【↑ 『適菜収 それでもバカとは戦え/真相究明と責任追及を“大阪ノーサイド”なんて冗談じゃない』 (2020年11月14日、日刊ゲンダイ)】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/281280)
(2024年05月08日[水])
数多のお維案件の一つ。
《◆定年退職後、人権侵害救済を申し立て 久保さんは同年3月、定年退職したが、沈黙を選ばず、昨年2月には大阪弁護士会に人権侵害救済を申し立てた。「僕が黙れば問題がうやむやになり、教育が政治家の思うつぼになっていく」と危惧するからだ》(こちら特報部)。初代大阪「ト」知事も、ウタの強制に夢中でした。たかがウタに「口パク」禁止令・監視命令を校長に出し、音圧計でも持ち出しそうな勢いでした…《現場の闊達(かったつ)さは十数年来、橋下徹氏や松井氏による大阪維新の会の行政下で損なわれた》(こちら特報部)。
『●犬がワンと鳴き、飼い主が喝采する、というお話』
『●音圧計でも持ち出しそうな勢い、
たかがウタに「口パク」禁止令・監視命令…アホらしい』
『●無節操の図: 橋下元大阪〝ト〟知事も十分に〝ト〟、
そして自民党も同じ穴のムジナ』
前大阪「ト」知事も同様だ。その恫喝体質、傍から見ていても、気分が悪い。元木川南小校長・久保敬氏への恫喝がその典型例。
『●《大阪維新「ファクトチェッカー」が一般市民の事実に基づく行政
批判を吊るし上げ!「まず吉村のイソジンをチェックしろ」と非難殺到》』
『●《4月の任期満了に伴う府知事選に出馬する意向》の大阪「ト」知事…
お維の「ファクトチェッカー」は「吉村のイソジンをチェック」したの?』
『●《維新は何かと「大阪では高等教育まで無償化」と主張し、タダで学校に
通えるかのように主張するが、真っ赤なウソだ》(日刊ゲンダイ)』
東京新聞の記事【こちら特報部/市長の方針に異論唱えたら処分…元校長が7日会見、教育現場への政治介入に危惧「発信し続けることが大事」】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/325523?rct=tokuhou)。《新型コロナ禍で授業の原則オンライン化を突然発表した松井一郎大阪市長(当時)の方針に異論を唱え、文書訓告を受けた元市立小学校長の久保敬さん(62)が7日、東京都千代田区の日本外国特派員協会で記者会見を開く。定年退職から2年余り。権力に向き合い、処分の理不尽さについて発信を続けるのはなぜか。(北川成史)》。
『●「公務日程なし」としてあまり登庁しない松井一郎大阪市長・元大阪「ト」
知事…「ルールに従えないなら、組織を出るべきだと思う」ねぇ?』
『●在阪メディアのお維《追従は相変わらず。性懲りもなくヨイショ報道ばか
りが繰り広げられている》そんな中、「カジノ用地賃料疑惑」を追及…』
木川南小校長とお維大阪「ト」知事三代・大阪市教委と、どちらが子供や教育のことを真剣に考えておられるでしょうか? 《大阪市教育行政への提言 豊かな学校文化を取り戻し、学び合う学校にするために》を読んで、判断してみるといい。
《久保さんは「政治的権力による教育への不当な介入は大阪だけの問題ではない」と感じている。背景に第1次安倍政権下の2006年に成立した改正教育基本法を見て取る》(こちら特報部)…こちらは数多のアベ様案件の一つ。
『●前川喜平さん《本来は自由で自律的でなければならない分野にまで
政治支配が及ぼうとしている…新聞やテレビ…教育、文化や学問…》』
《その森さんの後を継いだ小泉純一郎内閣で、教育基本法改正のための
中央教育審議会の答申がまとめられました。その結果として、
2006年の第一次安倍内閣のときに教育基本法の改正が行われた
わけです。この改正教育基本法には、「道徳心を培う」とか
「公共の精神」、「学校生活を営む上で必要な規律を重んじる」
など、教育勅語を復活させたい、戦前に戻りたいという傾向を持った
人たちが好むような言葉が、かなりちりばめられたことは確かです。
なんと言っても「我が国と郷土を愛する」態度を養う、といった
愛国心教育が教育の目標に掲げられました》
前川喜平さんのつぶやき:
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【https://twitter.com/brahmslover/status/1429019119328796680】
前川喜平(右傾化を深く憂慮する一市民)@brahmslover
大阪市の教育行政を批判する提言書を出した木川南小の久保校長に対し、大阪市教委が信用失墜行為を理由に訓告処分。いったい久保校長のどの発言がどのような信用を失墜させたというのか。不当な処分だ。
午後6:54 2021年8月21日
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
=====================================================
【https://www.tokyo-np.co.jp/article/325523?rct=tokuhou】
こちら特報部
市長の方針に異論唱えたら処分…元校長が7日会見、教育現場への政治介入に危惧「発信し続けることが大事」
2024年5月7日 06時00分
新型コロナ禍で授業の原則オンライン化を突然発表した松井一郎大阪市長(当時)の方針に異論を唱え、文書訓告を受けた元市立小学校長の久保敬さん(62)が7日、東京都千代田区の日本外国特派員協会で記者会見を開く。定年退職から2年余り。権力に向き合い、処分の理不尽さについて発信を続けるのはなぜか。(北川成史)
(教育への政治の介入に懸念を深める久保敬さん)
「単に僕が名誉を回復したいからじゃない。教育委員会が子どものほうを向き、自立して教育政策を進めているかを問いたい」。久保さんは、そう強調する。
2021年5月、市立木川南小校長だった久保さんは、通信環境が不十分なまま導入されたオンライン授業について「学校現場は混乱を極めた」などとする提言書を松井市長らに送付した。すると3カ月後、市教委から「職務上の義務に違反し、教育公務員としての信用を傷つけた」と文書訓告を受けた。
2022年1月、久保さんは市教委に要望書を提出。処分の取り消しとともに、職務上の義務違反や信用失墜行為について具体的説明を求めたが、回答はなかった。
(久保さんが松井市長に送った提言書のコピー(久保さん提供))
◆定年退職後、人権侵害救済を申し立て
久保さんは同年3月、定年退職したが、沈黙を選ばず、昨年2月には大阪弁護士会に人権侵害救済を申し立てた。「僕が黙れば問題がうやむやになり、教育が政治家の思うつぼになっていく」と危惧するからだ。
1985年に教員になり、解放教育にも携わった久保さんは「大阪の教員には、学校教育を通じて助け合う社会をつくる心意気があった」と振り返る。だが、現場の闊達(かったつ)さは十数年来、橋下徹氏や松井氏による大阪維新の会の行政下で損なわれたという。
教育振興基本計画づくりに首長が関与できる条例の制定や、内申点に結果を反映させる独自の学力テストの導入などが進んだ。「統制強化の教育施策がトップダウンでどんどん下りてきた。子どもに対してはテスト、テストで競争させ、画一的な数値評価が進んだ」
教育の独立性低下に危機感を抱く人は多い。久保さんを支援するため、教員OBを含め100人以上の規模の市民応援団が結成された。
(久保さんに対する文書訓告のコピー(久保さん提供))
◆「大阪だけの問題ではない」
市民応援団は今年1月、文書訓告を決定した経緯の調査を求める要請書を市教委に提出した。市教委幹部のメールのやりとりを情報公開請求した結果、久保さんの提言書への対応は市教委の主体的な判断ではなく、ゆとり教育に否定的な元文部科学官僚で、大阪市特別顧問を務めていた大森不二雄氏の指示がうかがわれるという。
久保さんは「政治的権力による教育への不当な介入は大阪だけの問題ではない」と感じている。背景に第1次安倍政権下の2006年に成立した改正教育基本法を見て取る。
改正法で「愛国心」が盛り込まれたほか、教育の自由をうたう条項の文言が修正され、政治介入の余地をつくった。教育現場が疲弊し、息苦しくなっている実態は、教員のなり手不足のほか、子どもの自殺やいじめ件数の増加という面でも表れていると指摘する。
◆脳裏をよぎる戦前の暗い歴史
「現場の先生が考えなくなっている」。久保さんは暗い歴史を念頭に、警鐘を鳴らす。「戦前の教員も『上が言うから仕方がない』とあきらめているうちに、教え子を戦場に送り出すようになったのではないか。戦争がいつでもできる国につながる危険な状況だ」
一連の出来事は、欧米やアジアなどの教育研究者にも伝わり、久保さんと交流の輪ができた。「正当性のない文書警告を放置すれば、さらに意見が言えず、ますます抑圧的な学校になる」と背中を押された。特派員協会での会見では、こうした海外の教育研究者からの反応も、内外のメディアに知ってほしいと願う。
久保さんは力を込める。「小さな声でも、発信し続けることは大事だ。後になって『こんな日本の教育になってしまった』と、何も言わなかったことを後悔したくない」
【関連記事】維新、またぞろ「大阪都構想」もくろむ? 市長が提唱「区のブロック化」は不人気万博に代わる頼みの綱か
【関連記事】勤労感謝の日に職員3000人を7時間タダ働きさせようとする大阪府・大阪市のヤバさ これが「維新流」?
=====================================================
最新の画像[もっと見る]
- ●畠山理仁さん《そうした人たちが悪意ある不確かな情報の波にのみ込まれないためにも、既存メディアは選挙期間中も確かな情報発信を続ける必要がある》 4時間前
- ●東京新聞【こちら特報部/「海に眠るダイヤモンド」がスルーした軍艦島もう一つの過酷 「働きます」と言うまで殴られた朝鮮人労働者】 1日前
- ●もう怒りしかない…2人の職員を自死させた斎藤元彦氏に投票した人々、N党の「どうかしている人」を支持・支援した人達、何も感じないのか… 2日前
- ●日本学術会議の任命拒否問題、違法な状態がずっと続いている…アベ様に忖度したスガッチ政権以来、キシダメ政権、イシバ政権、ずっと違法なままだ 3日前
- ●お維・吉村洋文大阪「ト」知事がアノ大阪「ト」構想の検討チームを設置…《過去2度も住民投票で否決されている大阪都構想を再び持ち出し…》(HUNTER) 4日前
- ●お維・吉村洋文大阪「ト」知事がアノ大阪「ト」構想の検討チームを設置…《過去2度も住民投票で否決されている大阪都構想を再び持ち出し…》(HUNTER) 4日前
- ●飯塚事件《久間三千年…元死刑囚は自身も含めた確定死刑囚の名前と判決確定日が記されたリストを透明の仕切り板越しに示した。執行済みの死刑囚は…》 5日前
- ●笹倉香奈教授「袴田さんの再審無罪…現に死刑判決を言い渡された無実の人がいる…著しい不正義が実在…死刑制度に対する根源的な問題が改めて提起」 6日前
- ●清水潔さん《死刑執行後に冤罪の可能性が指摘…「飯塚事件」…検察は証拠開示をしないと。…これも袴田事件のように間違った判決だったのでしょう》 1週間前
- ●大川原化工機でっち上げ事件、東京地検は《警視庁公安部捜査員ら3人を不起訴》…弁護士「犯罪の成否について裁判所の判断を仰ぐ機会が奪われる…」 1週間前
「Weblog」カテゴリの最新記事
- ●畠山理仁さん《そうした人たちが悪意ある不確かな情報の波にのみ込まれないために...
- ●東京新聞【こちら特報部/「海に眠るダイヤモンド」がスルーした軍艦島もう一つの...
- ●もう怒りしかない…2人の職員を自死させた斎藤元彦氏に投票した人々、N党の「どう...
- ●日本学術会議の任命拒否問題、違法な状態がずっと続いている…アベ様に忖度したス...
- ●お維・吉村洋文大阪「ト」知事がアノ大阪「ト」構想の検討チームを設置…《過去2度...
- ●飯塚事件《久間三千年…元死刑囚は自身も含めた確定死刑囚の名前と判決確定日が記...
- ●笹倉香奈教授「袴田さんの再審無罪…現に死刑判決を言い渡された無実の人がいる…著...
- ●清水潔さん《死刑執行後に冤罪の可能性が指摘…「飯塚事件」…検察は証拠開示をしな...
- ●大川原化工機でっち上げ事件、東京地検は《警視庁公安部捜査員ら3人を不起訴》…弁...
- ●NHK《警視庁公安部内の会議内容が録音された音声記録…独自の法令解釈で事件化を押...
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます