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▲場外への排水無しの焼却施設の現状

■どうしてこのような施設に、県は許可を下ろすのか!

 愛西市内にある産廃施設内に、県の職員とともに入った。
 悪臭や排水で問題を起こしており、一応改善が終わったとのことで、改善状況を見るための見学であった。

 産廃焼却炉の許可申請には、「場外から悪水を出さない」とされているものが多い。この施設も、例外ではない。

 6月には、焼却灰に掛けた水を場外にポンプアップして排水していた。場内は飛灰が吹き出した。その雨水も場外の農業用水に排水されていたのである。一応、重金属類の水質検査は行われたが、ダイオキシン調査はされなかった。
 今日は、施設の改善状況を見に行ったわけだが、場内をみて更に問題点を発見。廃棄物にかかった雨水や、焼却灰がこぼれている場内の雨水が、すべて場外に排水される構造になっていた。排水先は、農業用水。このような不備は、申請の段階でわかることでもあり、稼働前の「県の確認」でも指摘がされなかったことに、県のチェックの甘さを感じた。

 直ちに、県は改善の指導を行った。

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