沖縄タイムスの稲嶺幸弘氏によるコラム【[大弦小弦]中国の故事「羊頭狗肉(ようとうくにく)」は…】(http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/75787)。
『●「理」も「正義」も無し…「自衛」のためどころか
高江「破壊」のために自衛隊機が工事用重機を輸送』
《ヘリパッド建設は、日米両政府が一九九六年に交わした合意の
一つ。国内最大の北部訓練場の半分にあたる約四千ヘクタールを
日本側に返す条件として、米側が既存ヘリパッドの移設を求めた。
日本政府は沖縄の基地負担軽減策と強調するが、
県民には米軍基地の再配置であり、機能強化だと映る》
『●「沖縄の未来」のためのアベ様の「基地負担軽減」という強弁
=「短絡的過ぎる」「まやかしである」』
《これが沖縄の「基地負担軽減」になるというのだ。短絡的過ぎる》
《▼日米両政府が「復帰後、最大規模の返還」と大々的にアピールする北部訓練場の過半返還は巧みな「羊頭狗肉」だろう。おととい発生した名護市東海岸でのオスプレイ墜落事故が「看板」の偽りを証明した》。
『●最「低」裁(鬼丸かおる裁判長)、沖縄に弁論もさせずに「政治判断」
…「司法判断」出来ない死んだ司法』
最「低」裁の鬼丸かおる裁判長に、是非、感想を聞いてみたい。《着水》《不時着》?、それとも、《墜落》? 《負担軽減》《危険性除去》か?、それとも、《羊頭狗肉》《美辞麗句》《看板に偽りあり》か?
『●消された放射能汚染: 米軍ヘリ墜落ストロンチウム消失事件』
『●普天間「番犬様」基地: 「毎日頭上を飛ぶヘリの機体に
ストロンチウム」…墜落により放射性物質が飛散』
『●「沖縄国際大学米軍ヘリ墜落事件」でも
「沖縄は放ったらかし」……アベ様らは、今も、沖縄差別継続中』
『●12年経っても「米軍機は沖国大墜落など
「なかったこと」のように、今も県民の頭上をかすめ飛んでいる」』
『●沖縄出身脚本家上原正三さん、「民意を顧みず、
基地を押し付け…沖縄を植民地としてしか見ていない証拠」』
『●「植民地意識丸出し」(安慶田光男副知事)な番犬様に
尻尾をフル「言葉の偽装に長け」た政権(琉球新報)』
『●言論の府として死んでいる国会議事堂や、
責任者である首相官邸の上空で「空飛ぶ棺桶」の訓練したらどう?』
「「空飛ぶ棺桶」《ウイドーメーカー》…そんなに安全なら、
「言論の府」として死んでいる国会議事堂や、
「責任者」である首相官邸の上空で訓練したらどう?
《着水》は無理でしょうが、《不時着》するので大丈夫。決して、
《墜落》などしません。「美しい国」の「言葉の偽装」」
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【http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/75787】
[大弦小弦]中国の故事「羊頭狗肉(ようとうくにく)」は…
2016年12月15日 07:35稲嶺幸弘
中国の故事「羊頭狗肉(ようとうくにく)」は、店頭の看板に「羊頭」を掲げて実際は「狗肉(犬の肉)」を売るという意味で、看板と実態が異なるごまかしの例えとして使われる
▼日米両政府が「復帰後、最大規模の返還」と大々的にアピールする北部訓練場の過半返還は巧みな「羊頭狗肉」だろう。おととい発生した名護市東海岸でのオスプレイ墜落事故が「看板」の偽りを証明した
▼約4千ヘクタールの返還には、東村高江などに新たに六つのヘリ発着場を建設するのが条件だった。返還はすなわち、集落近くでオスプレイ訓練がさらに増え、今回のような墜落の恐怖と隣り合わせの生活が続くことを意味する
▼事故を受け、安倍晋三首相が官邸でコメントを出し、米側が「当面の飛行停止」を表明するなど、両政府の素早い対応が目につく。「負担軽減」の看板とは裏腹の危険な内実から県民の目をそらそうとの意図が透けて見える
▼「羊頭狗肉」と言うなら米軍普天間飛行場の辺野古移設もしかり。「危険性除去」の看板を掲げて「唯一の選択肢」と主張するが、内実は使い勝手のいい新基地を日本国民の税金で造り、半永久的に使うのが本音である
▼「遺憾の意」「再発防止」など、日米両政府の関係者の口からはお決まりのフレーズが語られるが、美辞麗句にはご用心。目を凝らし、「看板に偽りあり」を見抜きたい。(稲嶺幸弘)
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