2018年11月の記事。東京新聞の花井勝規記者の記事【来年70年、三鷹事件に迫る あす武蔵野で語り継ぐ集会】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/list/201811/CK2018112302000124.html)。
《一九四九年七月、東京の旧国鉄三鷹駅で無人電車が暴走し、六人が亡くなった「三鷹事件」。…三鷹事件では、暴走、脱線した無人電車が商店などに突っ込み、六人が死亡、約二十人が重軽傷を負う惨事となった。同じ時期に発生した下山事件、松川事件とともに国鉄三大事件と呼ばれる…竹内元死刑囚…は無実を訴えて再審請求をしたが、六七年に脳腫瘍で亡くなった》。
国鉄三大謀略「事件が、一九四九年の七月から八月にかけて立て続けに起きた」。東京高裁では、御長男による再審請求が続いているとのこと。国鉄労働組合(国労)つぶしという背景もあったのではないでしょうか。竹内景助元死刑囚は無実を訴えつつ獄中死されています。冤罪が晴れるれる日はいつになるのでしょう。
『●三鷹事件: 再審請求』
「三鷹事件でただ一人有罪とされた冤罪被告の遺族の方が再審請求を
されるようです…冤罪で家族は大変に御苦労をされたようです。
したがって、親族の方は反対されている方も多いようですが、
今回は長男の方が請求を出されたようです」
『●『美談の男』読了』
「冤罪が判明(冤罪の疑いが濃厚)した三鷹事件、松川事件、八海[やかい]事件。
下山事件、帝銀事件(p.90)」
『●『日本の公安警察』読了(1/2)』
「GHQの策略・謀略。《一九四九年は、いわゆる公安事件が続発した
年だった。下山事件(七月五日)、三鷹事件(七月一五日)、松川事件
(八月一七日)…。いずれをとっても謀略の色が濃く、…
「キャノン機関」が実行に関わったと指摘されるなど、今も多くが
謎に包まれている事件ばかりだ》」
『●『下山事件〈シモヤマ・ケース〉』読了(1/6)』
「国鉄三大ミステリー、あるいは、陰謀事件。「初代国鉄総裁である
下山定則が、常磐線の線路上で轢死体で発見された下山事件、
車庫にあった無人電車がいきなり暴走して運送店に突っ込み、
多くの死傷者を出した三鷹事件、そして列車転覆してやはり死傷者を
多数出した松川事件、この三つの事件が、一九四九年の七月から八月に
かけて立て続けに起きた」(…)。」
「家永三郎さんは「…松川事件について、…「結果的にはこの事件が
当時の権力者、支配者の側に大きなプラスをもたらした・・・。それまで
政府は革新勢力に押されていたのだが、事件は…、
日本の局面を大きく変えた」」(…)」
『●『自然と人間』(2013年12月号、Vol.210)についてのつぶやき』
「【events 三鷹事件再審を求める集い 12月6日(金)18時半~
…千駄ヶ谷区民会館…斎藤潤一『約束…』監督】。
三鷹事件(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/841f9e268326a5e657b01b9889a5c0e3)、
『約束』(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/8ca7f09d3e1a7878287a20c9ec3ab739)」
『●『自然と人間』(2014年1月号、Vol.211)についてのつぶやき』
「編集部【三鷹事件再審で歴史の扉が開かれるか】。
《家族が理不尽な処遇をされることはあってはならないと思います。
ましてや冤罪ではたまったものではありません》」
『●国鉄三大謀略「事件が、
一九四九年の七月から八月にかけて立て続けに起きた」』
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【http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/list/201811/CK2018112302000124.html】
来年70年、三鷹事件に迫る あす武蔵野で語り継ぐ集会
2018年11月23日
(車庫から無人電車が暴走、駅舎と駅前派出所を壊し
民家に突入して6人が死亡した「三鷹事件」の事故現場
=1949年7月15日)
一九四九年七月、東京の旧国鉄三鷹駅で無人電車が暴走し、六人が亡くなった「三鷹事件」。来年で七十年を迎えるのを前に、市民グループ「三鷹事件の真相を究明し、語り継ぐ会」が二十四日、武蔵野市内で集会を開く。事件の単独犯と認定された元運転士の竹内景助元死刑囚は、無罪を訴えて再審請求している最中に、亡くなった。遺族が遺志を継ぎ再審請求中で、節目の年を前に、関係者は「再審の実現を」と願っている。 (花井勝規)
三鷹事件では、暴走、脱線した無人電車が商店などに突っ込み、六人が死亡、約二十人が重軽傷を負う惨事となった。同じ時期に発生した下山事件、松川事件とともに国鉄三大事件と呼ばれる。
五〇年八月の一審判決は、起訴された国鉄労働組合(国労)の組合員ら九人を無罪としたが、竹内元死刑囚には無期懲役を言い渡した。翌年の控訴審でさらに重い死刑判決が言い渡され、上告審で死刑が確定。竹内死刑囚は無実を訴えて再審請求をしたが、六七年に脳腫瘍で亡くなった。
集会では、三鷹事件を取り上げた民放の特集番組を上映し、事件を振り返るほか、竹内元死刑囚の長男が二〇一一年に東京高裁に再審請求を申し立て、高裁や弁護団の間で続いている三者協議について、弁護団の弁護士が解説する。
会の代表世話人の一人で、三鷹市在住の元教員古川啓さん(65)は「三者協議の状況を聞く限り、そろそろ高裁が再審を決定するか、請求を棄却するかを判断する時期に来ている」と指摘。「再審の実現で闇の中にある真実を明らかにする第一歩を踏み出したい」と話す。
集会は午後二時、武蔵野市境の武蔵野スイングホール十階の会議室で。参加費は資料代として五百円。問い合わせは日本国民救援会三多摩総支部内の事務局=…へ。
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東京新聞【三鷹事件、再審開始認めず 竹内元死刑囚、東京高裁】(https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2019073101001553.html)
《東京の旧国鉄三鷹駅で1949年、無人電車が暴走し6人が死亡した「三鷹事件」で死刑が確定した竹内景助元死刑囚(45歳で病死)の遺族が申し立てた第2次再審請求で、東京高裁は31日、再審開始を認めない決定をした。弁護団は電車の破損状況などに関する専門家の鑑定書を新証拠として提出し、元死刑囚以外の複数犯行と主張したが、後藤真理子裁判長は「単独犯行とする自白の信用性を認めた確定判決に合理的な疑いはない」と判断した。元死刑囚は同じ旧国鉄職員だった共産党員ら9人と共に電車転覆致死罪で起訴された。捜査段階や公判で「単独犯行」「共同犯行」「否認」と供述を変遷させた》