会期中の土日には、下記のような体験教室も開催しま~す。

今年は週末までお天気もいいようですが、
その代わりまだまだ花見に出かける方も多いような。。
でも冷たい雨よりはいいかな。

今日は午前9時から搬入作業があり、開場は11:30~です。
もしお近くにお越しの折には、ぜひお立ち寄りくださいませ 


ただ・・大変申し訳ありませぬが。。

主婦、ご年配者の方も多い会ですので、毎年初日はランチを兼ねて懇親会開催。
受付の者がお待ちいたしておりますが、今日私は午後1時半過ぎには会場に戻る予定です。

そして10日(金)は12:00~、11日、12日は朝から会場にいる予定です。


昨年の展覧会の様子は、ブログの左側にあるカテゴリーの欄の一番上
「蘭秀会展」からもご覧になれますので、のぞいてみてやってください。

ではでは、会場でお待ちいたしております。
ブログを見て~と是非、お気軽にお声をかけてくださいませ



  ★会期:平成21年4月9日(火)~12日(日)
      10:00~17:30 但し明日9日は搬入作業があるため11:30~です。

  ★会場:町田市民ホール の4階ギャラリー(←クリックで市民ホールのホームページへ)
   
   *小田急線 町田駅(西口) 徒歩約7分 
   *JR横浜線 町田駅 徒歩約10分
    駅前の西友の前の道をみずほ銀行方面に直進、左手にあります。
   *町田駅バスセンターから1つ目の停留所「市民ホール前」下車徒歩0分
   *駐車場はありませんが、市民ホール隣にコインパーキングがあります。

  ★体験教室:「簡単な軸作品をつくろう」 

   小色紙に一字を書いて軸作品に仕上げます。

   *11日(土)・12日(日) 13:30~
   *当日先着順受付 若干(8名位)名(当日整理券をお配りします)




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山頭火の春

2009-04-08 | 山頭火・放哉・良寛
                  (半紙1/2) Hさんの作品に返画
 
                  

昨日は絵手紙教室。
教室の窓からは満開の桜のじゅうたんが階下に広がり、街のあこちの桜も一望できて
なんか部屋にいるのがもったいない陽気だった 

でも昨日は皆さん、いつにも増して楽しい作品が集まり、歓声があがり。
その写真もたくさんあるんだけど、今日はごめんなさ~い・・
近々ご紹介しますね。

で、お題のひとつ、山頭火の句。
「ひさびさもどれば筍にょきにょき」

最初のは、土の中からそこここに出てきた感じが出るように、絵と文字を置いてみたつもり。。
二枚目↓のは、文字組に変化をつけて楽しい感じに。。

  ← Sさんの作品に返画


たったこれだけのことばで、春のたのしい気分が広がって 
山頭火はどんな思いで、にょきにょき生えてきた筍を眺めていたのかなぁって想像すると
もう山頭火に会った気分になる。

もしかしたら楽しいうれしい気分だけではなかったのかもしれない。
でもでも、季節は淡々と巡るわけで

山頭火さん、春ですね~ 


いよいよ明日9日から12日まで、昨秋から作品作りをしてきた蘭秀会書展が始まります 
もし機会がありましたら、ぜひお立ち寄り下さいませ~
ご案内はまた明日。。



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散るは始まりといきたいもので

2009-04-07 | つれづれ
                         「散」  (部分)



今日はこのあたりも春爛漫
職場の居室の窓からは、満開の桜が3本、目の前に。

ぼんやり眺めているとヒヨドリやメジロが、桜の花の蜜を吸っていて忙しそう。

午後になって風が吹くたびに、はらはらと花びらが舞う様子は
身を任せたくなるような心地よい風景。

仕事への行きと帰り道には、この桜並木を自転車で通る。
ちっぽけなデジカメで臨場感はないけれど、なかなかの並木です。



桜花の季節はあっという間というけれど、桜にしたら、私たちに様々な思いを伝え
散ったあとの新緑の眩さを心に描きながら、誇りにも似た充足感があるのかもしれない・・と
この包み込むような並木を通りながらふと思う。


散るときは、はらはらと風と歌いながら舞う桜のようでありたいなぁ 

どんな自分、どんな人生であっても、たとえば悔やみきれないことがあっても、
それもまたよろしと、周りの人と日々仲良く、感謝しながら過ごせたら、
きっとあの桜の花びらの心のようにいられるかもしれないね 

「散る」は終わりじゃなくて、新しい旅の始まり。
桜は毎年、そんなことを思い出させてくれる 


今日のオススメの1曲は Brenda Russellの So Good So Right




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偶然のゲイジュツ

2009-04-06 | つれづれ


先日訪れた神奈川市民ギャラリーで、ふと目に入った真っ赤な作品?

なんでこんなとこに?

ん?
「無・・・?」 

・・と思って、近づくと、階段途中の赤い扉の塗装が剥げてたわけで。

なんかいいじゃん。
偶然のゲイジュツ。

また赤に黒ってとこがニクイ。

・・で、写真を撮ってたら、書展帰りの方々も
「ん? 何? 作品?」と、目を凝らしつつ、私の顔をマジマジ。

ウヒヒ。

で、階段で降りると、踊り場にも見っけ~。
なんと抽象的な作品だこと~ 

で、勝手にタイトルをつけてみた。


        「古い記憶」


        「新しい記憶」


う~ん。
で、最初の写真のは・・・「記憶の解体」

なんちゃって。
いとたのし 


皆さまはどんなタイトル・・つけますか~? 







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書燈社展~精霊文社展巡り 後記

2009-04-05 | 書展・展覧会情報
                     上野松峰氏 作品アップ 



今日はまさに花見日和でしたね~ 
皆様どこかに行かれましたか?

私は疲労が肩から腰まで溜まってしまい、昨日は整体→近所の温泉行くも
鉛を背負ったままで、今日はアリナミンを買い、ストレッチに悲鳴をあげつつ
9日から始まる蘭秀会書展の準備にいそしんでおりました。

そんなわけで、今日の更新はこんな深夜。。

遅くなりましたが、おとといからの続きの最終回。
明日6日まで開催中の書燈社展と精霊文社書展巡り後記。
会場では写真はOKとのことでしたので、掲載しちゃいますう 

まずは、青木賞受賞されたいた上野松峰氏の「待ちわびた春の訪れ・・」(自作)
大作ながらも、全体はしっとりと淡々と、待ちわびた春の訪れを感じる作品で 



書燈社主宰の船本芳雲先生の作品は、横浜らしい自作の詩。2m×4m位の大作。
この会の方々、自作のことばを書かれることが多く、そのことは刺激となって
今回の私の作品のひとつも自分の・・というほどでもないけど、漢詩ではなく。



1/10のブログ でもご紹介させて頂いた栃木郁子さんの今回の作品は、横書きの作品。
「MoulinRouge(ムーランリュージュ)扉をあければ・・」(自作)

残念ながら今回はお目にかかれず、どんなエピソード、思いで書かれたのか伺えず。
横書きの、こんな大きな作品は書いたことがないけど、むずかしそう。。
私はペンで横書きなら左から書くけど、筆だとどうも左からが書けなくて・・。
バランスやら、筆勢やら、タイミングが掴めず。。
今度挑戦してみようかな・・。




最近は大作ブームなのかな・・。
ここでも大作が目白押し~。



そうそう、入口でくじ引きしたら、クリアファイル大当たり~
私の前の方がはずれで、「あらっいいわね」って言われちゃった

でもって、会場で偶然、T村先生にお目にかかり、しばしお話を伺い。
ちょうど銀座の現日女流書展で話題になっていたので、世の中狭いなぁ・・と


既に腰はバリバリだったけど、階下での精霊文社書展へお邪魔。
青山杉雨、成瀬映山先生の作品があったので、読売、謙慎系かな。。





↓側筆の清々しいお手本に、しばし見入る。
以前なら、見向きもしなかった書風だけど、皮肉なことに書道会から距離を置くと
見えなかったものが見えてきたり・・

こんな書が書けたらなぁ・・と、今は素直にそう思う。
一度は師のもとで、挑戦したことがあるけど、どうにも身につかなかった。。

過去形にしないで、またそのうち挑戦すべしし・・




あ・・今日も終わってしまう。。
展覧会準備・・間に合うのかぁ・・・
だれか~この息苦しいほどの肩こり、速攻治す方法伝授くださいましし~ 











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大渓洗耳遺墨展へ~

2009-04-04 | 書展・展覧会情報
                   東京新社賞受賞されていた中村研衆氏



昨日の書展巡りのつづき。。

現日女流書展会場を出て、セントラル美術館で明日まで開催中の大渓洗耳遺墨展、
日本教育書道藝術院書作展へ。

日本教育書道藝術院の創設者の 大渓洗耳氏 は、その風貌は豪胆で豪快、
作品は度肝を抜くような大作と茶室の一輪の花のようなたおやかさ、粘りと流線、
気迫と軽妙、饒舌と呟き・・と両極の面を感じ、隠れたお人柄も感じる 

平成3年の個展の折、ちょうど会場にいらした大渓先生にお目にかかり、
まだ書を始めて間もない私は、不躾にもあれこれ質問すると大きなお声でお話下さった。

いつかこんな書が書きたいと思いつつ、でも真似ではだめなんだし・・と思うと
この恋心は永遠に片思いで終わるわけで 

あの頃も今も、やっぱり好き 
太っ腹で粘りっこくて無骨で 



             第4回書作展の図録より 


今回の作品展には、横軸ものの大作や屏風作品、焼き物、小品などが展示。
会場では書作についてのビデオも上映されてました~。

写真はご遠慮・・とあったので残念ながら画像もなく、図録もちとお高くて躊躇しちゃった
明日まで開催中なので、お近くの方はぜひ~。

そして同時開催中の、大渓氏の書風を継承されている日本教育書道藝術院の作品展は、
これまた大作ばかり。
会場に所狭しと陳列されていて、圧巻。



 

この会独特の流れるような書風は、一字一字にも味がって、
どこか紆余曲折しながらも淡々と生きる姿を連想する。
そしてこの粘っこさが、ドラマチックを演出しているのかな・・と、ふと  


ということで、今日はここまで。

明日は船本芳雲氏主宰の書燈社展、精霊文社書展をご紹介しま~す。
どちらも横浜関内駅下車、横浜市民ギャラリーで6日まで開催中なので、
お時間ありましたら、この週末にでもお出かけくださいませ~。

ではでは皆様、お花見日和のよい週末を~ 



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現日女流書展へ

2009-04-03 | 書展・展覧会情報
                         越智 麗川先生



昨日は書展巡りに出かけるも、銀座までの電車は強風で遅延しながらの到着。
たいていは母と一緒の書展巡り、昨日はまたまた強行軍だったので一人で。

まずは鳩居堂画廊で4月5日(日)まで開催中の 現日女流書家展 へ。


2/12のブログ でご紹介させて頂いた、神奈川新進作家展で「萬物流轉」を
出品されていた越智麗川先生。(今回は掲載OK頂いてま~す)

先日このブログにコメントを頂いて、昨日会場にいらっしゃるとのご連絡があり
はじめまして~と、感激でした! 

会場に入って、ああ! やっぱり! 
ん!好きっ !って思った作品のひとつが、越智先生の作品でした。

線は強くてきっぱりとしているのに、懐が広くて自由で、どこか大陸的で。
お目にかかると、ずっとやさしい笑顔でお話下さり 
越智さま~ありがとうございました 

この会の代表でいらっしゃる大内清子先生と、中田佳子先生にもご紹介下さり
あれこれお話を伺い 


「この会はいろんな会派の方が集まっていて、誰かに似たらだめ、
人がやっていないことをやろうとしているのよ。」と。

この書展、そして作家の方々のおおらかで自由で豊かなお人柄が
とても心地良かったです 

心が自由で自分に信念があれば、どんなものでも
相手が誰であっても許容できるんだって思えた。




左は中田佳子先生。 作品は西行のうた。
写真を・・とお願いすると、今日は風が強くて髪が・・と笑顔で。

右は大内先生のしんしんと・・雪ふりつもる しんしんと・・。
母が好きな、青木香流も書いた有名な詩。
「ずっと構想をあたためていた」と大内先生(お姿の写真がなくてざんねん・・)
構図が斬新で、しんしんと雪が降っている情景が浮かんでくる。




左上:「大器」 松本美娜氏     右上:「九品」 中谷翠泉氏
左下:草野天平詩 山田篁園氏   右下:「木」 竹澤玉鈴氏


初めてお目にかかったのにもかかわらず、快くお話をして下さり感謝感謝です。
ありがとうございました。
今後ともどうぞ宜しくお願い致します 


名残惜しい気持ちを持ちながらも会場を後にし、同じく銀座セントラル美術館で
4月5日まで開催中の大渓洗耳遺墨展、そして横浜関内での書燈社展、精霊文社書展へ。

その書展巡り後記はまた明日へつづく。。。

大渓洗耳遺墨展、ものすごい大作と小品、陶器もあって、よかったです!

肉体はかなりお疲れ系だけど、佳き出会いを頂いて、心は温かく心地よい一日でしたとさ 





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