1日おいて、一昨日の「歴博も楽しい♪ でも、ここもやかましい」のつづきのようなもので、国立歴史民俗博物館(歴博)探訪記をお送りします。
前回の歴博観覧(記事はこちら)では、タイムアップで観られなかった「第5展示室(近代)」から再開
昨日の日経朝刊、西條編集委員のコラム「一目均衡」に、新日本製鐵の八幡製鐵所がつくる鉄道レール(パンフレットのPDFはこちら)が高い品質で世界各地から引っ張りだこだということが書かれていました。
ちょっと引用します。
なぜ他社にできないレールが八幡ではつくれるのか、その秘密は歴史にある。1901年に官営工場として創業した八幡製鉄所は当初からレールの生産に着手し、1世紀以上技術を磨いてきた。その結果、「文句なしに世界トップ」(樋口常務)を自負する生産ノウハウを確立した。
だそうです。
歴博にも八幡製の鉄道レールが展示されていました。タイミング良くこんな記事が新聞に載るとは思えませんでしたのでレールの写真は撮りませんでしたが、代わりにこんな写真を撮ってきました。
明治後期に八幡製鐵所に掲げられていたという鉄製の門標(複製)です。
単純に「製鐵所」デス
「製鉄所といえば八幡」ということなのでしょう。
当時の辞令も、
ここでクイズです。
これは会話ですが、どんなやりとりなのでしょうか?
コシチャン:ハヲ メニ ラタシ アー ザヤ
アンシャ:ザヤ アー ツーヱンテ セキス イン エンゲレス
これは、歴博に展示されていた、かのジョン万次郎こと中濱万次郎先生が訳された英会話の教科書「英米対話捷径」の一節でして、答は、
Question:How many letters are there?
(問いて曰く:そこに幾つの字数が有りや?)Answer:There are twenty-six in English.
(対して曰く:英国に於いては其処に26文字有り。)
となります。
何といっても、「畳の上の水練」とはまったく逆に、耳から英語を覚えた中濱先生の実践英語ですから、「ハウ メニー レターズ アー ゼア」「ゼア アー トエンテイ シックス イン イングリッシュ」よりも、現地の人には伝わりそうな気がしてくるから不思議なものです。
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次に紹介致しますのは、こちらのジオラマ。
横浜港(新港埠頭)です。
上の写真の真ん中上部に見えるのは、、、角度を変えてもう1枚
赤レンガ倉庫でございます
現在、手前の倉庫は奥の倉庫の半分くらいの大きさ(長さ)ですが、昔は同じ大きさだったんですねぇ。
ちなみに現在の横浜はこんなデス。
いいなぁ~、ジオラマ…
ということで、赤レンガ倉庫が出てくれば、これを載っけないことには私の気がおさまりません。
何度も観ているのに、何度観てもいい
つづき:2011/02/11 歴博は歴史のテーマパーク、、、かもしれない(その2)