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発達トラウマは、見逃されやすい
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叡智は耳からも 子どもをダシに使う学校には、ホンダシを! 「子どもをダシに使う学校」。 形容矛盾でも、言語矛盾でもありません。学校が子ども......
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ヴァン・デ・コーク教授の The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体はその傷を覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』
今日から,第3章。「脳の中身を見る 脳科学革命」に入ります。p.43の,第4パラグラフから。
すべてのトラウマは,言葉にならないからって,トラウマを負わされた人が,自分が出くわした悲劇のことを話せない,ということじゃありません。遅かれ早かれ,トラウマを負わされた人も,自分の症状や行動をみんなが解るようになる「辻褄合わせのお話し」と多くの人が呼ぶお話を思いつきます。この辻褄合わせのお話しは,その体験の心の真実を捉えていることはめったにありません。自分がトラウマを負わされた体験を,「なるほど本当だね」と感じられる一貫性のある物語にすること,起承転結のある物語にすることは,並大抵のことではないのです。著名なCBSの特派員,E.D.モローのような練達の記者でさえ,ナチスのブーヘンヴァルト強制収容所が1945年に解放された時に,彼が見た残虐行為の数々を伝えるのに苦労しました。「私が申し上げていることは真実であることを認めていただきたい。私がこの目で見て,この耳で聴いたことをお伝えしていますが,それは一部でしかありません。というのは,そのほとんどは,言葉にならないものだからです。」
ウィキペディアによれば,ブーヘンヴァルト強制収容所の有様に憤った,アメリカ軍のバットン将軍は,近隣のドイツ人市民2,000人をここに連れてきて,その惨状を見せたところ,ほとんどの人が気を失うか,目をそらしたと言います。
ことほど左様に,トラウマ体験は,表現する言葉が見つからないのが普通です。言葉にできなければ,その体験を能動的に自分の体験として受け止めることができません。