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●三浦英之記者の質問「今でも『アンダーコントロール』だとお考えでしょうか」? アベ様のお答え「…その中で正確な発信をした…」!?

2020年03月12日 00時00分31秒 | Weblog


東京新聞の記事【国内全原発「廃炉に」 脱原発求める首長会議 声明】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/202002/CK2020021702000126.html)。
井上能行記者による、東京新聞のコラム【【私説・論説室から】現代版「水戸黄門」】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2020030202000167.html

 《脱原発を求める全国の市区町村長やその経験者らでつくる「脱原発をめざす首長会議」は十六日、福井県敦賀市で記者会見し、核燃料サイクルを柱とする原子力政策を見直し、国内の全原発を廃炉にするよう求める緊急声明を発表した。近く国に要請する》。
 《舞台は原子力規制委員会の審査会。黄門様は審査会の座長役を務める地質学者の石渡明・同委員会委員、助さん格さんは原子力規制庁の職員、悪徳商人(越後屋)の役回りは日本原子力発電(原電)だ》《黄門 黙らっしゃい。都合よく書き換えるなんてことは役人はやっても、科学者や技術者はしません。触って軟らかかったものが、よく見たら硬いなんてことがありますか》。

   『●《草木のすべてにセシウムが染みついている。田畑を耕すが自分で
         食べるだけ。孫には食べさせないし、売ることもできない》
    《五輪開催年の完全版上映について「国は福島の問題を『終わったこと』
     と見せたいようだ福島の人たちの人生をめちゃくちゃにして
     おきながら、はしゃいでいられるのか」と語る》
   『●東電核発電人災から9年: 金(カネ)色の五つの輪《オリンピック
               聖火リレーを前に「福島はオリンピックどごでねぇ」》
    《「状況は、アンダーコントロール」「汚染水の影響は、港湾内の
     0.3平方キロの範囲内で完全にブロック」「健康問題については、
     今までも、現在も、将来も全く問題ありません」と。あれから6年。
     いま、私たちの目の前にある現実は、どうでしょう

    
    【【原発】菅総理に住民から怒りの声 福島の避難所(11/04/21)
     (ANN news)(https://www.youtube.com/watch?v=FuXW2pq014I)。


 東京電力核発電人災から9年が経過したのに、廃炉に向かうどころか、再稼働している国ニッポン…。アベ様独裁、自民党政権が続く限り、《全原発を廃炉にするよう求める緊急声明》は届かない。

   『●立ち止まるなら今…「原発政策を福島第一原発事故以前に
               先祖返りさせたのが自民党安倍政権」

 《黄門 黙らっしゃい。都合よく書き換えるなんてことは役人はやっても、科学者や技術者はしません。触って軟らかかったものが、よく見たら硬いなんてことがありますか》…何をいまさら言ってるのか…。原子力「推進」委員会=核発電「寄生」委員会が《悪徳商人(越後屋)》をさんざん今まで「甘やかした」ツケでしょ?

   『●当事者能力がなくなっても原発を動かしたいという中毒症状

 双葉町の一部(《復興五輪》《聖火》リレーの沿線のみ?)の避難解除がなされ、アベ様が、福島の視察先で記者の皆さんの質問に1問だけ、お答え下さったそうだ。直ぐにお立ち去りになろうとした際、三浦英之(「南三陸日記」にPCJF奨励賞@miura_hideyuki)記者が《「地元・福島の記者です。質問をさせてください」と冷静に大きな声で》呼びかけたところ、お戻りになり、お答え下さったとのこと(https://twitter.com/miura_hideyuki/status/1236446591583543296)。先日の、内閣記者会が支える《台本劇》《台本営発表》のことを気になさっておられたが故でしょうか?
 三浦記者の質問は、「ここ福島でオリンピックが開かれます。安倍首相はオリンピックを招致する際、第一原発は『アンダーコントロールだ』と言いました。今でも『アンダーコントロール』だとお考えでしょうか」?、というもの。
 アベ様のお答えの一部…「正確な情報発信した」!! COVID19問題と言いい、開いた口が塞がらない…。息吐く様にウソをつくアベ様の本領発揮。

   『●《賢くもなく笑えない嘘つきが今、日本の総理大臣…大嘘こいたのだ。
       耳を疑った…世界中に向けて堂々と、とうとうと嘘をついている!》
    「かねてより、息吐く様にウソをつくアベ様でした。モリカケ
     トドメのサクラ等、数え上げればきりがない。この記事で吉田潮氏が
     指摘しているように、「アンダーコントロール」と《大嘘こいたのだ。
     耳を疑った。この人、世界中に向けて堂々と、とうとうと嘘をついて
     いる!》。ブログ主は、その辺から、アベ様のウソ吐きに既にウンザリ
     していました。当時、メディアが「アンダーコントロール」されている
     と言われていました。《メディアコントロール》は着々と進められ、
     いまや、アベ様の数々の失敗した「政」の中で、唯一〝成功している〟
     「政」だと思います」

 あの当時、アベ様は世界に向け、状況は、アンダーコントロール」「汚染水の影響は、港湾内の0.3平方キロの範囲内で完全にブロック」「健康問題については、今までも、現在も、将来も全く問題ありませんと。…《あれから6年。いま、私たちの目の前にある現実は、どうでしょう。メルトダウンした核燃料は所在すらつかめていません。壊れたままの原子炉建屋には毎日百数十tの地下水が流れ込み、ALPS処理汚染水は溜まり続け、漁民や住民の意思を無視して海洋への放出が画策されています。(共同声明より)》。
 前掲の菅直人元首相の映像と比較して下さい。アベ様口癖の「悪夢のような旧民主党政権」…あらゆる意味で、悪夢のような最悪な政権はもはや明白です。
 三浦記者の〆の言葉「最後に為政者に一言。私たち記者は決してあなたたちの「アンダーコントロール」ではない(終)」(https://twitter.com/miura_hideyuki/status/1236446591583543296)。



【安倍首相県内を訪問 JR双葉町など視察】(テレビユー福島)
 (https://www.youtube.com/watch?v=ZncwJCmuhj8&feature=youtu.be

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https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/202002/CK2020021702000126.html

国内全原発「廃炉に」 脱原発求める首長会議 声明
2020年2月17日 朝刊

     (記者会見する「脱原発をめざす首長会議」のメンバー
      =16日、福井県敦賀市で)

 脱原発を求める全国の市区町村長やその経験者らでつくる「脱原発をめざす首長会議」は十六日、福井県敦賀市で記者会見し、核燃料サイクルを柱とする原子力政策を見直し、国内の全原発を廃炉にするよう求める緊急声明を発表した。近く国に要請する。

 日本原燃使用済み核燃料再処理工場青森県六ケ所村)の稼働条件となる審査を原子力規制委員会が進めていることを受けた声明。

 日本原子力研究開発機構高速増殖原型炉もんじゅ(敦賀市)はトラブルが相次ぎ廃炉となるなどしており、元東京都小金井市長の佐藤和雄事務局長は会見で「国が進める核燃料サイクルは、既に破綻している」と述べた。

 佐藤事務局長らは、運転開始から四十年を超えた原発は再稼働するべきではないとも指摘。東京電力福島第一原発で増え続ける放射性物質トリチウムを含んだ水を、海洋放出の方が確実に処理できると強調した提言案を政府小委員会が一月に大筋で了承したことを受け、放出せずに長期保管するよう求めた
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https://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2020030202000167.html

【私説・論説室から】
現代版「水戸黄門」
2020年3月2日

 おもしろいビデオを見つけた。時代劇の水戸黄門が好きな人にはお勧めだ。

 舞台は原子力規制委員会の審査会。黄門様は審査会の座長役を務める地質学者の石渡明・同委員会委員、助さん格さんは原子力規制庁の職員、悪徳商人(越後屋)の役回りは日本原子力発電(原電)だ。原電は敦賀原発2号機が地質学的な理由から廃炉の窮地に立たされていて、その申し開きをしている。

 表現上、事実とは異なる場合があることをお断りします。

 越後屋 ボーリングデータでございます。

 助さん 以前は軟らかい粘土層があると書いておったのが、今回は硬いとなっている。

 越後屋 それは顕微鏡でよく調べたからで。新しい調査結果を入れてございます。

 格さん あったことをなかったことにしているのではないか。

 越後屋 書き換えはよくやるでしょう。

 黄門 黙らっしゃい。都合よく書き換えるなんてことは役人はやっても、科学者や技術者はしません。触って軟らかかったものが、よく見たら硬いなんてことがありますか。

 原電は東京電力などの支援を受け、東電には公的資金が投入されている。ドラマと違って、越後屋を懲らしめればすむ話ではない。

 ビデオは規制委のHPで「新規制基準適合性に係る審査会合2月07日」にある。一時間すぎからが見どころである。 (井上能行
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