Activated Sludge ブログ ~日々読学~

資料保存用書庫の状況やその他の情報を提供します。

●検察は控訴せず、無罪が確定…自白の強要や証拠の捏造など、袴田冤罪事件の被害者、袴田巖さんや袴田秀子さんの58年間の残酷な日々に報いるには?

2024年10月13日 00時00分00秒 | Weblog

[※ 「裁かれるべきは警察、検察、裁判所 袴田事件」(週刊金曜日 1490号、2024年09月27日) ↑]


(2024年10月10日[木])
検察・警察、裁判所、マスコミ…。自白の強要や証拠・調書の捏造など、袴田冤罪事件の被害者、袴田巖さんや袴田秀子さんの58年間、償いようがない、あまりにも残酷過ぎる58年間。多くの皆さんが、検察は控訴するな!、という声を上げたおかげで、期限2日前の10月08日[火]、漸く控訴を断念しました。本当に良かった。でも、検察は何の反省もしていません。裁判所からも謝罪の言葉があり、マスコミの一部から、朝日新聞にも謝罪の記事が出ましたが…、検察は何なんでしょうか? 上から目線、自分たちの先輩の不祥事を暴こうともしない。なんの検証もなければ、この先も冤罪者を見殺しにすることになるでしょうし、飯塚事件久間三千年さんのように、一度も自白がなく、物的証拠もない中で、死刑を執行してしまいました。大川原化工機でっち上げ事件でも、公安警察によるでっち上げが行われています。警察や検察は袴田冤罪事件について何の検証もしないつもりですか?



[「袴田さん 無罪確定へ」「建設控訴せず 捏造認定は「強い不満」](朝日新聞、2024年10月09日[水])]


[「検察「妥協」の控訴断念」「再審判決に「疑念」「承服できない」](朝日新聞、2024年10月09日[水])]


[「無罪 たどり着いた」「袴田さん姉「58年の苦労すっとんだ」」](朝日新聞、2024年10月09日[水])]


[「判決に納得という誤解、避けたい」「最高検・高検・地検 異例の対応」「検事総長の談話(要旨)」](朝日新聞、2024年10月09日[水])]


 10月7日に放映されたデモクラシータイムスの映像記事【袴田さん、無罪! ー それでも検察は控訴するのか ー 【The Burning Issues】】(https://www.youtube.com/watch?v=9vI5x_Zkieg)によると、《冤罪を訴えていた袴田事件 袴田巌さんに、9月26日、静岡地裁で「無罪」判決がでました。事件から58年。失われた時間はもどりません。警察、検察、裁判官はなぜ袴田さんを犯人としてきたのか。そこには、日本の刑事司法が抱える構造的な問題と、自分たちは間違わない、間違えないという、誤ったエリート意識正義への過剰な意識が見え隠れします。検察の控訴期限は10月10日。検察は人間として、自分たちの過ちを認めて、控訴を断念することを望みます。
ゲスト:
西村カリン  (仏リベラシオン記者、ラジオ・フランス特派員)
田鎖麻衣子 (NPO法人CrimeInfo代表、東京経済大学教授)
安東能明 (作家)
司会:
高瀬毅 (ノンフィクション作家)
2024年10月7日 収録》。


【袴田さん、無罪! ー それでも検察は控訴するのか ー 【The Burning Issues】】
 (https://www.youtube.com/watch?v=9vI5x_Zkieg

 この中に『戦後一時期の静岡県の特異性』というパネルが出てくる。「・静岡県警は冤罪のデパート」「・「二俣事件」「幸浦事件」「島田事件」「児島事件」」「・一人の警部の存在 紅林麻雄 最後は警視」。後日、この全ての事件はひっくり返っていく。〝殺しの神様〟〝拷問王〟…。

 さて、亀石倫子さんのつぶやき:

―――――――――――――――――――――――――――――――
https://x.com/MichikoKameishi/status/1843587722407227525

弁護士 亀石倫子@MichikoKameishi

畝本直美検事総長が談話。判決が捜査機関の「捏造」と断じたことに強い不満を示し当然ながら反省もお詫びもない有罪にするためなら証拠を捏造し嘘の自白をさせる捜査のあり方を、これからも変える気がない恐ろしいことだ

……

午後6:42  2024年10月8日
―――――――――――――――――――――――――――――――


 さらに、川内博史さんのつぶやき:

―――――――――――――――――――――――――――――――
https://x.com/kawauchihiroshi/status/1843576458431868984

川内 博史@kawauchihiroshi

過ちを認めることが出来ない、日本のエリート達の悲しい性の象徴のような談話

無罪判決を確定させた上で、袴田さんを冤罪に陥れた警察•検察証拠の捏造につき、徹底的に検証すべき

談話からは、一人の人の人生を冤罪により奪ってしまったことに対する深い反省を感じない

……

午後5:57 · 2024年10月8日
―――――――――――――――――――――――――――――――


   『●《いまも、死刑囚のまま》な袴田巖さん…《周囲に「自分は23歳だ」と吹聴
     …「彼がプロボクサーとしてデビューした年齢…今も闘っているのだ…」》
   『●《袴田巌さん…静岡地裁…無罪(求刑死刑)を言い渡した》…当然の「無罪」
      判決が漸く! 検察がこの再審判決に対して控訴するなど許されない!!
   『●再審判決・無罪…《事件当時、東京新聞は、袴田巌さんを犯人とする報道を
     しました。袴田さんと家族の人権、名誉を傷つけたことを深くお詫び致します》
   『●《<無実者を罰することは、犯罪事実よりも犯罪的である>…無実の人を罰する
       のは究極の国家犯罪といえる。理不尽な刑事司法とはもう決別すべき時だ》
   『●西村カリンさん《これ以上、あってはならない行動をしないで下さい。そして、
       巌さんと姉・ひで子さんに謝罪した上で…違法な行為を検証して下さい》
   『●検察・警察、裁判所、マスコミによって《大きく人生を変えられたのは、
     巌さんだけではありません。巌さんを58年支え続けてきた、姉のひで子さん》


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ●《日下部正樹氏「ルールを作... | トップ | ●袴田冤罪事件、何の反省もな... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事