東京新聞社説【道徳の教科化 心を評価する危うさ】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2014102302000149.html)。
「小中学校の「道徳の時間」を検定教科書を使う正式な教科に格上げし、子どもの人格の成長ぶりを評価する・・・・・・大人はそんなに立派な存在なのか・・・・・・子どもの内面の在りように成績をつけさせることに変わりはないのだ。先生個人の主義主張や好き嫌い、えこひいきが入り込む・・・・・・国が一律の物差しを作れば、自由かつ多様であるべき価値観や思想信条を統制することになりかねない」。
石坂啓さん曰く「道徳心とか愛国心とかがコドモたちにとって安全かどうか、なぜ疑ってかからない」?
それに、東京新聞の本社説「大人はそんなに立派な存在なのか」?、というよりも、自民党のオトナの議員センセ達は「そんなに立派な存在なのか」? 「道徳」の教科書に、「税金」や「政治資金」の使い道について例示できるのでしょうか? アベ様や麻生太郎副総理達、そして、その秘書たちは、夜な夜な何やってんでしょうね(『●「S」で「D」なアベ様と麻生副首相は「政治資金」で夜な夜な一体何をしているのか? それでも支持??』)。
『●「プロテストソング」 『週刊金曜日』
(2014年2月28日号、981号)について』
■⑯『週刊金曜日』(2014年2月28日号、981号) / 石坂啓さん
【初めて老いった!?第78回/考えただけでも恐ろしい】、
「友人たちに「啓ちゃんは心配しすぎだよ」と一笑に付されたことが
あった。特定秘密保護法がゴリ押しされた時のことだ。
戦争につながる危惧を・・」
■⑰『週刊金曜日』(2014年2月28日号、981号) / 石坂啓
(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/98732c3fbf99caac055e0e25ce59d6b1)さん
【初めて老いった!?・・・】、「・・・「単純すぎる」とみなに閉口されたのだ・・
世間との温度差に愕然とさせられた・・・いきなり殺されなければ「危険じゃない」
という訳じゃないでしょう」
■⑱『週刊金曜日』(2014年2月28日号、981号) / 石坂啓さん
【初めて老いった!?・・・】、「道徳心とか愛国心とかがコドモたちにとって
安全かどうか、なぜ疑ってかからない。なぜ怖い光景を想像しないのだろう・・
2歳児も戦争はイヤだとは言えない。責任は大人の側にある」
『●いろんな意味で疲れます・・・
住民基本台帳活用とアイドルによる「番宣」で「果てしない夢」へGO!』
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【http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2014102302000149.html】
【社説】
道徳の教科化 心を評価する危うさ
2014年10月23日
小中学校の「道徳の時間」を検定教科書を使う正式な教科に格上げし、子どもの人格の成長ぶりを評価する。中央教育審議会が文部科学相に出した答申である。大人はそんなに立派な存在なのか。
現行の道徳は教科外活動とされ、検定教科書はなく、成績評価もなされてこなかった。これが二〇一八年度から「特別の教科」に位置づけられる見通しとなった。
国定教科書を用いた戦前の「修身」は愛国心といった徳目を国民に植えつけ、軍国主義教育の中核を担った。戦後の道徳教育はその反省に立って行われてきた。答申が時計の針を巻き戻す結果を招かないか気がかりだ。
国語や算数・数学、理科、社会などの既存の教科は、先生が自らの知識や技能、経験も踏まえ、子どもに伝授するのにふさわしい分野といえる。テストという物差しをあてがい、習得具合を客観的に評価することができるからだ。
道徳は対照的だ。物事の善悪や正邪にとどまらず、人間の生き方や価値観をも正面から取り上げる分野である。子どもの心奥に働きかけ、人格形成に大きな影響を与えるだろう。無論、テストでその発達ぶりを測ることはできない。
そこで、答申は、点数式を排除して記述式の評価を求めたが、子どもの内面の在りように成績をつけさせることに変わりはないのだ。先生個人の主義主張や好き嫌い、えこひいきが入り込む。
最大の問題は、何をどう評価するかだ。国が一律の物差しを作れば、自由かつ多様であるべき価値観や思想信条を統制することになりかねない。成績評価がついて回るから、子どもや親が無批判に受け入れてしまう懸念がある。
国の検定基準に見合う教科書が導入されるのも心配だ。愛国心を定めた教育基本法に照らし、重大な欠陥があると失格になる。合格を意識するあまり画一的な偉人伝や格言、素材に偏らないか。やはり戦前をほうふつさせる。
そもそも世の中の大人に、子どもの道徳性を評価する資格があるのだろうか。
小渕優子前経済産業相はお金を正しく管理できず、松島みどり前法相はうちわを配り、そろって法律違反を疑われて閣僚を辞めた。国の責任者に選ばれる大人でさえ、人格完成へまだ道半ばではないか。
貧困、紛争、温暖化…。社会の難題の解決には、人間の道徳心が肝要である。大人も子どもと一緒に悩み、考え、学び合う。その姿勢を欠いては、未来は危うい。
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