東京新聞の記事【「原発に依存しない 街づくり考える時」 東海村 退任の村上村長が「遺言」】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2013092102000128.html)。
原発立地の自治体首長としては異例かもしれない。大飯町や玄海町の首長と比較して・・・・・・?
その東海村町長を退任する際、村上達也村長が「遺言」を残したそうだ。最も印象に残ったのは「金のために魂を売ってはならない」。
『●大飯原発再稼働についての首相の酷い会見』
『●「核と人類は共存し得ない」』
『●原発再開、過ちを繰り返そうとしている』
『●終わらない原発人災の影響: 「震災さえ」ではなく 「原発さえなければ・・・」』
「「震災さえ」ではなく、 「原発さえなければ・・・」である。
「原子力郷土の発展豊かな未来」「原子力明るい未来のエネルギー」
「原子力正しい理解で豊かなくらし」を信じ込ませた自民党議員や
電力会社幹部といった東京電力原発人災の責任者・「罪人・犯罪者」は、
誰一人として罰せられることもなく、まだのうのうと生活している」
『●何がメルトダウンしたのか?』
『●福島県双葉町「原子力明るい未来のエネルギー」・・・・・・いま、その〝少年〟は?』
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【http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2013092102000128.html】
「原発に依存しない 街づくり考える時」 東海村 退任の村上村長が「遺言」
2013年9月21日 朝刊
「原発に依存しない街づくりを考えていく時が、既に来ている」。原発立地自治体の首長として脱原発を訴え続け、二十日に職を退いた茨城県東海村の村上達也村長(70)=写真。退任式では「遺言」として、原発のない街への思いを、時折声を詰まらせながらとつとつと語った。 (林容史)
村職員百五十人を前にした村上村長は、原発問題について「村の財源、利害関係者のことを考えると悩みは深い」と本音を吐露。「東京電力福島第一原発事故が起こった以上、早晩、村の方向を決めるときが確実にやってくる。広く知識を求め、そのときのために準備しておかねばならない」と語り掛けた。
「金のために魂を売ってはならない」。日ごろから職員に言ってきたという言葉をあらためて紹介した。その上で「原発の安全神話が崩れ、原発事故によって住民にもたらされた被害の過酷さを知った今、地域住民の命と健康、そして将来にわたる生活を守ることが何にも増して優先されるべきだ」と述べた。
さらに、原発依存からの脱却が「地方自立、人と環境重視の当然の帰結」につながるとの持論を展開。最後には、米陸軍元帥だったダグラス・マッカーサーの退任演説の一節を引用し、職員らに別れを告げた。
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