心の免疫力~書とことばから

もっと暮らしに書やARTを~
雲のように水のように あっけらかんと自在に生きるヒントを
求めて~ by 沙於里

オクラの花が咲いて

2009-09-11 | 植物・畑・公園
                



昨日の朝、ベランダの植物たちにお水をあげようとして、おっ!

これ、オクラの花です。人生初めて見ました。
なんと清楚でやさしい花でせう。

よく見ると、アブラムシさんが忙しそうにたくさん。
彼らを受け入れるように咲いている花に、凛とした美しさを感じて。

その清らかな美しさに諭されて、アブラムシさんたちはそのままに。
夜帰宅したら、静かに花は閉じていました。



今日の1曲は UAの歌うわらべ歌  ひらいたひらいた


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時には思考のクリーニングも

2009-09-10 | 禅語・般若心経
                       「無事」 (半紙1/2)



禅でいうところの「無事」は、大丈夫、安全といった意味ではないそう。
生じる出来事を無で消してしまうことを、無事とな。

繰り返す慌しい日常の中では、時に自分自身を見失うこともあったり。
毎日を「当たり前」と思ってやり過ごすと
ありがとうの気持ちや、お蔭さまの気持ちを忘れることも・・

だから時々、一人静かに雑念リセット、思考のクリーニングも必要かもね

人は、人の中で学ぶこと、たくさんある。
自分を信じることも大事だけど、過信はいつか自分に返って来る。

いくつになっても、どんな場面でも、謙虚な気持ちは忘れないようにしたいな



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書展巡りその2+書展案内

2009-09-09 | 書展・展覧会情報
                     「寂然不動」 皆川雅舟先生



昨日の続き・・・
6日で終了してしまったけれど、金子鷗亭、明石春浦の流れを汲む六友書道会
25周年記念展。(於:東京セントラル美術館)

写真は、名誉会長でいらっしゃる皆川雅舟先生。
墨の妙、豪放にして清雅な余韻を感じる作品を前に、唸りつつしばし拝観。


そして階上の玄潮会選抜書展へ。


「耕穫」石原太流氏


「扉」望月子耿氏


それぞれの表現を拝見して、おっし、私も書くぞ~と思えるよき時間でした。

というところで、どうも風邪ぎみで体調悪く、今日はこの辺で。

あ、その前に2つ書展のご案内を。


9月8日~9月13日まで 東京銀座画廊にて



照心書展 
9月11日~9月13日  厚木市立文化会館にて


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産経国際書展へ

2009-09-08 | 書展・展覧会情報
                    母の作品 2×8尺 左は部分



おととい日曜日は、母と展覧会巡りへ。
まずは、母も出品している産経国際書展
上野の東京都美術館で9月16日まで開催中。

提出後、表具屋さんにお任せして、会場で初めて自分の作品を見るというのは、
やっぱりちょっとドキドキもので。
都美術館の高い天井の下、母は「やっぱり弱いわね・・」と呟く。
そんなことないと思うけど・・

こういう公募展では強さ、迫力を求められるけれど、それだけが全てじゃないわけで。
身びいきもあるかもしれないけど、やっぱり私は母の書が好き 

サバサバしていて、どこか潔くて。
それに一字一字に、母のからだの動きや息遣いを感じるから。
書は人なり、ということばをからだで感じる瞬間。

嗚呼・・今からでも頑張れば、こんな書が書けるのかなぁ。。無理だ・・
やっぱり母には全然かなわない。。


広い会場の中、んっ、あっ、おっ、って響いた作品をいくつか。
著名、無名に関わらず。
鶴太郎氏、女優の佐久間良子さんの作品もあった~。



(部分)斉藤香坡氏


田中鳳柳氏


林錦洞氏


受賞作品


「追」 MAYAMAXX(マヤ・マックス) 








コシノヒロコさん

まだほかにもたくさんの作品展示中なので、秋風に誘われてお出かけ下さいまし。
やっぱり画面と実物はじぇんじぇん違います


ひゃ~。それにしても写真が多いとブログアップは大変
明日は、母と同門だった皆川雅舟氏の六友書展をちょこっとご案内しま~す。



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福田笙子展へ

2009-09-07 | 書展・展覧会情報
                     左:「愛」   右:「禅」



笙子さんは、同じ師のもとで書を学んでいた先輩。
今日まで 開催中 の還暦記念の初個展にお邪魔して。

ご主人とお仲間と一緒にヨットレースにも出場されていて、
とにかくいつでも元気満タン、ハツラツとしたおっきな声、キラキラした笑顔、
久々にお目にかかるも相変わらず美人で、益々若々しい笙子さん

そんな笙子さんの書かれる書は、とにかくでかくて、でで~んとしてる。
ハガキなんかいつも窮屈そうで、手にしたら重たく感じるほど 

今は書から少し離れて、油絵を描かれているそうで。
色もタッチも生き生き、元気で健康的な生命力を感じて、う~ん好きっ





次から次へとお客さまがいらっしゃるので、ほとんどお話も伺えなかったけど
気持ちいい時間でした~。

笙子さ~ん。全然還暦には見えないですう。でも、おめでとうございます♪
またゆっくりお目にかかりたいです 

実は昨日は、母も出品している産経国際書展と、銀座での書展巡りもして。
そのご報告はまた明日。


追記:
個展会場をあとにして歩行者天国に出ると、人だかりが。。
何かと思って近づくと、なんともかわいいわんこがちょこんと。
迷子?と思ってたら、飼い主さんは遠くから目を細めて眺めておられ。
さながらモデルのように、大人しく観客のご要望に応え中。


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さりげなく潔く

2009-09-06 | 植物・畑・公園
           


先週、季節はずれ?に、一枝だけ蘭の花が咲いてくれて。

2年前、絵手紙教室を始めて13年目の秋、教室の皆さまから記念にと頂いた花。
その時はたくさんの花を咲かせていたのに、育て方がうまくないから
翌年から咲かず、それでも葉っぱだけは元気に過ごしてきて。

なんかうれしいな。

その上、さっき夜は涼しくなってきたから、月下美人を部屋に入れたら
小さな蕾を3つもめっけ。

今年はもう終わりかと思っていたのに
思わず、お~よちよち なんて話しかけてみたりして。

一輪咲くだけで、しあわせな気持ちにさせてくれるその力は
さりげなくてどこか潔いねぇ。

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どうせなら人情で・・・

2009-09-05 | つれづれ
                       いちじく  (はがき)  



人の世は、噂話が好きなようで。

でもって、噂話は生もの、生き物だから
どんどん化けてずんずん勝手に進んでく。

噂は所詮ウワサ。

悪意は知っててやるもので
善意は知らないでやるもの。

どうせなら、人情でつっぱりたいものじゃ。

このいちじく美味しいねって言いながら
一緒に食べられることのしあわせを大切にしたいな・・なんて、ふと


この歌でも歌ってさっ  きょうも茶ッピーエンド




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あーあ。もっと・・

2009-09-04 | 禅語・般若心経
                       「即心即佛」 (半紙)



禅語。
本来の心はそのまま仏である、という意味。

みんな誰しも赤ちゃんの頃があったわけで。
大人になって強面の人だって、その頃はかわいかったわけで。

赤ちゃんの頃はお腹がすいたり、おしっこかうんちが出たり
抱っこして欲しかったりって、単純な欲求はあっても
無駄な欲や余計なことで悩まされることはなかったのかも。

あれもこれも捨てたいものじゃ。。

あーあ。
もっとシンプルに生きたいのになぁ 


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現代美術に心奪われた頃

2009-09-03 | 前衛・抽象
                     表紙: 比田井南谷「作品64-25」



そういえば・・と思ってふと、1992年、O美術館で開催された
「書と絵画の熱き時代1945~1969」の図録をめくり。写真はその表紙。

なんとも刺激的な展覧会だったなぁ。
この展覧会で紹介された作家は現代美術のそうそうたる方々ばかり。

先日もご紹介した吉原治良須田刻太、長谷川三郎、菅井汲、白髪一雄、
海外ではスーラージュ、マチュー、アンリ・ミショー、
そして書では上田桑鳩、稲村雲洞、小川瓦木、武士桑風、表立雲、井上有一
森田子龍、江口草玄、手島右卿、篠田桃紅、津高和一・・

60年も前の作品なのに、どれもまさに熱くて、生命力ギラギラ。

なんかここんとこ民主党の躍進に刺激されてか?長い冬眠生活中の私の中の
どこいらの血がちいとばかし動き始めたというか。
・・だとしたら、怠け虫が気づかぬうちに、何か始めねば。。


で、今日はその頃知った ジャクソン・ポロック 。
ここんとこ、You tube検索に興じていて、見つけたのでご紹介。
改めて今の自分で感じるところあり。











そういえば!
ブックマークにもある、まつこさんの今は終了しているブログ
「とりあえず取敢えず、そこはかとなく。」 でお楽しみサイトとして
ご紹介されていたJackson Pollock by Miltos Manetasってとこ。

ここ ←をクリックすると Enter JacksonPollck.org ってところがあるので、そこをクリック!

そうすると、真白画面が出て、クリックすると色が出て、マウスをまわすと絵が描ける。
で、クリックするたびに色が変わる。素早くマウスを動かすと細い線も描ける

こっちから ←をクリックでもできます。

で・・描けた芸術的?な絵を保存したいな~って思うんだけど、
そのやり方が私にはわからんです 


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放哉を書く

2009-09-02 | 山頭火・放哉・良寛
                  「迷ってきたまんまの犬で居る」(半紙)




第2回全国公募書道展 放哉を書く に、以前ここでもご紹介した
菊池さん が応募され、放哉賞を受賞されたとのうれしいご報告があり 

是非にも拝見したいと思ったのだけど、ちょっと遠いなぁ。
もしお近くに行かれる機会がありましたら、お出かけ下さいませ。

作品展示:前期 平成21年9月12日(土)~15日(火)
     後期 平成21年9月19日(土)~23日(水)

会  場:前期 鳥取県立博物館、ギャラリー宝林堂
     後期 中電ふれあいホール、ギャラリーそら、ギャラリー柏葉

詳細は「放哉の会」事務局へ。 電話:0857-21-2526
尾崎放哉記念館 は、香川県の小豆島にあるようです。



放哉は、山頭火と並び称される、季語のない自由律俳句の代表的俳人。
心に残る句をいくつか・・

*咳をしても一人
*鳥がだまってとんで行った
*にくい顔思ひ出し石ころをける
*人をそしる心をすて豆の皮むく
*爪切ったゆびが十本ある


今度書いてみよっと。
あ、今日も書いたけど、ちょっと時間なくてやっつけ





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